「視覚的なコントラスト」と「意味的なコントラスト」
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24・9・12
絵について
「視覚的なコントラスト」と「意味的なコントラスト」
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お昼ご飯を誰かに決めてほしいヒロです(忙しい)
「光」はものすごく絵に影響します。
光を発する光源をどこに設定するかで、絵の雰囲気がすごく変わります。
つまり絵の魅力を光によってコントロールすることができるのですが、「逆光」ってやつが特に威力がすごいです。
向いている方向側に光源がある状態のことを僕は逆光と呼んでいるのですが、日常だと朝日と夕日はわかりやすい逆光です。
日中は頭上側に太陽があって視界には入りづらいのですが、朝夕は太陽の位置が低いので目線の先に太陽があることがよくあります。
そういった時に人は風景が魅力的に見える傾向があるらしく、それによって朝日夕日の写真はSNSでよく見られます
逆光には強い魅力があるのですが、逆光ではない良い絵が描けないかとよく考えているので、そういったことについての記事です。
逆光で描かないとうまくいかない時が多いので、その理由の分析ができたらと思います。
▼そもそもなぜ逆光が魅力的に見えるのか
ゴキンジョのお仕事でも逆光の絵をよく描くことがあります。
これはわかりやすく光源(太陽)が木の後ろ側にあります。
これは光源は画面の中に入っていませんが、画面外の上側に太陽があって、画面に直接光源が入っていなくてもカメラが向いている方向に光源があれば反射で強い光が発生するので逆光という認織です。
これは太陽ではありませんが、画面内のストーブがとても明るいのでキャラの背後から強烈な光がきている、逆光という認織です。
こういったようにゴキンジョの仕事の絵ではよく逆光が使われています。
よく使われる=「絵を魅力的に見せやすい」とも言えるかと思いますが、ではなぜ魅力的に見えるのか。
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ゴキンジョマガジン『絵について、仕事について / 長砂ヒロ』
「絵について」と「仕事について」の記事を週2回お届けします。 ///////////// 日本では社会に出てから自分の好きなことを学び直す…
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