TABIPPO学生支部の仙台支部スタッフが綴ったnoteを拾い集めたマガジンです。 「旅で世界を、もっと素敵に」そんな想いを持つスタッフ達が、日々の活動や、旅を通して感じたことを記録する場になっています。 今後TABIPPOに関わっていただく可能性のある皆さん、スタッフ達の思いや価値観を少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。
日々が、掌から漏れていく。現在にいるはずなのに、現在を生きている気がしない。ふとした空白の間隙から、不安の鎌が命を刈り取ろうとしてくる。だから、予定を詰め込みたくなる。隙間を埋めたくなる。創造に、今という時間を生きることに余白は必要なはずなのに…。 最近、こんな風に、現実に対して居心地の悪さを感じていた。なぜか。 当初、僕は自由ではないからだと思っていた。自由を掴めるだけの何かを持っていないためだと。 不幸の本質は、欲望と能力の不均衡にある。 （ルソー） 苫野一徳『「自
絶賛就活中ですが、本を読んでみました。 『何者』(朝井リョウ著)という小説です。 就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎が率いるバンドの引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に潜む本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えてゆき・・・。 (『何者』あらすじより) 感想(※以下、
ちょっと長いです。 記録的な要素もあるので、時間ある方はぜひ～。 はじめに2.28に、所属するTABIPPO仙台支部担当のBackpackFESTA2021 day1が終演し、3.7にBackpackFESTA2021の全日程が終了した。 TABIPPO学生支部2021の活動が終わった日でもあった。 TABIPPO学生支部を終えて浮かんできた感情は？ と聞かれたら回答に悩む…。 1つの感情では言い表せない何かと伴に走り続けた半年間だった。 達成感と喪失感ただ、半ば無理
あの8畳の部屋に帰りたくない。 17:00仙台駅発の電車に乗り、18:23に福島駅に着いた。 帰ってきた。 一人暮らしのアパートまであともう少し。 だけど、なぜか足が進まない。 胸が苦しくなる。 帰りたくない。 そんなことを思っていたら、気がついたらスターバックスのレジの前。 スターバックスラテのshortサイズを注文した。 374円だった。 約1ヶ月の仙台での生活、旅といった方が近いかもしれない、により金欠のはずなのに。 そんなことを忘れて、まだ家に帰り
人生100年時代というけれど、僕はいつまで生きられるのだろう。 ヴァイオレットエヴァーガーデンのサントラを聞いていたら、ふと考えてしまった。 もちろん、僕は至って健康で、特に調子が悪いわけではない。 でも、死は不定期便。 何十年後かもしれないし、明日かもしれない。 僕は、あと何回美味しいご飯を食べられるんだろう。 あと何回大好きな音楽を聞けるんだろう。 あと何ヶ国訪れることができんだろう。 あと何回まだ見ぬ景色を目に出来るのだろう。 あぁ、自由気ままに旅がし
辛かった時、悲しかった時、寂しかった時、悔しかった時、消えてしまいたかった時、緊張していた時、逃げたい時、屈辱で自分が自分じゃなくなりそうな時、人生に絶望していた時、助けてくれてたのはいつだって音楽だった。 Avril Lavigne - Keep Holding On You're not alone together we stand I'll be by your side you know I'll take your hand Keep holding on '
初めて行った国、韓国に行った時の話は、この間のnoteで書いたので、今回は次に行った国、フィリピンについて書いていこうと思います。 なんでフィリピン？フィリピンは、国際交流サークルで行ったボランティア活動で行きました。大学1年生の夏休みでした。 個人的おすすめポイント▶東南アジアの熱気！ 空港に着いた瞬間にむわっとくるあの感じ。 ほんとに好き。東南アジアの空気感が好きになったきっかけ。 ▶ヤシの実ジュース ヤシの実を道のそばで解体してる屋台があって。ヤシの実ジュース初体
学生支部での活動も残りわずか。ということで、今回は僕がTABIPPO学生支部に入った理由について書きたいなって思います。 旅や海外に興味がある人は読んでいってくださったら嬉しいです！ TABIPPOを知ったきっかけ僕がTABIPPOを知ったのは、大学二年生の時でした。 この間のnoteでも書いたのですが、大学二年生の時、僕は春休みに東南アジアでインターンをしようとしていました。 が、友人から旅に誘われインターンではなく旅を選択しました。 ただ、その時、インターンの方はすで
僕が初めて行った国は、高校生の時に行った韓国でした。 色んな国の料理を食べてみたい。 そう思ったきっかけでもあった気がします。 ▽韓国のどこか。街並みがめちゃ素敵でした。 初海外の割には、そんなに「海外に行くんだ！」みたいなワクワク感というか、ドキドキ感はなかった印象です。ちょっと遠いところに行くぐらいの感覚だった気がします。 日本に近いからというのもあるけれど、緊張が一周回って落ち着きに至ったのかもしれません笑。 ただ、飛行機に乗る時はめちゃくちゃ緊張しました…。(
思い出や言葉が持つ重み、人が持つ魅力って、外に出すと軽くなってしまうような気がする。 でも、発信しないと、思い出は思い出のままでそれ以上にも以下にもならない。誰かに自分の存在を認識してもらえることもない。自分がどんな人なのか分かってもらえない。ずっと孤独のまま。 かといって、自分をさらけ出しすぎると飽きられる。 逆に、閉じこもってばかりいたら忘れられる。 最近の悩み。
インターンか旅、どっちを選ぶ？ 今回は、僕が旅に出た理由について書こうかなって思います。中身のない駄文ですが、暇な方は読んでくれたら嬉しいです！ マギある頃から世界中のいろんな国に行きたいなぁって思うようになりました。確か中学2年生ぐらいだった気がします。 マギっていう漫画を読み始めたんです。 それで、こんな風に自由にいろんな所に行けたら楽しそうだなって思って。 もともと海外には興味があったんですが、この漫画で、より海外に行ってみたい！って想いが強くなった気がします。
この間、家の近くを夜8時ぐらいに歩いてました。 そうしたら、サッカーグラウンドが見えて、ふと思い出したんです。 ああ、そういえばこんな時間まで練習してたなぁって。 めっちゃ感慨深かった。 遅くまで部活してた人なら、きっと分かってくれるはず笑 それで、前々から思ってたことを今回はちょっと書きたいなと思います。 共感は、その体験をした人にしかできない。 自分の体験を話して、理解はして欲しいけど、 簡単に「分かるわ〜」って言われたくない。 天邪鬼みたいだけど、本当に共感してるの
友人からおすすめされた本について書きたいなぁと。 書評とかではなく感想程度のものですが、お時間がある方は読んでいってくれたら嬉しいです。 ※ネタバレ含みます。 ＊＊＊ 『人生最後の日にガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方』 著：ひすいこたろう ■心と魂 「心は安心、安定を求めますが、魂は違う。 魂は成長を求めています。 魂は進化を求めています。 いまこそ進化が問われている激動の時代です。」(同書, p.23) なんとなくすごく印象に残った言葉です。 僕はあ
普段、映画館には行かない僕。 気になる作品があっても、後で何かしらの媒体で配信されるから、その時でいいやと思って映画館には行かんのです。 そんな僕でも、自然と足が赴いた作品が二つ。 一つは、ファンタスティックビーストの2作目「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」。 もう一つが、劇場版「ヴァイオレットエヴァーガーデン」なんです。 今回お話したいのは、このヴァイオレットエヴァーガーデン。 それでは、しばし駄文にお付き合いください。 あ、ネタバレを含みますので、その
