「継続は力なり」
最後にログインした日から、ずいぶん時間が経ってしまった。もともと「恐らく三日坊主になるだろう」と予想はしていたが、そうしたネガティブな予想というのはだいたい当たってしまう。
また「継続は力なり」という言葉があるように、一つの事を続けることで見えてくる大切だ。
ということで、今回は「モチベーション」について考えてみたい。
挫折の原因
勉強・スポーツ・趣味など、人は様々なことに挑戦する。「興味を持ったから」、「必要に迫られて」人によって理由は様々だ。
しかし最初はやる気や興味があっても、いずれ時間と共にその熱量は下がっていく。そして自分の意思でやりたいと思って始めたはずなのに、人は一度始めたことを止めてしまう。
こうした「継続できなかった」という経験は、様々な面で生じる問題であり、それを改善するためには、挫折の原因について分析して考える必要がある。
まず挙げられる理由は、時間・労力・資金といった"様々なコスト"だ。
現実問題として、何をするにもコストというものは必要になってくる。そして、やがてそれが負担に感じるようになり活動をやめてしまう。コストを負担してまで本当に続けたいことは、そう多くはないだ。
また、タイミングが悪くて上手くいかない。実際にやってはみたが自分には合わなかったなど、"相性の問題"もあるかもしれない。
そして一番大きな理由は、"性格的な原因"ではないだろうか。「熱量が冷めやすい」「飽きっぽい」など、対象となる物事に対して興味がなくなれば当然続ける意欲もなくなる。この内面的な問題は、モチベーションの問題と言ってもいい。
モチベーションの保ち方
そもそもモチベーションというのはやる気・意欲・動機付けといった意味合いであり、人が何か行動する際の目的・目標と言ってもいいかもしれない。
では、人はどんな時にモチベーションが損なわれるのだろうか。
まず挙げられるのは、目的そのものを見失ったとき。達成するべき目的・目標がなくなれば、やる気や行動を継続することは難しくなる。
次に挙げられるのは、過程に捉われ過ぎたとき。目的を達成するために、手段としての方法論は必要になる。しかし過程にばかり気を取られると本末転倒になってしまう。そうなると、もはやただの作業になってしまいその先にあるゴールもいつしか見えなくなってしまう。
では、どのようにしてモチベーションを維持すれば良いのか。
1つ目は、目的と手段を明確にしておくこと。
目的が明確であれば、途中で何か問題が起きても耐えられる可能性が高い。また目指すべき目的が変わったとしても、すぐに意識することが出来る。
2つ目は、手段に捉われないこと。
社会にはルールや規則が存在し、勉強やスポーツなどには方法論やコツが存在する。それらは先人たちが築いてきたものであり、ある程度は正しいかもしれない。そもそも、この世界に絶対的な答えなど存在しない。
過去の栄光に捉われた方法論は、やがて時代の変化に取り残されることになる。そこに固執し続けることは、自分達の可能性を締め付けるリスクを含んでいる。
そして何が正しい方法なのかは、変化し続ける環境の中で試行錯誤し自分の手で確かめなければならない。その上でもし上手くいく方法を見つけられれば、自分にとっての大きな武器になるはずだ。そのためには、凝り固まった先入観や固定観念をいかに排除できるかが大事になってくる。