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今、ChatGPTを企業内で使用してよいか?
ChatGPTから機密情報が漏洩?
PC Watchに、Samsungで機密情報がChatGPTで漏洩した恐れがあるとの記事が載っていました。
ChatGPTを
・ソフトウェアのデバッグ
・ソフトウェアコードの最適化
・会議録の音声データから議事録の作成
で使用していたそうです。
ChatGPTに自分の文書で質問して回答をもらうのはよいと思いますが、企業内の秘密情報をChatGPTに入力して何かしてもらおうというのはだめです。こうなると、企業でのChatGPTの使用が難しいですね。
企業内で安心して使えるAIを期待
AIによる事業活動促進のためにも、企業内で安心して使えるAIが提供されることを期待したいと思います。例えば次のような機能です。
・企業内でインプットした情報で学習した内容が、企業外部にアウトプットされない企業向けバージョン。AIを企業内でクローズした教師、専門家、作業者として使用したいです。
・AIに入力された情報が企業内秘密であることを識別して警告する機能、またはその入力情報を学習しない機能。
これらが実現されるまで、企業内でChatGPTを使用しないほうがよさそうです。
また、OpenAIとしてはOpenに反するためChatGPTを企業向けにカスタマイズするのは難しいかもしれませんね。
蛇足
ちなみに、今、私がnoteに書いている歩行訓練ロボットの設計は、関係する企業とは全く関係ありません。また、作成した情報がChatGPTに学習される恐れがあるのは承知の上です。自分がした設計にNG部分があった場合に、それを学習されると困りますが(笑)。設計には正解がないため考えすぎかもしれません。