【映画】渡辺直美、菜々緒と真っ向から戦う三石琴乃。（ネタバレ要注意）

　いつもご覧いただき、ありがとうございます。

　昨日のコラムで、美少女戦士セーラームーン（テレビ朝日）とたけし・逸見の平成教育委員会（フジテレビ）についてお話ししました。

　本日8日、セーラームーンの原作のアニメ化である美少女戦士セーラームーンEtarnalの前半戦が封切になりましたので、感想を述べたいと思います。

　ここからはネタバレ要素なので、ご覧になりたくない方は戻るボタンでお戻りください。

　では、始めます。

１：ベースは第4期シリーズ。

　美少女戦士セーラームーンSuperS（テレビ朝日）の時期がベースで、敵キャラ、ペガサスのエリオスなど。

　親玉のジルコニアは渡辺直美さん、元締めのネヘレニアは菜々緒さんが演じています。演技については問題ないですね。

　オープニングはその直美さんのパートから始まります。

　テレビ朝日版との違いは以下の通り。

・メンバーの呼称が異なる。（特に月野うさぎ、愛野美奈子に対し）
・SuperSではまだ中学生、今回の映画は高校生になっている。
・アマゾントリオが（時間の都合上）敵幹部ではない。
・美奈子のリーダーっぷりがある。もちろん笑いも。
・外部四戦士も少し登板してる。本格登板は後半戦かな？

２：前半戦は事実上変身能力の復活だけ。

　スタート時にセーラー戦士は変身できなくなっています。そこから月野うさぎとちびうさはペガサスを介して変身可能＆強化されます。

　他の内部四戦士のメンバーである火野レイ、水野亜美、木野まこと、愛野美奈子の四人もそれぞれカラス2匹、自分自身、アルテミスを介して変身可能＆強化されます。デザインは全員統一。（最初の分は一部差異あり）

　レイに対してタイガース・アイ、亜美に対してフィッシュ・アイ、まこちゃんに対してホークス・アイ、美奈子に対してゼノタイムとゼノライト。美奈子だけ何故かおまけ感が強い。ｗ

　敵側はメンバーの悩みを付け込んでいきますが、解消します。

３：地場衛の病気。

　うさぎの彼氏・地場衛の調子が悪くなります。肺に影が映って入院します。衛が咳をすれば血を出してしまうほど苦しみます。

　また、うさぎが衛の付き添いをしたのか、終了前に同じ咳の症状。

　どうやら、衛とペガサスのエリオスは同じ呪いにかかっているそうです。

４：外部四戦士。

　レイ、亜美、まこちゃんのパートで少しだけ登場します。どうやら現時点ではいないそうです。このあたりからの展開は後半戦で明らかになると思います。

　ちなみに、レイに海王みちる、亜美に冥王せつな、そしてまこちゃんに天王はるかが回想で出てきます。

　エンディング終了後に土萠ほたるが出てきます。

５：アマゾン・トリオ

　テレビ朝日版ではギャグもこなしつつ、SuperSの前半戦の幹部として登場していた3人。今回の映画では普通にアマゾネス・カルテットの部下として登場。

　そこで、内部四戦士が被害を食らったりします。これはテレビ朝日版と同じ。ただ、尺の都合上すぐ解消します。そして、すぐフェードアウト。

　テレビ朝日版では特に美奈子のフタマタ回があっただけに、あっけなかったよね。ｗ

　アマゾネス・カルテットもパラパラの技でうさぎとちびうさの体を入れ替えます。映画では真面目にやってたのですが、テレビ朝日版はもっぱらギャグ。ｗ

６：あのお方がスタッフとして参加。

　セーラームーンを放送していたテレビ朝日は直接関与していません。ただし、挿入歌にテレビ朝日ミュージックと日本コロムビアが権利を持っている楽曲でテレビ朝日の文字は出てきます。

　また、音響監督に郷田ほづみさんが登板しています。この方はお笑いトリオ・怪物ランドの一人で、本来は役者（声優）のお笑い芸人です。直美さんの場合は純粋なお笑い芸人ですが、郷田さんは元々役者です。

　怪物ランドはお笑いスター誕生（日本テレビ）で10週連続合格、グランプリを取ったのちにウソップランド（テレビ朝日）のメインをはりました。

　郷田さんの代表作と言えば装甲騎兵ボトムズ（テレビ東京）の主人公・キリコ・ビューティーです。また、ポプテピピック（TOKYO MX）ではポプ子を演じました。

　ちなみに、うさぎの三石さんもピピ美を演じています。他にもフィッシュアイの蒼井翔太さんはご本人役で、パラパラの諸星すみれさんはポプ子を演じています。

７：後半戦。

　2月11日予定の後半戦ですが、7日にポスターが公開。エターナルセーラームーンと他のメンバーもエターナルフォームになっています。

　テレビ朝日版はエターナルセーラームーン以外のメンバーのさらなるパワーアップがなかったため、今回のアニメ化が初めてです。

　そして、外部四戦士が本格的に出るでしょう。このあたりもチェックかな？

　簡単ではありますが、セーラームーンの前半戦の感想を述べました。駆け足で物足りないかもしれませんが、実際劇場でご覧になられてはいかがでしょうか？

　最後までご覧いただき、ありがとうございます。