広夢

奄美大島で田舎暮らし

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鴨川の夕日、レモンサワー

「緊張して目が見られへん」 なんて言っちゃうような、可愛らしい人にあっけなく僕は負けそうだ。 出会いはいかにも現代風でマッチングアプリ。 彼女は京都で僕は鹿児島だから、実際に会う日が来るなんて思ってもいなかった。 マッチング→インスタを交換→LINE交換→電話するようにというありきたりな流れで電話をするようになった僕らは、今日初めて会った。 自分でも特殊だなと思うけれど、僕はいつからか人の容姿よりも話し方の癖や声に惹かれるようになっていた。 これは音楽が好きな事が関係し

    • 1人の人として

      社会人として使えるかどうか、の視線を常に感じながら生きている。 仕事は楽しいなんて感覚はそこになく、ミスがないかどうか、怒られないかどうかを常に警戒をする日々。 使えない、という認定をもらって弾かれないように緊張感と共に働いて、家に帰って仕事モードのスイッチが切れたと同時に疲労感に襲われる。 目の前にはだらしなく散らかった部屋が広がっていて、社会人になったら好きな物を買って好きな部屋に、なんて言ってた家はどこにもなくて泣きそうにもなる。 そんな生活の中でも、使えるかどうか

      • 寝れないので明日の午前中は休みます

        ここ最近、2時くらいまで全く寝れない日々が続いている。 おかげさまで、日中の仕事はヘトヘトで全然上手くいかず、パフォーマンスもダダ落ち。 早く寝なければ、と言う思いは不安を加速させてさらに寝れなくなるという最悪の負のループに入っている。 全く眠れない原因はわかっている。 小さなズレがいくつも重なったことだ。 急遽、休みが仕事になった事 中学の友達の変わりっぷりについていけなかった事 いつもよりも仕事終わりが遅かった事とか。 小さな出来事のズレは思ったより気を遣い、スト

        • エブリデイ仕事だけども、日々なんとか生きれてます。

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        鴨川の夕日、レモンサワー

          好きな人が原動力になってしまった

          好きな人が原動力になってしまった

          綺麗なままじゃ生きれなかったとしても、綺麗なまま生きてみたかった。

          綺麗なままじゃ生きれなかったとしても、綺麗なまま生きてみたかった。

          愛する

          もう涙も枯れたのなら どうか報われますように 眠れない夜に 抱きしめて大丈夫だと 言える強さを いつか持てますように 朝を迎えた時に 幸せな気持ちになる日々が 訪れますように あなたの毎日が 愛で、笑顔で溢れますように。

          愛する

          1人でなく、大人数で食べるご飯は美味しい。 それが冬になると2倍美味しく感じる。あったかいからかな。 今年の冬は鍋たくさんしよう

          1人でなく、大人数で食べるご飯は美味しい。 それが冬になると2倍美味しく感じる。あったかいからかな。 今年の冬は鍋たくさんしよう

          ライブハウスにて

          ライブハウス。 始まる前のミスト 胸の高鳴り 湧き上がる歓声 圧倒的な存在感と熱量 この空間にいる人たちと、音が鳴り止むその時まで僕らは一体化する。 他人だろうと構わず肩を組み共に歌う。 ライブが終わり、ライブハウスを出たら僕らは何も言わずに他人に戻り、それぞれの人生に帰る。 ライブハウスにて。

          ライブハウスにて

          人生こっから

          僕の最近の最近の口癖は、「人生こっから」である。 悪いこと、上手くいかない事があればすぐこれを言うようにしている。 そしたら、本当にそんな気がしてくる。言霊ってやつだろう。 そしてこの「人生こっから」という言葉は、調子が良い時でも使えるのだ。 家庭環境も仕事も調子がすこぶる悪い。が、人生こっからなので僕は余裕なのである。 あら不思議。どんなことも意外となんとかなるもんだ。

          人生こっから

          大人になったんだ

          何かに対して本気で取り組むことがなくなった。 必要最低限で生きることを覚えた。 夢や野望をもって生きることより、風並みを立てずに暮らせる方を選ぶようになった。 諦めを知った。気づけばここ数年、悔しくてや嬉しくてで涙を流すことをしていなかった。 大人になったんだ。 子供の頃に、こんな大人になりたくない、と思っていた大人に気がつかないうちになってしまっていたんだ

          大人になったんだ

          最近ずっと気を張ってる。 気を抜ける空間と時間が欲しい 体調崩さないようにしないとなー

          最近ずっと気を張ってる。 気を抜ける空間と時間が欲しい 体調崩さないようにしないとなー

          このままでいいのか期

          今年も気がつけばもう2ヶ月を切っている。 下半期に入ってからというもの、ほとんど波のないメンタルで仕事もプライベートも過ごしている。平和だ。 彼女ができてからというもの、無駄に友好関係を広めることもしなくなったし、一人旅に行き旅先で出会いを求めることもなくなった。 暇なのだ。最近。 少し前まで小説や映画にハマっていたけれどまったく頭に内容が入らなくなった。 僕の体は今、何かしらの知識や情報を得ることを拒んでいる見たいだ。 仕事を終えて帰ってから何をしてると聞かれた時に、

          このままでいいのか期

          キラキラしていると思っていた街は、キラキラで着飾って寂しさを隠したそんな街で 言いたいことと言えないことと 嘘と本音で溢れてる

          キラキラしていると思っていた街は、キラキラで着飾って寂しさを隠したそんな街で 言いたいことと言えないことと 嘘と本音で溢れてる

          美味しいご飯とくだらない話と、あと音楽があれば死にはしない

          この日の居酒屋は満席だった。そんな中でも会話が出来るくらいにバイトは慣れた。 出張中に仲のいい先輩が亡くなってしまったと言う社長は、予定より5日ほど遅れて帰ってきた。 「出張から帰ってくるの遅かったですね」 「いやぁ、それが地元の先輩が亡くなってしまってん。まだ42歳やで?」 「そんなに若く?癌か何かですか?」 「それが、自分で逝ってしまったらしくて。めっちゃ仕事できる良い先輩やったんやけどな〜。あ、そのドリンクあっちに持って行って」 ドリンクを持って行った席では、二十代

          美味しいご飯とくだらない話と、あと音楽があれば死にはしない

          僕ら花束みたいに寄り添って

          8月31日で夏は終わらない。 9月に入っても30度越えの日々が続き、入道雲の輪郭もますますハッキリしたように思えるほど。 いつになったら涼しくなるのか、そんなまだまだ夏が続く島に彼女が遊びに来た。 「夏が終わる前に島に来て欲しい」 という僕の要望をのんで、わざわざ会いに来てくれた。車で空港まで迎えに行き、1ヶ月ちょっとぶりに再開した彼女は長かった髪を肩くらいまでバッサリ切っていた。 めちゃめちゃ僕の好みになっていたから、少し戸惑ってしまって、 「なんかよそよそしいなぁ〜」

          僕ら花束みたいに寄り添って