ソリューション

悩みや問題にぶつかった時に実践すること

私の最近の悩みというと、特養に入っているお袋の健康のことくらいです。しかしお袋の健康を心配したところで、私自身が健康をコントロールすることができないので無意味です。

このように、たいていの人はコントロールできないことや、急いで解決しなくても良い悩みを、先延ばしにしたり深く考えないようにしています。

どうしても解決しなければならない大きな問題が、親友や身内に起こったとしても、その問題は他人事なので客観的に分析でき、解決の糸口を見つけやすくなります。

ところが、同じ問題が自分に起こったとしたらどうでしょうか? おそらく、他者に起こった時のように、客観的に分析することがむつかしくなります。

3つの思考法

そんな時に、ひとりでできる3つの思考法があります。

1. 他人視点で考える
2. 長期的視点で考える
3. 最悪の状態を想定しておく

まず「他人視点で考える」からお伝えすると、
冒頭でお伝えしたように、親友や身内に問題が生じた時と同じように、自分の問題をあたかも他者に起こった問題として、一歩下がって俯瞰して観ると、客観視できるのでよけいな感情を取り除くことができます。

「長期的視点で考える」
問題を短期的に観ると、現状しか把握できません。大きな問題こそ長期的な視点で考えるべきです。これまで長期に渡って、小さな要素が積み重なって大きな問題に発展しています。つまり、小さな要素を見つけるには、長期的視点で小さく区切りながら分析しないと観えてきません。

「最悪な状態を想定しておく」
自分の中の最も重要な「願い」が何かを見つけ、その願いを達成することで得られる「結果」を具体的にイメージする。次に願いを邪魔している「障害」を見つけ、望みどおりには事が運ばない状況を具体的にイメージする。

次にその障害がいつ、どのような状況で現れるかを具体的にイメージし、その障害に負けない対策を考える。例えば「もし◯◯なら、△△しよう」といった障害に対する具体的な「計画」を立てる。 

最悪な状態想定ワーク

以上3つの思考法の中で「最悪の状態を想定しておく」が複雑に感じるかもしれませんが、目的や夢を実現する上で障害はつきものです。
試しに、現在、目的達成や問題を解決したいことがあれば下記のワークで引き出してみて下さい。

 それについて、あなたの最も大切な願いは何か?
 それを達成するとどのような結果を得られるか?
 その願いを叶える時に発生する最大の障害は何か?その状況を具体的にイメージする
 その時の障害がどのようなカタチで現れるか具体的にイメージし、その障害に対する解決策や対策を具体的に計画する

以上、思い当たるだけノートに全て書き出してみて下さい。


あなたに気付きがありますように


【小さな実践】
それらの障害から目を背けることなく具体的に対抗策をイメージしておくことで、障害を客観視できてモチベーションに変換することができる

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Hiro Kobashi
◇「住環境・習慣・関係性」家づくりの三大要素 ◇五感を刺激するビジュアルコーチング ◇マインドセットで変える未来の人生 ◇人間関係の修復とコミュ力UP ◇子育てや職場の「叱り方」実践法 ◇ビジネス脳科学・心理学 ◇笑って楽しんで1/2介護 ◇人生の軌跡と羅針盤