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【読書感想】金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

その昔、話題になった 金持父さん貧乏父さん の続編というか関連本です。労働者、自営業者を左側に配置し、投資家、資本家を右側において、左側から右側へどのように移るかの指南本です。

貧乏父さんは、金持ち父さんよりお金も持っていなし、考え方もイマイチとのイメージがありますが、それはお金を稼げるかを判断基準とした場合で、実はこの貧乏父さんなかなかの人です。公務員で年金もそれなりにもらっていると思います。

金持ち父さんは、学歴はないがお金を稼ぐことに秀でていいるとのイメージですが、事情があって学校から離れただけなのでやはり優秀な人なのでしょう。

貧乏父さん金持ち父さんはこんな人だったんだと垣間見れる一冊です。もちろん稼げるようになる指南書ではありますが、二人の父さんはそれぞれ素敵な人だなと感じられる面があります。

労働者、自営業者、投資家、資本家、世の中にはいろんな人がいますね。だいたいの人はこの4つのどれかに当てはまるでしょう。みんなそれぞれの道を歩んでいるのだと思います。

みんなが右側の投資家、資本家になれるのかもしれませんが、とても心理的なハードルが高い場合があり、主に心理的な側面の本とも言えます。4つのうち一つでも欠けたら世の中は回って行かないでしょう。陰と陽 貧乏父さん(お金がないという意味ではなく)金持ち父さん 二人がいるのですね。

もちろん、お金持ちになりたい人にお勧めの本と思います。私はお金持ちではないので説得力はありませんが、良い本だと思います。

ただ、お金持ちになる道も同じようなこと思っていても多くはないのですからその道を極めないとなれないのかと思いました。


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