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職業ペインターが頑張らないといけないこと

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23・10・13
絵について
職業ペインターが頑張らないといけないこと
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細身な人はすぐお腹を壊して栄養吸収効率が悪いから細身説をとなえているヒロです(そうですわたしです)(おなかゴロゴロ)


アニメやカラー漫画などの絵を描く仕事だと、線画を描く人と色を塗る人がわかれて1枚の絵を仕上げていくことがよくあります。

「大量の絵」を描く必要があるので、作業を分担することで制作効率を上げる為です。


大量の絵が必要になるということは多くの人員が必要になるので、「絵を描く仕事」が増えるのはとても良いことだと思います。


でも作業を分担していることによる弊害があって、ペインター(色を塗る人)側で仕事をしている身として、職業ペインターが気をつけないといけないことについて共有できたらと思います。



▼ デザインパートで絵の情報をコントロールしている割合が大きい

作業を分担しているとよくあるのが、「デザイン」の部分を作業がペインターにまわってくる前に、他の人が担当していることがよくあります。

その中でも、絵の要素としてとても大きい「構図」が作られた状態で作業がまわってくることがよくあります。


色を塗る作業は最終的にお客さんが見る絵に近い状態にする作業なので、「自分がこの絵を描いた」という意識を強くもつ傾向にありました。僕の場合です。


でもデザインや構図を作るパートも受け持つようになってわかったのは、実は鑑賞者にとって良い絵になるかどうかは、フィニッシュ作業に近いペインティングパート「ではなく」その前工程の、キャラクターや絵の中に何を描き入れるかのデザイン作業、構図を作る作業の方が、大きい役割を担っていることがわかってきました。


僕の感覚だと7:3、または8:2くらいの割合で、鑑賞者が絵から受け取る情報をデザイン側の方で作っているんだと感じています。

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「絵について」と「仕事について」の記事を週2回お届けします。 ///////////// 日本では社会に出てから自分の好きなことを学び直す…

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