ここから農旅にのめりこんだ!~学生団体での原体験~
今回は私の農旅の原体験についてまとめてみました。
農旅はきっかけがないとなかなか行くことがないと思いますが、私は学生時代に農旅をしていた経験が今につながっています。
学生団体FaVo
大学生の時に農業に興味のある学生が集まる学生団体FaVo(以降FaVo)に所属していました。
FaVoの名前は「農業を好きになってほしい」という思いからFarmとFavoriteを合わせています。
(コロナの影響もあり、残念ながらFaVoは2020年で活動終了しています)
FaVoではつながりのある農家さんをメンバー何人かで回り、農家さんのお手伝いをしながら農業を体験していました。メンバーのほとんどが関東の都会に暮らしている大学生で、みんな農業を経験してみたいという思いをもっていました。
私は大学3年生になるころにFaVoに入りました。
たまたまネットで見つけ、面白そうな団体だなと思い、飛び込んでみました。
そして農旅の原体験となるのがFaVoで参加した初めての遠征。
静岡の農業法人「ベジアーツ」への遠征でした。
ベジアーツ
ベジアーツは長野県の御代田町でレタス、パクチーといった高原野菜を栽培されている農家法人です。FaVoとベジアーツはもともとつながりがあり、毎年お邪魔していました。
浅間山のふもとの高原地帯の畑で野菜を生産されています。
ベジアーツはあのモスバーガーにもレタスを出荷しています。
代表の山本裕之さんは高い経営意識でベジアーツを成長させ、農業業界では有名な方です。いつも着ている青い服がトレードマークです。
GAPという認証も積極的に取得し、安全な労働環境を維持することに努められています。見学させていただくなかで勉強になる部分がたくさんありました。
ベジアーツは、『「農業」で「幸せ」を実現します』が企業理念。
お客さんにおいしい野菜を届けるのはもちろん、社員が幸せを感じながら働ける環境をつくることも大事にされています。
楽な仕事ではありませんが、社員の皆さんが明るく楽しそうに仕事されているのがとても印象的でした。
日中は実際におてつだいしながら栽培方法等を勉強していきます。
長野の自然のなかでの作業は都会では味わえない体験なので、新鮮で最高でした!
夜は社員の方とごはんに行ったり、餅つきして交流したり楽しい時間を過ごしました。
ベジアーツでの体験は今でも覚えているほど楽しくて印象深い思い出です。
学生時代の経験がその後の人生の土台に
大学生での農旅の楽しい思い出が今の私の生き方の土台になってくれていると最近は感じています。
そのときは何とも思っていなくても、気づかないうちに大切な経験になっていることは皆さんもあるのではないでしょうか?
幼いとき、若いうちの経験がその後の人生に及ぼす影響はとても大きいと考えていて、食育・農育といった教育の活動にも今後は力を入れていければと考えています。
若い世代が農業にもっと興味をもってくれるよう、農業の魅力を発信できる存在になっていきたいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?