【渡米後1年】 MIT研究者の苦難と奮闘の365日
はじめに
こんにちは!2022年2月20日にボストンに渡米したヒロと申します。普段はインスタグラムでアメリカ生活情報を発信しています♪( インスタグラムのアカウントはこちら : @hiro_boston_ )
仕事は駐在員としてMITで材料に関する研究をしています!
タイトルの通り、2022年2月に私が渡米してからちょうど一年が経過しました!あっという間ではありましたが、振り返ると様々な苦難を乗り越えて今があるような気がします。
今回の投稿では、下記の4項目に焦点を絞り、私がアメリカ生活で感じた「一年間の心の変化」をまとめてみようと思います♪
① アメリカでの生活
② 英語力
③ 仕事(研究)の進捗
④ インスタグラム
おそらく様々な方が海外生活で体験するであろう「心の変化」をまとめてみるので、是非読んで貰えると嬉しいです♪
渡米から1年での変化 4選
①アメリカでの生活…◎
まずはじめにアメリカでの生活についてです!
結論から申し上げると
「最初の1-2ヶ月は大変、その後はすぐ慣れた」という感じです。
私の心の変化を詳しく振り返っていきます!
(渡米直後)
渡米初期は、契約の嵐。
賃貸、wifi、家具、医療保険、通信、SSN取得などなど。
これらをすべて慣れない英語を介して行うことになります。
正直、記憶がないほど忙しい日々でした。僕の場合は渡米1週間後から仕事も始まったのでまさに目の回るような生活でしたね。
この時期は後で「ガクッと疲れが出やすい」ので無理はしすぎずに生活立ち上げをすることをおすすめします!(英語が話せる人に頼るのも重要)
(2-3ヶ月後)
2-3ヶ月もたつと、自宅周りの地図も頭に入り最寄りのスーパーなども決まってくると思います!またスーパーやレストランで使う英会話にパターンがあることに気づき、何とか生活をこなせるようになってきたりもします!
もちろん突発的なトラブルの時はかなりストレスが掛かりますが、「通常の生活はなんとかなるな」という実感を得られてくる時期ですね!
(1年後)
最近はと言うと、「ほぼ日本と変わらなくなりました」。笑
基本的には平日は「職場と自宅の往復」ですし、行くとしてもスーパーやレストランくらい。土日もカフェに行ったりしますが、逆にボストンの観光地には行かなくなりました。
お店でも簡単な挨拶もできるようになったり、レストランでも簡単な受け答えには慣れてくるので、お店に行くことのストレスも無くなってきて安心して生活が送れています!
ここまで来れば、「生きていくには困らないが、もう少し英語が話せるようになりたいな〜」という実感も出てくる頃かも?
② 英語力…△
次は英語力についてです!
これは△とあるように、まだ個人的に全然納得がいっていません。
この一年で感じた英会話力の変化を時系列で振り返っていきます!
(渡米直後)
私は元々英語は好きで、TOEICは800点以上はありました!
それでも渡米した瞬間、「あ、通じない…」と絶望したのを覚えています。笑
今まで海外での経験はありましたが、行くのは観光地ばかり。いわゆる外国人に慣れている方が分かりやすい英語で話してくれていたんですよね。
一方、ローカルのお店やアメリカの職場に行くと、そういった手加減は一切なし。ネイティブスピードでの会話がスタンダードになります。これが渡米前に想像していたのと比べて「3倍位のスピード」でした。
最初は「本当に生きていけるのかな…?」と不安になったな…
(3ヶ月後)
このくらい立つとだいぶ会話には慣れてきました!
英語が聞き取れるようになったというよりは「ネイティブの人が話す英会話の流れやリズム、発音や文章構成に慣れてくる」のが大きいと思います!
