フェイク#始めてか
Mr.Childrenの「フェイク」
これが私が始めて買ったCDだ。多分。
確か、小学校3,4年生くらいのときに 買ったんだと思う。
音楽は好きだったしその前からずっと音楽を聞いていた。ミスチルとかグレイとかラルクとかをよく聞いていた。そして、自分で始めて買ったのはミスチルのフェイクだった。
その時はCDがどこに売ってるのか分からなくて自転車で行ける範囲の電気屋を片っ端から回った。
やっとのことで見つけて、家に帰ってからラジカセで聞いたら一曲しか入っていなくて悲しかった記憶がある。
それまではアルバムでしか聞いたことが無かったからシングルという形式は少し新鮮でもあった。新鮮だっただけで、今でも基本的にはアルバムでしか聞かない。
シングルはシングルでいいけれどもアルバムのほうが色々な聞き方ができるし。なんとなくアルバムのほうが得な気がする。
ただ、CDにシングルとアルバムがあることを知った以上に一番衝撃的だったのは、フェイクがミスチルっぽく無いということ。(今ならミスチルのアルバムも全部聴いているので特に驚かないが)こんな曲も作ってんのと思った。
というのも私はミスチルがずっと好きだったけれども、有名どころをベストで聞いてただけだった。何でCDを買ったかといえば、CDを自分で買うのがなんとなく格好いいとその時に思ったというだけであって、なんの曲が入っているのかも特に調べ無かった。
有名どころしか知らない私にはすごい衝撃だった。
つまり、まぁミーハーな感じでミスチルの曲を聞いていたし、CDを買ったわけだが、あのときフェイクを買ってからさらにミスチルが好きになった。
ベストばっかり聞いてるとこんな曲も作るのって思うし、あのとき、桜井さんの凄さが分かった。あんな曲を作れたらなともいつも思っている。(思っているだけで作れてはいない。)
多分、あのときが私が音楽をやろうと思ったきっかけ。
後悔しているのは本当にあの時から音楽を始めていればなぁということ。実際に始めたのは社会人になってからだったから(高校卒業した頃からたまにギターは弾いていたけど)