エッセンシャリストとは
こんにちは。ひろです。
ずっとエッセンシャリズムについて書きたいなと考えながら書けないままでいました。
僕は最近、自分のことを「エッセンシャリスト」と自覚するようになりました。巷では「ミニマリスト」「ミニマリズム」などが流行っていますよね。僕の解釈では、
という解釈です。断捨離などで自分にとっての余計なものを整理することで、無駄な判断や思考を減らしていこう、という考え方ですよね。
一方で、エッセンシャリストの概念はというと、
と、僕は考えています。
大きな違いは、「ものに対してフォーカスしているか、そうでないか」です。ミニマリストは身の回りのもの、所有物を必要最小限にしようという方向に対して、エッセンシャリストは自分にとって必要不可欠なものに絞る、本質的なことを求める、であることだと考えます。
正直、言葉の定義にこだわる必要はなくて、大事なのは「自分はどのような価値観を大事にするか」なのです。
エッセンシャリストは
自分にとって大事なことだけに集中する
必要な人間関係だけ残す
好きなことだけやる
自分の人生の核となる価値観を大事にしている
これらの要素を軸に生きているひとのことだと考えます。
「エッセンシャリスト」や「エッセンシャリズム」などの言葉はまだ広く普及していないですが、現代において特に重要な概念なんじゃないでしょうか。「自分らしく生きていない」「転職したい」「将来に希望がもてない」など、僕らの悩みは尽きません。
エッセンシャリズムは自分らしく幸せに生きるための本質だと思っています。あの人のように生きなければ、ではなく、自分なりの生き方でいいんですよ。誰かのためだけに生きなくていいんですよ。もっと自分のために生きることが、幸せに繋がり、満たされれば、他人にも貢献できるようになるんです。
「滅私奉公」という言葉がありますが、僕は嫌いです。自分を犠牲にして他に貢献するという響き自体は美しいですが、自分がいなくなればこれ以上他人に貢献できなくなるじゃないですか。それよりも、いつまでも健康で居続けることのほうが他人に貢献できる時間やチャンスがあるじゃないですか。
「自分が一番大事。」でいいんです。自分を大事にできるからこそ周りにも優しくできるものだと思いますよ。
エッセンシャリストと名乗っている人は目立っていませんが、これからこの概念について言語化していこうと思います。