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楽しい休日 #5

かなり久々に友人と遊んだ。

日曜日に友人2人と少し離れた駅で待ち合わせた。
私含め3人とも同郷だが、私とひとりの友人はひとり暮らしをしているのでそれぞれの自宅からアクセスの良い場所で待ち合わせることになり、大きなオフィス街の駅で集合した。

約1年ぶりの友人2人は相も変わらず楽しい人達だった。8時間半ほど一緒にいたが、常に何かを食べながら話し続けていた気がする。会話が止まることも変な間が空くこともほぼない。それも気を遣いあっているというよりは、話すことが尽きないといった前のめりな会話だった。

私は他人に気を遣いすぎるので、親しくない人なら2時間ほど一緒にいるだけで頭痛がしてくる。気を張っているせいで肩に力が入ったりしているんだろう。

今回はそんな頭痛も全くなかったな。
気づけば10年来の友人たち、息を吐くように会話ができてかなり楽だ。
思えば自分の気持ちをほぼ脳直結で話すのも彼女たちくらいかも。好きだ、と思ったら、貴方のそういうところがとても好き、と口に出して言っていたし。
本当に貴重な友人たちだ。


そうそう。
ひとりの友人が恋話を聞かせてくれた。
私は人の恋話や惚気話が好きなのだが、羨ましいと思ったことは1度もなかった。素敵だな〜なんて浅い感想しか出なかったのだが、今回の友人の恋話は凄まじく羨ましかった。

何度も羨ましい!と言ったし、こんな羨ましいと思うのは初めてだ!とも言った。

そうしたら、恋愛初級編だからじゃない?と言われた。その友人もこの歳近くまで恋愛に関心がなかったようだが、最近気になる人がいるらしい。私たちの歳くらいになると皆たいていお付き合いの経験があったりするものだ。
そんなものが皆無な私には、その友人の小さなことで心が揺れる可愛らしい恋話がとても魅力的に聞こえたようだ。

私もしてみたい!となったはいいものの、そんな相手がいないので今の状況なのだ。うーん、難しい。
とりあえず、友人の恋路を応援することにした。素敵な縁で結ばれているといいな。


友人たち、健やかであってくれ。
また遊んでもらおう。

写真は空気と同じくらい軽いシフォンケーキ。
ほぼ一瞬で完食した、というかほとんど飲んでいた。

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