[カフェ開業] #04 新宿御苑の物件に決定
おはこんばんちわ。
ココロ株式会社、何でも屋の北村です。
バリスタ見習いです。
美味しい「ラテ」と語れる「撮影スタジオ」の融合を目指し、東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅に「556 Cafe Studio(ゴーゴーロクカフェスタジオ)」をオープンさせようと、ゆるりと準備を進めております。
新宿に落ち着く
紆余曲折を経て。
新宿から飛び立とうと固く決意したにも関わらず、最終的に選んだ物件は、長年に渡ってアジトを置いてきた、ここ新宿に決定。
最寄り駅は、東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅。
歩いて2分、1階路面店の好立地。
ただ。狭い。
狭い。
恐ろしく狭すぎる。
インリン・オブ・ジョイトイのビキニ面積と同じくらいに狭い。
広さにして、店内の面積は21平米。
わずか6.5坪。
カウンターたった5席の、まさにウナギの寝床。
「撮影スタジオ」というか、もはやカメラの引きじりすらも十分に確保することができない、狭小スペースの物件。
でも。
何だか妙に落ち着くのが、この「カフェバー」の居抜き物件の魅力。
不思議だ。
不動産屋さんに感謝
極私的な原理原則に則り。
物件は「足」で探し、
地元に根付いた「町の不動産屋さん」で、
大家さんの「顔」が見える物件を。
運よく。
今回の物件に巡り合うことができたのは、まさに僥倖。
それも。
以前から色々とお世話になっていた、新宿御苑の不動産屋さんに、とある相談事で顔を出したのがキッカケ。
前回、このnoteにも書いた「自火報のない物件」の契約について、色々と悩んでいた頃。
兼ねてからオフィス物件でお世話になっていた、御年80歳、新宿の生き字引でもある、近所の不動産屋さんの社長に相談しに行ったところ。
「耳寄りな情報があるよ」
と、2件の物件を、こっそりと紹介してくれました。
一つは。
新宿御苑界隈の勝組富裕者層が集う、高層タワーマンション1階のスケルトンの物件。
そして。
もう一つが、このウナギの寝床、「カフェバー」の居抜き物件。
どちらも。
まだ、レインズにすら登録されていないと思われる、鮮度抜群の物件。
じっくりと。
内見を行い、色々と確認したところ。
「カフェバー」の居抜き物件の2階に、これまた「タコ部屋」と呼んでいい程の事務所スペースも空いていたので、奮発して1階と2階、ダブルで物件を契約。
1階は、カフェ店舗、兼、対談スタジオとして。
2階は、作業場、機材置場として。
いずれの物件も。
大家さんたちはとってもステキな人。
後は。
のんびりと。焦らずに。
スタートするだけ。
内装の問題
で。
居抜き物件なので。
色々な残置物などもあったのですが、まずは相棒と一緒に店内を一通りキレイに掃除して、内装の方向性を協議することに。
当然。
内装屋さんなど知り合いもいないので、これまた不動産屋さんの社長に相談し、新宿御苑でリフォーム業を営むベテランの職人さんを紹介してもらい、その会社さんにお願いすることに。
ようやく。
作戦会議の始まり。
内装は。
造作譲渡として残された一枚板のカウンターを活かしながら、明るい雰囲気の店舗にすることに。
そして。
狭小スペースだけど、気軽にYouTubeなどの動画撮影もできる店舗を目指して。
にしても。
物件を紹介してくれたり、色々と親身になって相談まで乗ってもらい、さらには職人さんなどもアサインしてくれた、不動産屋さんの社長には、本当に感謝の言葉しかない。
社長にどうしてもお礼をしたくて、御苑でのランチに誘ったら。
反対に、社長行きつけの焼肉屋さんに連れて行ってもらい、
「若いから食べな」
と、アラフィフ氷河期世代のワタクシに、追加のカルビ攻め。カルビにつぐカルビ。まさにカルビ・オブ・ジョイトイ。
確かに。
80歳よりかは若いんだけど。
感謝しながら、焼肉をたらふく平らげて思ったのは。
自分も80歳になったら。果たして、自身より若い世代の人たちに、同じようなコトができるのであろうか?
やはり、人である。
町に根を張り、町にコミットし、シゴトをしている市井の人々の偉大さ。
真面目に。嘘つかず。一生懸命に。
ワタクシも何事にも公正であろうと努めたいものです。
次週に続く(そろそろ終わりにします)。
「カフェバー」×「撮影スタジオ」
このnoteでは。
カフェ開業までの道のり、コーヒーやエスプレッソ、カフェ運営、映像やWeb制作、そして氷河期アラフィフ世代の足跡について、気負わずにゆるりとアウトプットしていけたらと。
「同じ阿呆なら、踊らにゃソンソン」
どうぞ、宜しくお願いいたします。
2024年6月29日
きたむらともひろ拝