介護職員初任者研修修了
ずいぶんと記事の期間が空いてしまいました。その間とても忙しい日々を過ごしていました。退職したら自分の住んでいる町の予算のことなんかを調べて予算書から読み取れる疑問点をあらいざらい出そう!なんてことをず〜っと考えていたわけですが。実際に退職してみて失業給付を受けながらサバティカル休暇みたいなのをドーンと過ごした時に、暇で仕方ないので自宅の庭の整備とかいろんな事をして過ごしました。日本人に昼休みとしてシエスタみたいなのを与えたとしても、なんかくつろげないだろうなぁとつくづく思いました。あんなに欲しかった長期休業がこんなに苦痛だとは考えもしなかったわけです。人間は社会性の動物なので社会となんらかの接点を持っていないとグダグダになりそうで怖くなりました。それで結局何に取り組んでいたかというと介護職員初任者研修のスクーリングに参加していたわけです。
退職して3ヶ月がたちこんな毎日で良いのだろうかと思いながらもんもんとしてたわけですが、ハローワークで介護福祉初任者研修の講座があるのがわかって、ここ2ヶ月間は往復に電車で2時間かけて通い続け230時間に及ぶ講義を受講し、ついに本日修了証がいただけました。😆
来月からは市内の事業所で働くことになります。今まではロールプレイングみたいな感じで同級生の中だけでシミュレートしてた実技が本番になるわけです。大丈夫だろうか?という一抹の心配がありますがなんとかがんばらなきゃ、高い介護保険料を収めて来られたご利用者さんに申し訳ありません。
この2ヶ月でボディメカニクスという介護士特有のテクニカルな動作を習得するとともに座学として福祉三法〜六法の成立過程とか福祉を中心とした社会制度の変遷なども学びました。高校の生物基礎の教科書を読んでいて、さらに心理学全般を学んでいたことで座学自体には馴染みのある用語もたくさんあったのは運が良かったとも思います。
いずれにせよ自立支援を目的とした現代介護の世界ではQOLやICFの基本的な考え方がありチームの一部として高齢者や障がい者のサポートをするわけです。3Kと呼ばれる世界で介護職員としての地位向上のためにスキルアップとしての国家資格取得も視野に置いてがんばらなきゃいけません。
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