求婚したからってすぐに結婚は出来ない。
こんにちは。
たにぐちです。
日々、国内外のメーカーと独占取引の交渉をしております。
それにプラスして、現在はAmazon国内メーカー独占交渉コミュニティーを運営し、これまでの経験を活かし、サポートもさせて頂いております。
Amazon国内メーカー独占交渉の全貌が気になる方はこちらから。
今回はタイトル通り、僕が行なっている「Amazon国内メーカー独占交渉」において、コミュニティ内から来た質問をシェアしていきます。
質問:
新規メーカーでも独占交渉されますか? もしくは、ある程度取引をしてから独占交渉されてますか?
答え :
ある程度やっていらっしゃるので、お分かりかとは思いますが、
既存の取引先の全てのメーカーさんを独占することには限界があります。
そして、既存のメーカーさんを全て独占出来たとしても、その先は必ず先細りします。
その理由はいくつか挙げられます。
・プロダクトライフサイクルの問題
・需要が一時的
・需要が限定的
・メーカーサイドの問題
・ご自身の問題(運営サイド)等々
一般企業の営業を思い浮かばれば分かりますが、常に新規のお客様へ営業しています。
そして、ご質問者さん自身も常に新しいメーカーさんへ取引依頼の連絡(新規営業)を行なっているはずです。
頭に「独占」のワードが入ったから新規営業をしないっていうのは、ちょっと不思議な感じもします。
おそらく、初めて取引するメーカーさんへいきなり「独占させてくれ!!」って言って回るイメージがあるのかも知れません。
僕自身、飛び込み系の営業をやったこともあるので、分かりますが、新規営業って、基本的にお断りされます。
100件回っても1件話を聞いてくれれば良い方。(業種、方法にもよりますが。)
そんな感じで質問者さんも新規営業をすると断られる恐怖感というか嫌悪感というか、自己否定をされたような感覚になるかもって思っているのかも知れません。
それも少し不思議な感じはありますよね。
新規取引の連絡は断られてOKで、頭に「独占」のワードが入ったらダメなのか。
コミュニティでも言ってますが、いきなり「独占させてくれ」って言うのは引くて数多な美人にいきなり求婚するようなものなので、まずは友達から始めましょうと。
この吉澤さんとのやり取りが全てな気がします。笑
自分の求める取引方法に持って行くには、たくさん声をかける必要があります。
それをやっていないのに新規営業うまくいきませんって言われても、それは「まずは数こなしましょう」としか言えないのが現実です。
量をやらないと効率的にやる方法は見えてきません。
量をやるからその中での改善方法が見えてきます。
まあ、量をやりたくない気持ちも分かりますし、こういった精神論に近い答えになるのは好きではないですが。
大体の目安としては週に最低30件〜50件
少ないと思うかもですが、単純に取引先を探しているわけではなく、商品の動向だけでなく、メーカーさんの中も見てメール等を作るので、この辺りがちょうど良い数字になるかなと。
そして、2回目、3回目とミーティングを重ねれば、少しづつ話を聞いてくれるようになります。
俗に言う「ザイアンスの法則」ってやつですね。
独占取引とは言うなれば、結婚にも近い行為です。
メーカーさんから一目惚れされない限り、1回で決まることなんてありませんし、一目惚れだって、こちらで間違いないかを確認するために何回も会うはずです。
求婚したからってすぐに結婚は出来ない。
式の日取りも決めなきゃだし、ご両親への顔合わせもある。
それでは。
本日のオススメの1冊
年間100冊以上本を読む僕が読んですぐにビジネスに役立つ本等を紹介しています。
親子旅行記かと思って読んだ見たら、父から息子へ向けた金言集と親として子供にどう向き合うべきかを書いた素敵な内容でした。
子供を持つ親として、ビジネスマンとして読んでおきたい1冊だと思います!!
PS
NBAもカンファレンスファイナルとシーズンの佳境に入ってきました。
推しのチームがすでに敗退しているので、いちNBAファンとして気持ちのアプダウンもなく、楽しく観れています。
今年はエンビードに優勝して欲しかったんですが、敗退してしまったので、前から好きなデンバーナゲッツを応援しています。
LALとの2戦目の4Qだけで23点取ったのに、未だ過小評価されている部分がありますが、ジャマール マレーに期待しています!!