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「始まりはHero Makers」新しい教育インフラ・コミュニティ“KAKINE BREAKER”誕生に至るまで...Part 2

皆さんこんにちは。ちょっと更新が遅くなりましたが、前回の“Hero Makersに参加した最初の衝撃”の話から、続きを書きたいと思います。

上にある写真は、いくつかのお題を決められた後、そのお題について、全て英語で語るというシーンです。参加しているのは、高校生から大学生、教員、一般の方ととても振り幅の大きい人たちです。

いくつかのお題というのは、「自分が今問題と思っている事をどうやったら解決できるのか?」という大きなテーマに対して、自分の喜怒哀楽が一体どこからきているのか?、また自分が解決したいと思っている問題は、自分の喜怒哀楽の感情の一体どこを一番震わせているのか?というようなものです。

これを自分なりに考え、同じグループの人たちに英語で伝える事を繰り返すわけです。

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英語は完璧じゃなくても良い、極端な話、所謂“ルー(大柴)語”でも良いわけです。

英語でやってみて良かったのは、高校生や大学生と対等に話ができます。場合によっては高校生の方が自分よりも英語ができるので、先生という立場でマウンティングが起こらない。お互いに自分のことを伝えたり、相手のことを聞こうと思う意識がとても高まります。

また、日本語だと遠回しになりがちな表現を端的に一語で伝えることができるというのも、英語の素晴らしいところだと思います。

「英語で全てのプレゼンをする」言い放った白川寧々氏の意図が少しづつつかめてきました。

しかし、初日の最後にとんでもないことを、また白川寧々氏が言い始めるわけです。

「せっかく喜怒哀楽を全部英語にしたんだから、これから3分間の自己紹介をしよう!勿論英語で!!自己紹介するのは、明日の朝イチ、つまり今日の宿題は、自己紹介を完成させてくること」

「50を過ぎた俺に、宿題ですかぁ〜。出すことには慣れていますが、出されることなんかないんですけどぉ...」

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そりゃぁ、呆れてこういう表情にもなりますわぁ。夜は飲む気マンマンだったのに、宿題って何?って感じです。

まぁ、でもなんだかんだ言ってもやっちゃいますよねぇ。眠い目を擦りながら、2日目に入ります。

宿題やりながら考えたのは、「今自分が学校の先生やっていて、何をしたいのか?」ということ。

考えれば考えるほど、やっぱり3月に、生徒20名をNewsPicksやYahoo!に連れて行った経験、その後に現れた生徒たちの変化が大きかった。数学を教えるのは勿論楽しいけれど、生徒達がこれまでしたことのない経験をすることで、新しい何かが生まれること、これが伝わる場を作りたいと気づくきっかけになったことは間違いなかったです。

合宿2日目。最初にロープレ的に何人かの人に向かって自己紹介をしいよいよ本番です。

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僕の自己紹介は“スーパースターになれなかった男”。自分の誕生日が、アントニオ猪木・長嶋茂雄・志村けんという昭和の大スターの1日前に生まれてしまったばっかりに、自分はスーパースターになれなかったというくだらない話から、でも今は“未来のスーパースター製造機”になろうとしている、というものでした。これを英語でどう話したかまでは聞かないでくださいね!

まあ、正直高校生世代には全くわからないことかもしれませんが、ある程度の世代には理解をしてもらうことができ、自分の存在については理解してもらえたかと思います。

しかし、合宿型の研修である以上、自己紹介をしてお終い!という研修は当然のようにありません。ここからがいよいよ本格的な研修のスタートとなり、“KAKINE BREAKER”を一緒に始めてくれる仲間と出会うことになります。

この続きはまた次回ということで。

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