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「町議会だより(第98号)」が発行されました②

前回の記事に引き続き、町議会だより第98号についてです。

■弟子屈町公式ホームページ「議会だよりのページ」
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/kurashi/soshikiichiran/gikaijimukyoku/1/gikaidayori/919.html

3月9日(火)~12日(金)に令和3年第1回定例会を終えました。
今回の定例会は、新年度の当初予算の審議がメインです(が、この投稿は、その他の審議についての内容です)。

議会開催中の新型コロナウィルスの感染対策として、長時間密にならないよう、議案を提出する担当課以外は一時退席するなど、理事者側(役場の管理職等)が小まめに席替えをしながら議事が進められました。

定例会前には、予算書等の資料が配布され、噂には聞いていたものの、正直どこから手をつけて良いものか面喰ってしまいましたが、各所から助けをいただきながら読み込み、質疑も準備して審議に臨んでいます。

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(ペーパーレス化も進めばいいなぁとつぶやいておきます…)

令和3年度の当初予算については、広報てしかが令和3年4月号に掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の議会だより第98号の内容についてです。令和3年度当初予算の審議の他にも、常任委員会からの報告、町からの提出議案がそれぞれ可決、同意されています。
その中から、いくつかピックアップしてみます。

■専決処分事項の報告
→議会が決定すべき事項を、議会を招集する時間的余裕が無い場合などに、首長が議会に代わって処理することを専決処分といい、地方自治法で定められています(第179条、第180条)。ふるさと納税と新型コロナウィルスワクチン予防接種に伴う歳入歳出の追加について報告があり、承認されています

■条例の制定などの議案
→国の制度が改正されるのに合わせ、弟子屈町の条例も一部を改正するなどしています。全部で12件ありましたが、その中から2件を紹介したいと思います。
①(議案第1号)議会議員および町長選挙における選挙運動の公費負担に関する条例制定
公職選挙法の改定によって選挙運動経費の公費負担が拡大されることになり、これにあわせて町条例も制定されました。次の選挙から適用されることになります。
町議会議員選挙においては、次の3つが公費負担の対象に。
・選挙カーの使用
・選挙運動用ビラの作成(配布も解禁されることになります)
・選挙ポスターの作成
また、供託金制度(15万円)が導入されることになり、一定の得票数に達しない場合は没収されることになります。
個人的には、公費負担の枠が拡大されたからといって、大規模な選挙運動が可能になるということではなく、お金をかけずに小規模でも工夫した選挙運動のスタイルを模索していけるようになればと思っています。地方議会議員の高齢化、女性議員の少なさ等、なり手不足が全国的にも言われています。性別・年齢が多様な議員構成が進むよう願っています。

②(議案第10号)弟子屈町企業振興促進条例の制定
平成23年に制定されていた同条例ですが、町内に事業所を新設する事業者に対して、現状に合わせて対象を拡充し、全部改正となっています。昨今動きのあるワーケーションに合わせ、サテライトオフィスの設置といった項目もあります。
役場ホームページに詳細が載っていますので、こちらもご覧ください。
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/kurashi/soshikiichiran/kankoshokoka/4/1/3327.html

■令和2年度の補正予算 5件
交付金や事業の確定によるもので、ふるさと納税の増額、摩周厚生病院の運営費補助(前年比では減額になっています)の割合が大きくなっています。
その他、新型コロナウィルス関連の影響で、入湯税や公共施設の利用料減、会議のリモート開催による出張旅費の減、などがあるのは今年度ならではの特徴かもしれません。

今回はここまで。
次の投稿では、令和3年度当初予算質疑と一般質問について書きたいと思います。

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