また日本ではあまり習わない表現を少しづつ覚えられてきた時期です。
スラングなどもなんとなくわかってくると会話がスムーズになってきます。
例はこんな感じ↓
・What's up? How's it going? (How are you?の代わり)
・Let me know ~~ (教えてねという表現。めっちゃ使う)
・folks (peopleの代わり) a bunch of (a lot ofの代わり)
・Have a good one! (会話の最後に使うまたねという表現)
(1年後)
1年たった今の実感は、「まだ全然話せないな〜、、」という感じです。
というより「一年経ってこのレベルなのか…」というのが正しいかもしれません。
普通に会話ができることも増えてきましたが、やはりネイティブ同士の会話はまだまだ分からないし、自分の意見を伝える時に文法が崩壊したりします。
最近感じることは「英語は一生勉強が必要だということ」。
焦らず毎日一個ずつボキャブラリーを増やしていくと、数年後にやっと成長実感ができるんだと思います!
焦らず、サボらず、英語には今後も向き合い続けたいと思います!!(自分への戒め…笑)
③ 仕事(研究)の進捗…○
次は仕事に関してです!
私は、現在MITの研究室に所属しています。
学生ではないので授業は取らず、毎日研究の日々です。
守秘義務の関係であまりインスタグラムでは触れてきませんでしたが、ちょっと職場についても書いてみようと思います。
(最初)
赴任直後は仕事の進め方に苦労しました。
主に「実験計画の組み方」と「同僚とのコミュニケーション」に苦しみました。
日本との大きな違いは、「スピード感」
来週やろうと思っていたことがガラッと変わることもありますし、急に海外の研究グループとの共同プロジェクトが始まることも。
そしてディスカッションでは、世界中の研究者が各々のバックグラウンドから意見を出し合い、「独創的なアイデア」を練り上げていきます。
この環境に放り込まれは私は、日本時代の仕事の進め方とのギャップに耐えられず、一回メンタルブレイクをしました。朝起きられなかったり職場に行けなかったり…(駐在員なら一回はあるよね…。。)
一度培った仕事の定義を壊すのは本当に大変でしたが、この経験から「グローバルな働き方や視野」を認識することができ、良い機会でした!
今はこのような悩みは無く、元気に生活しています!笑
(最近)
最近は職場での人間関係もできてきたり、研究成果もでてきたりと割と順調な生活になってきました!日本本社との会議でも成果を褒めていただいたり、意見を求められる立場になってきたかも?(気のせいかも…??)
また「MIT式の仕事の仕方」も身についてきたのか、意見を出したりディスカッションもできるようになってきました。
残りは約一年ですが、この素晴らしい環境を活かし、「自分を成長させながら研究成果を求めていこう」と思います!
※またMITで働ける機会は人生でないと思うので、楽しみます!!!
④ インスタグラム…◎
最後に少しインスタグラムの話をさせてください!
私は渡米6ヶ月前頃から発信を始め、今で1年半になります。フォロワーさんはいつの間にか3000人を超え、感謝の言葉をいただけるようになってきました!
一見私がフォロワーさんに情報発信をして役に立っているような用に見えるかもしれませんが、実は逆なんです。
投稿のたびにフォロワーさんが新しい情報を教えてくれるので、私自身の生活もどんどん快適になっています♪
またインスタグラムを通して、普段の生活では会えないような友達もたくさんできて、ボストンでリアルに食事に行けたりもしています!(こんなにたくさんの出会いがあるなんて想像もしていなかったな〜。)
本当にありがとうございます!
「海外生活×インスタグラム」は非常に相性がいいと思います。リアルタイムで情報を手に入れられるし、相談もしやすいです!
ぜひ海外生活をしている方は積極的に活用してみてください♪ ちょっとした出会いで海外生活が劇的に楽しくなったりするはずです!
まとめ
ここまで長文を読んでいただいてありがとうございました。
もちろん全部を書ききれたわけではありませんが、「私がどのような1年を過ごし」「どのような学びを得たか」は理解していただけたかなと思います!
読んでいただいた皆さんのモチベーションになることがあったら嬉しいです!!
今後は下記のことにチャレンジしていく予定です!
これからも私のアメリカでの挑戦を応援していただけたら幸いです!
※インスタグラムの方も是非見てみてね!(@hiro_boston_)
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