慶應大学の起業サークルKBCのメンターをなぜか毎年やっている

昨日は近所で知り合いの起業家が地元の友だちと飲んでいるということで、顔を出したら思いの他盛り上がり深夜の帰宅。
お昼頃に若干の残酒感を覚えながら目を覚まし、14時に参加させてもらってる慶應大学の起業サークルKBCのプログラムが始まることを思い出し急いで準備。

Incubate Fundさんの素敵なスペースをお借りしての実施とのこと。50分で2人のメンタリング×2セットということで、半分は既に聞いたことのある事業アイディアだったものの、少しずつプランニングや検証は進んでいる様子。
起業経験のほとんどない人に向けた今回のようなプログラムの場合、半数くらいが途中から迷子になったりするものだけれど。そこはさすがの慶應生なのかほとんどが検証してはダメだったら次の案、うまくいったらもちろん次のステップに進むという手順をこなしていた。

参加者の1人との会話で「KBCのプログラムから7年間で1社しか形になったものがない」と聞いた。今年はエンタメ領域での事業を考えている数組を密に壁打ちをさせてもらっていて、この子たちがしっかり事業立ち上げをやり切り前に進んでいくお手伝いをしていきたいところ。


起業経験なしの方々向けのプログラムについては、今年は7days Startup Collegeという7日間で事業立ち上げのメソッドを伝え切った上で事業のコンセプトを決め切って世に出すまでを実施するプログラムを何度も実施することができた。

初回はコロナ禍前の2019年に母校の早稲田大学で実施させてもらい、全くの0から形にするプログラムとして一定の手応えを感じていた。その後、リアルイベントができなくなっていたので止まっていたのを改めて実施したものだ。

お陰様で評判良く、インキュベーションに力を入れる各地から引き合いがあり大阪、神戸、長野、仙台(予定)などで実施することができた。実施のたびに内容をチューニングしてPDCAが回ってきているので、来年前半はこのメソッドをもう少しオープンに発信してみることに挑戦してみようかと思い始めている。

「新規事業立ち上げ」についてはかなり科学されてきているように感じているが、インデックスとなるような情報のハブがなくなかなか浸透していないことをもどかしく感じていたので
・新規事業立ち上げノウハウ(「起業の科学的」なもの)インデックス
・実際に実行する際のメソッド(ノーコード活用方法など)
・初期の自身が考えていることのまとめ方(スタートアップ的なことも)
・時事的な話(盛り上がっている技術/市場トピックなど)
をnoteで連載することを企画し始めています。こんなこと知りたいなどぜひご意見ください。

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