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4年間のふりかえり①・議員活動のまとめ
皆様からの応援をいただき、弟子屈町議会議員としての任期が始まってからあっという間の4年間となりました。いつも見守っていただきありがとうございます。
議員としての活動はもちろん、地域の様々なお役目をいただきながら、弟子屈町の未来のために一生懸命に取り組んできました。
今回の記事では、議会で発言した質問をまとめてみようと思います。
本議会が行われる議場で質問をすることは、議員として最も重要な役割と言えます。
議員をやってみてよく分かりましたが、議場での「質問」は、議事録にも残る、とても強い力を持つもので、役場職員のみなさんも質問したことに対しては真摯に向き合ってくださいます。もちろん、議員自身もいい加減な発言はできませんので、しっかりと準備をして質問に臨むことが重要だと思います。
特に町政全般に対して聞くことができる「一般質問」は、事前に質問内容を通告しなければならないルールなので、1本レポートを書くような労力はかかります。
一人の町民としての目線を大切に、様々な現場で見聞きしたこと、町民の皆さんとお話ししたことを基に、議会定例会では必ず質問をしてきました。
ある程度の傾向があるので、次にまとめてみます。
こんなテーマの質問をしてきました
質問の傾向をおおむね4つに分類してみました。
リンク先は該当する議会だよりです。
①SNS等を活用した町政の情報発信について
4年前は、公式YouTubeチャンネルの開設や、公式LINEによる町の情報発信がちょうど始まった頃です。防災情報を迅速に発信することや、広報モニターの結果をもとに、より分かりやすい情報発信がされるよう質問を重ねてきました。また、インターネット媒体だけでなく、行政資料を紙ベースでも閲覧しやすいよう図書館に設置していただくなど提言をしてきました。
・令和2年第4回定例会:行政活動のSNSを活用した情報発信について
・令和3年第4回定例会:SNSを活用した防災気象情報の発信について
・令和4年第3回定例会:行政資料が手軽に閲覧できるよう整備を
・令和5年第2回定例会:広報モニターの結果について
②弟子屈高校の存続について
町内唯一の高校の存続と、まちの賑わい作りは直結することと考えます。
高校での給食提供に関すること(令和5年度より無償提供が開始)、中学生が入学したいと思える魅力ある学校作りについて、取り組みを後押しできるよう質問を重ねてきました。
・令和4年第3回定例会:地域連携校導入に伴う弟子屈高校への支援等の状況は
・令和4年第4回定例会:弟子屈高校の給食提供について
・令和6年第2回定例会:弟子屈高校の魅力化に向けた取り組みについて
③子どもたちが過ごす場の環境改善について
児童クラブでの「あんしんメール(連絡網アプリ)」の導入、コロナ禍において利用が増加したスケートリンクの休憩小屋・トイレの整備などを後押ししました。また、保育園・こども園の待機児童の解消や、乳幼児の子育て環境整備についても質問をしています。
・令和3年第1回定例会:スケートリンク休憩小屋の老朽化について
・令和4年第4回定例会:地方創生の仕組みを使った奨学金制度の活用について
・令和5年第1回定例会:放課後児童クラブの連絡体制について
・令和5年第2回定例会:ヒグマの出没状況と学校での対応について
・令和6年第2回定例会:美留和小学校の特認校としての現状について
・令和6年第3回定例会:より充実した子育て支援・子育ち環境にむけて
④弟子屈町内の豊かな自然を活かした観光地域づくりについて
阿寒摩周国立公園に代表される自然環境の適切な保護と利用のバランスが保たれ、後世に残っていくように、観光地域づくりに関する取り組みについて質問を重ねてきました。
・R3①SDGsの推進について
・R3③観光振興計画の策定について
・R5①星空を活かした観光地域づくりについて
・R5①入湯税の引き上げについて
・R5①複合施設予定地の樹木伐採について
・R5④弟子屈町ならではの高付加価値化にどのように取り組むか
・R6②釧路川カヌー発着地の現状について
他にも、町民の皆さんからの心配の声などをお聞きする場面のありますので、それに応えられるよう質問に臨んでいます。
・R4①町職員への各種ハラスメント対策の内容は
・R4④町内の人材不足の諸問題について
・R4④町職員に対する各種ハラスメント対策の状況は
・R5②中心市街地再構築の取り組みの状況は
・R5③役場庁舎内の環境改善について
・R6①移住・定住促進の成果と今後の諸問題について
委員会活動について
議場での本会議の他にも、各種委員会の役目が割り振られ、それぞれ議員が委員会活動に臨みます。
主な動きとしては、定例会後の議事を編集し、年4回発行する議会だよりの編集委員が挙げられます。当初は「議会広報編集特別委員会」でしたが、任期途中からは、常任委員会として格上げをすることができました。
特別委員会の時から引き続き委員長を務め、編集作業の効率化を図りながら、3名の委員の皆さんとともに読みやすい記事の編集に取り組んできました。現在では議会だよりはPDFファイルが弟子屈町ホームページ内でも閲覧ができるようになっています。
というわけで、長くなりましたが、様々なお役目をいただいた4年間でした。
初めてのことばかりで手探りになることも多々あり、勉強不足を痛感することもありますが、先輩議員からは「思い切ってやってみれ」と背中を押していただきながら務めることができたのはありがたいことでした。
まだまだ発信不足を痛感していますが、いまの町議の中では唯一、SNSを使って議会の開催状況などを発信してきました。同世代の方を中心に傍聴に来てくれる方もいたのは心強かったです。この場を借りてお礼申し上げます!