思い出すたび泣く話(エッセイ)
もしかしたら、
どこかの民話とかで
私が思っている以上に
メジャーな話なのかもしれない、
という前振りは良しとして。
大人になってから
日本昔話の再放送を
お盆の午前中とかにやっていた。
そのなかで、
ボロボロ泣いてしまったのが
猟師と犬の話。
妻に先立たれて、
まだ赤ん坊の子供と
飼い犬(白い大きな犬)を
残して、狩りにでた猟師。
雪山で身動きがとれなくなり、
心配なのは、飼い犬がお腹を
空かせて、赤ん坊を食べていないか
ということ。
やっと家についたら、
白い犬