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ありのまま描いても仕事にはほぼならない

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24・10・15
仕事について
ありのまま描いても仕事にはほぼならない
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手足口病の疑いがあるヒロです(祝日で皮膚科行けなかった)(今日行く)

お仕事のご依頼はウェブサイトを見て、そこからいただくことが多いです。

ゴキンジョのウェブサイトにはこれまで関わったお仕事がいくつか置いてありますが、そういった「見てもらえる状態にしておく」というのはとても大事だと考えていて、そういったことについての記事です。

お仕事のご依頼をいただくというのは、言い換えると「一緒に過ごしたいと思ってもらえる」ということでもあるのかもしれません。




▼ありのままの自分を好きになってもらうこと(依頼をもらうこと)は難しい

ウェブサイトを見ていただいてのご依頼は「以前の仕事」を見てもらうことになります。
以前の仕事って「やったことがあること」でもあって、その延長線上のことをクライアントは求めているはずですが、ウェブサイトなどの人目につくところに置くものって本当は「今欲しいもの」を書いておくのが良いのだと思います。

欲しいものとは、例えば「絵の仕事がしたいです」でも良いですし「キャラクターデザインがしたいです」など、「今やりたいと願っていること」です。

なので人に見てもらう場所に絵を置く時は、できるなら自分がやりたいことの延長線上の絵が良いはずです。

イラストレーターのしらこさんが装画の仕事を募集されていた時のXが参考になります。
https://x.com/Rakoshirako/status/1055480399588032513

「自分の絵を装画に使用するとこういう感じになります」というのがわかりやすく、さらに文章も印象深いものになっています。

絵を装画風にすることで「一緒に仕事をした時のことが想像できる」。さらに文章で興味をひくことで「一緒に仕事をしてみたい」と思ってもらえる。

人間は事実をベースに感情が動くのだとしたら、SNSで危うい発信している人と一緒にいたいとは思いづらいはずで、笑わせてくれたり仕事をスムーズに一緒に遂行してくれたりなど「良いことをもたらしてくれる人」のことが好きになるはずです。

「自分と一緒にいても良いことなんてない」と思ってしまう人がいるのも知っているのですが、だけど本当にそうなのかなとも思います。
そう思うのは「ありのままの自分」じゃないと嘘だと思っているのかもしれません。

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「絵について」と「仕事について」の記事を週2回お届けします。 ///////////// 日本では社会に出てから自分の好きなことを学び直す…

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