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第二種電気工事士 基礎と基本

まったく電気(工事)に関わったことがなくても
この2つを理解できれば電気工事の内容が分かります。

1.「電気配線は、この2つだけ?」
2.「電気単線図を複線図にする絶対ルール」

 1.「電気配線は、この2つだけ?」

   1)コンセント配線

   2)スイッチとランプ(負荷)

 2.「電気単線図を複線図にする絶対ルール」

1)接地側は絶対白線をつかい、複線図を書くときは絶対一番最初に書く 
2)非接地側は絶対黒線をつかい、電源からスイッチの一次側は絶対黒でつなぐ

 電気工事会社や電気店で、実際に電線に触って電気工事の手伝い作業をされている方や未経験(素人)者の方の絶対必要な基礎となりますが、知らない と合格も難しくなるのでちょっとだけ頑張ってみませんか.。

 ここまで20年間、年一回開催で10人程度小人数 各2日間講習(筆記・実技講 習)で、最終的に次年度再受験をしなかった8人をのぞき、197人以上全員が 第二種電気工事士に合格しています。 
合格後も現場に出た際には、即役立つ内容です。

 合格した生徒様のなかには、新規電気工事会社を立ち上げて、年商1億を超えています。

筆記試験(学科)

 筆記試験の問題2・配線図31問から50問中で、「2.電気単線図を複線図にする絶対ルール」が基本となる複線図が分からないと解けない問題が、毎年出題されていますので絶対覚えておく必要があります。


1.「電気配線は、この2つだけ?」

 分電盤ブレーカーの電源から、ケーブル用ジョイントポックスを経由してコンセント、スイッチ、ランプ(負荷)に電線をつないで電気を流すのは、この2つだけです。

<この単線図に書かれたものが、電気工事の基本となります> 

1)コンセント配線
コンセント配線では、電器器具などを後でコンセントに差して使用する.。

2)スイッチとランプ(負荷)の配線
スイッチ操作で、スイッチを通してランプや換気扇モーター等を使用する。

小学生の時、理科の実験でやったでしょうか。これ思い出してください。
スイッチ押したら電気がついた。

簡単に見える図

電気配線はこの2つだけの まとめ

1.「電気配線は,この2つだけ?」電気工事でおこなわれている内容は
単相/三相であっても基本的には下記の2つを利用して電気機器を使用する
ための、電気を運ぶ経路を作るだけだと考えると、そんなに難しいものでは
ないはずです。
たったの2パターンですから

1)コンセント配線では、電器器具などを後でコンセントに差して使用する
電気配線

2)スイッチ操作で、スイッチを通してランプや換気扇モーター等を使用る電気配線

 3路スイッチや4路スイッチを使用しても、2)スイッチとランプの配線の応用でしかありません。 
<3路スイッチ・4路スイッチの配線図説明は最後にあります>

あれ。これだけ!と思いませんでしたか。

たった2つだけで後は、2.「電気単線図を複線図にする絶対ルール」応用があるだけです。

2.「電気単線図を複線図にする絶対ルール」

※複線図にする絶対ルールとは

1)接地側は絶対白線をつかい、複線図を書くときは絶対一番最初に書く。

2)非接地側は絶対黒線をつかい、電源からスイッチの一次側は絶対黒線でつなぐ。

※スイッチの片側電源が入る方を一次側、スイッチから負荷につないでいく方を二次側と表現します。

3)コンセントは途中で接続があっても絶対に接地側白線と非接地側黒線が 電源元からつなげっている。 

 単相2線式 100Vの配線では、電源側の変圧器でB種設置工事をした端子から接地側電気配線とし、接地していない端子からは非接地側電気配線としています。

内線規程では、非接地側電線のことを電圧側電線と称します。
なおスイッチを施工するにあたり、接地側(白線)にはスイッチを施工してはいけません。

なぜなら接地側ではスイッチを切っても負荷に電圧がかかっているからです。

非接地側電線にスイッチを施工し「切」にするとにより、負荷の交換などでも感電や漏電事故を防止することが出来ます。

1)接地側は絶対白線をつかい、複線図を書くときは絶対一番最初に書く。

どんな時も絶対に白線を完成させてください。(白線を間違えると、電気的にショートしてしまい危険ですので気をつけてください)

2)非接地側は絶対黒線をつかい、電源からスイッチの一次側は絶対黒線でつなぐ。

※二次側はスイッチの反対側からランプ(負荷)に接続する。(点線で表示した部分)

3)コンセントは途中で接続があっても絶対に接地側白線と非接地側黒線が電源元からつながっている。

3路スイッチ複線図

4路スイッチ複線図

まとめ

2.「電気単線図を複線図にする絶対ルール」

1)接地側は絶対白線をつかい、複線図を書くときは絶対一番最初に書く。

2)非接地側は絶対黒線をつかい、電源からスイッチの一次側は絶対黒線でつなぐ。

3)コンセントは途中で接続があっても絶対に接地側白線と非接地側黒線が電源元からつなげっている。 

上記三つの絶対ルールと2次側配線

接地側は絶対に白線、非接地側電源は絶対に黒線、スイッチからの2次側電線は白線または赤線。

※単線図はどの場所に何の器具を配置するかの指示書で、複線図は電気工事の為の設計図です。

実技試験に出される13の問題配線図を複線図になおすときは、30秒以内で完成できるようにしてください。

第二種電気工事士を目指すみなさん、合格は未来の力になるはずです。

頑張ってください。



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