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人生と本2冊
自分の人生だけでは
退屈だ。
でも、私は語り部タイプなので
自分の人生を語れないくらい
忙しくは生きれない。
(これを悟ったのは20代後半くらい)
誰かが語ってくれるほど
立派な人生を送れないだろうから
ちょぼちょぼ、自分で自分を
語っていくくらいしか、
自分の人生に爪痕を残せない。
なので、小説で、他の人生を知る。
というか、追体験をする。
が、小説も1冊ではしんどい。
特にテンポの悪い小説は
2冊ほどまとめて読み進めていく。
自分の人生と、
他人の人生、2つ。
それくらいがちょうどいい。
自分の人生は、
おだやかな日々を語り、
他人の人生は、シビアに
オチのありなしにケチをつける。
自分の人生のオチなんて
考えると、死んでしまいそうな
くらい情けないから、な。