予算管理の推奨手法【初心者向け広告運用バイブル】
こんにちは!
千尋です。
今回は広告運用の実践編として予算管理の推奨手法をご紹介します。
※Google広告、Yahoo!広告の内容です。
では、本題です。
アカウント予算
Google、Yahoo共にアカウント予算上限を設定することが可能です。
消化コストがアカウント予算に達すると自動で配信が停止されます。
〇予算を超過しての配信を防ぐことができる。
△誤って設定していると意図した通りに配信を行えなくなるので注意
Google広告
任意の期間、任意の額でアカウント予算を設定することが可能です。
また、予算の終了日を無しに、予算額を無制限に設定することも可能です。
・ホーム > ツールと設定 > 料金(概要)> アカウントの予算
Yahoo!広告
月単位で設定することができます。
→掲載期間が月をまたぐ場合は注意が必要
予算額を無制限に設定することはできないので予算を解放した場合は予算に余裕を持たせたアカウント予算を設定すると良いです。
例)¥999,999,999など
YDA:ホーム > アカウント設定
YSA:ホーム > アカウント設定情報
日予算
1日に使うCostをキャンペーン単位で設定することができます。
Google、Yahoo!共に管理画面上で逐一変更することが可能です。
※実際のCostは日予算の設定値を超える可能性があります。
Google・YSA:日予算設定値の2倍まで
YDA:日予算設定値の1.2倍まで
※補足※
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日予算≠1日の消化Cost上限
媒体定義では日予算=「1日の平均予算」です。
つまり、1日単位では多く使っても別の日でCostを節約することで1か月単位で考えると平均予算(日予算)に合うように配信が行われます。
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Cost進捗が日中に日予算額に達している or 迫っている場合、媒体側で配信に制限がかかっている状態となります。
→この状態を「日予算に当たっている」と表します。
日予算に当たっていると配信機会の損失が発生しており、成果に悪影響を与えています。(配信できるはずのユーザーに配信が行えていない)
管理画面上の下記指標から確認することができます。
0%を目指し運用を行いましょう。
Google:インプレッションシェア損失率(予算)
Yahoo!:インプレッション損失率(予算)
日予算に当たっている場合の対象方法は以下2通りです。
①日予算額を上げる
・そもそも日予算は上限値を設定しているはずなので現実的ではないですね。。
②入札を下げる
・こちらの対応がおすすめです。
・入札が控えめになることでオークション勝率が下がる可能性はありますが、そもそものオークション参加機会を失うよりマシという考え方です。
ここまでを踏まえ次のような運用姿勢がおすすめです。
日予算はあくまで配信量(Cost)の目安なので過信はNG
進捗の調整は入札額でコントロールする意識が大切
まとめ
今回は予算設定周りの推奨設定・運用手法についてお話しました。
アカウント予算
広告予算の超過を防ぐため積極的に利用しましょう。
Yahoo! 広告アカウント予算は月額での設定となるため注意が必要です。
日予算
日予算は上限ではなく、目安量です。
1日の消化Costが設定値を超える可能性もあるので注意が必要です。(Googleは2倍、Yahoo!は1.2倍まで)
配信が日予算に当たっている状態を防ぐためインプレッションシェア損失率0%を目指して運用を行いましょう。
→進捗の調整は日予算ではなく入札額でコントロールを心がけましょう。
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