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コラボレーションビデオ JaggLe2021 公開の舞台裏

こんにちは、NPO法人日本ジャグリング協会理事長の吉永と申します。
先日ジャグリング協会で「JaggLe 2021」という映像を公開しました。

JaggLe 2021は、現在活躍している日本人ジャグラーによるコラボレーションビデオです。
過去に協会の大会やイベント映像は何度か公開していますが、今回のような映像製作は初めての試みでした。

その映像製作の舞台裏に興味がある方のために、製作・編集に関わった3名の方にインタビューを行いました。

この記事を読めば映像作品を2倍楽しめるかも…?よければ最後までお付き合いください!

目次
・JaggLe 2021とは?
・インタビュー(JaggLeの由来、映像の見どころ、今後の展望)
・おわりに

JaggLe 2021とは

はじめに、JaggLe 2021の映像を貼らせていただきますね!お時間があれば見ていただけると幸いです。

JaggLe 2021の企画趣旨について、公式ページでこのように書かれています。

JaggLe 2021は、現在活躍している日本人ジャグラーによるコラボレーションビデオです。
日本のジャグリングを世界に届けることをコンセプトに、多種多様な日本のジャグリングを網羅しました。

ジャグリングを知らない方にも、ジャグリングで扱われるさまざまな道具をご覧いただけるような映像になっています。ぜひお楽しみください。

インタビュー本編

それではインタビューに移っていきましょう!

今回はジャグリング協会で映像制作の担当理事をされている星野さん、企画と映像編集を担当された芹川さん、上田さんの3名にお話を伺いました。

JaggLeの由来や映像の見どころ、これからの展望についても語っていただきます。

ーJaggLeという名前はどのように決めたのでしょうか
星野:JaggLe"はJapanとJugglingを合わせた造語です。今回の企画のコンセプトである、日本のジャグリングを届けるということを重視しました。

また、"じゃぐれ!"と発音したときに読みやすく覚えやすいということも名前の由来になっています。

ちなみに、この企画は2020年7月から始まり、撮影・編集を経て2021年2月に公開となりました。

ーJaggLe 2021の映像の内容はどのように考えられたのでしょうか
芹川:
日本ジャグリング協会から企画のオファーを頂いてから、年に一度のペン回しの祭典「JapEn」をジャグリング界に持ち込もうと考えました。

JapEnとは、その年に活躍したペンスピナーを集め、コラボレーションビデオ(以下、CV)を製作し、公開の瞬間を視聴者全員で楽しむといった一大イベントです。

ペン回し界では、参加者は自身の技を詰め込んだ約15秒の動画を提出し、それを編集者がうまく繋ぎ1本の作品を作り、公開をみんなで楽しむまでの流れが当たり前となっています。

ジャグリング界でも世代動画やサークルPVなどのCVはこれまでにありましたが、「公開の瞬間を全員で楽しむ」といった作品はあまり無かったと思います。私はペン回し界出身ということもあり、そういった文化を作りたいと考えました。

↑こちらは芹川さんも出演されているJapEn 15thの映像です。

ー今回のJaggLe 2021の見どころを教えてください
上田:
一番の見どころはまず豪華な出演者の方々によるジャグリングですね。それぞれの道具を扱う人の中でもトップクラスの実力を持っている方に出演していただいたので、とにかくハイレベルなジャグリングを楽しんでもらいたいと思います。

OPやロゴも見ていただきたいポイントです。今回はジャグリング道具の3Dモデルを作って映像に乗せています。JaggLeのために制作してもらったロゴデザインと合わせて、どちらもかわいいパステルカラーで統一しています。こういった部分も楽しんでいただけたら嬉しいです。

ー使用されている音楽も素敵ですよね。
上田:
はい、今回はサウンドアーテイストのwaiaiさんという方にJaggLeのために楽曲を作っていただきました。多種多様なスタイルのジャグリングを一つの映像作品に纏め上げるためのこだわりどころの1つです。

例えば、傘回しのパートは和の雰囲気のメロディーになっています。音楽の雰囲気に似合うように、いろんな仕掛けで映像同士をつないでいます。あっと驚くような編集が散りばめられていて、何度見ても飽きない映像に仕上がっています。

ーJaggLe 2021を編集する中で、どういったことに苦労されましたか
芹川:
5分間飽きずに楽しんでいただくために、編集を何度も繰り返しました。

オープニングに3DのCGを扱うことで私の個性を出したり、ジャグリングの邪魔をしないようなエフェクトを入れることで、映像の質を高めるように意識しました。

ペン回しと違ってジャグリングは画面内での動きも大きいので、映像にカメラワークを追加し、見やすくかつ動きのある絵に仕上げました。

ー今後JaggLeの活動はどうしていきたいですか
芹川:
ジャグリング界にCV文化を浸透させていきたいです。
ペン回しの世界では既に行われていますが、みんなで演者予想しながら公開を待ちわびたり、同時再生中にコメントすることもCV文化の1つです。これらも楽しんでもらえるような雰囲気を作りたいですね。

個人が撮った動画をまとめて一つの作品に仕上げるというのは、コロナ禍で交流会や大会の開催が困難になっている今にぴったりの文化だと思います。
今まで映像を作っていない道具やサークルの映像なども出てくると嬉しいです。

そして将来的に、JaggLeに出演することが若手ジャグラーの目標になればと思っています。これまで、日本のジャグラーにとって大きな目標といえばJJFチャンピオンシップへの出場でしたが、JaggLeはルーティンではなく、15秒の動画という新たな土俵で挑むことができます。

ーそうやって色々な方が参加する雰囲気になると嬉しいですね
芹川:
はい。いずれは招待枠だけでなく審査枠なども設けて、企画を続けていきたいです。

そのためにはJaggLeを続けて、ジャグリング界にCV文化を浸透させることが大事だと考えています。

ーさいごに、ひとことメッセージをお願いします。
芹川:
初回の試みにもかかわらず、動画を提出してくださった出演者の皆さん。私の夢に付き合ってくれた製作委員会のメンバー、そしてプレミア公開を見て盛り上げてくれた皆さんに感謝しています。
ありがとうございました!

また、私も編集後記を載せましたので、興味のある方はご覧になってください。編集時に工夫したポイントなどをたくさん載せています。

おわりに

JaggLe 2021に関するインタビューは以上となります。いかがでしたでしょうか。

私たち協会としてもJaggLeのような活動を続けながら、ジャグリングの魅力を色々な人に届けていきたいと思います。

そして、ジャグリング協会は企画の持ち込みも歓迎しています。何かあれば遠慮なく「公式HPのお問い合わせ」よりご連絡下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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