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パースのつけ方で絵の印象がかなり変わる。イラストを描く時はすごい重要

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24・10・24
絵について
パースのつけ方で絵の印象がかなり変わる。イラストを描く時はすごい重要
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作業時間を限られた時間の中で確保するのがもどかしいヒロです(人生)

このマガジンは「絵について」と「仕事について」の週2回更新しています。
今回のような絵については具体的なこと、仕事については抽象的な僕個人に寄ったことも書くことがあるという分け方になっています。

「具体的なこと」とは「受け取る側の解釈が一致しやすい」という意味です。

で、今日は「パースのつけ方で絵から受ける印象がかなり違う」というお話です。

最近の仕事で実感した収穫したてのほやほやのTIPSです。

こういった即効性がある話を積み重ねていくしかなくて、急な大きな変化が起こることはほぼ無いので、粛々とひとつずつ書いて学んで積み重ねていけたらと思います。




▼「遠近感によるパース」と「カメラによるパース」

絵を描く時に「パース」ってひとつの大きなポイントになるように思います。
というのも、パースには明確な理論があるのでそれを「学習しないといけない」と考えてしまいがちだからなのかもしれません。だから「わからない」とか「楽しく無い」ってなりえる。

実際に、パースは絵にとって重要な要素です。

僕が思うに、パースには2種類あって「遠近感」と「カメラ」によるパースです。

遠近感のパースは平面の中に奥行きがあると錯覚させる為の技術です。


例えば、1点に収束して空間上の平行線が伸びる「線の収束(1点透視)」、同じ物質、かたちが繰り返されてサイズが変わる「リピート」、物体の重なりで前後差を表現する「かさなり」などの遠近感の表現があって、その土台になるのが「遠近感のパース」。

そして、絵を描く時に「視点」という概念があって、例えば風景画を描くとしたら誰がどこから見ているかといった視点を描いていることになるのですが、この視点には主観として目があるのですが、他者の視点として「カメラ」があります。

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「絵について」と「仕事について」の記事を週2回お届けします。 ///////////// 日本では社会に出てから自分の好きなことを学び直す…

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