瓶の厚みがあるという情報
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23・12・23
絵について
瓶の厚みがあるという情報
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相変わらず忙しいけど少しずつタスク消化できてきているヒロです(まだ気は抜けない)
今回は具体的な描写についての記事です。
「物の厚み」を描写できると絵の説得力が増すのですが、意外と見落としがちなので過去に描いた瓶の絵から具体例を見ながらお話できたらと思います。
「知る」と絵が変わります。人間は認識で絵を描いています。
光のことを知ると、知る前には見えなかった影が見えることがあります。知るというのはすごく大事なので、今回は厚みについて知るきっかけになればと思います。
▼ 鑑賞者は「絵からしか」情報を得られない
これまでたくさんのスケッチをしてきましたが、同じ系統のモチーフの絵を並べてみると変化がわかります。
厚みに関しては瓶がわかりやすいので、今まで描いてきた瓶系のものを並べてみました。
画面左から右に行くにつれて最近のものになります。
スケッチなので基本的には現実のものを観察しながら絵にする勉強方法なのですが、新しい絵になるにつれてガラスの厚みを感じられる絵になっているかと思います。
瓶系のもので厚みを感じられるポイントが主に二つあります。
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