国語の教科書にある説明文はシンプルに教えたほうがいい。

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国語の教科書にはたくさんの説明文があります。

ある説明文の教材を扱った場合、最後の授業は「筆者の主張を読み取る」「指示語の言いかえ」の二つを学習させることだと思っています。

ちなみに1時間目は音読をしっかりさせます。2時間目には問いと答えの構造を読み取らせます。そして3時間目が筆者の主張の読み取りで終わりです。その3時間目の授業の話題です。

まずは1回本文を音読させます。終わった後に、「みんなねこの作者が一番言いたいことは何だろうそ。この部分を探して線を引きなさい。」というわけです。「できたら持って来なさいね」といいます。

そして一人一人に教科書を見て丸をつけていくわけですけれども、その時に点数をつけていきます。 それは文ではなくて、例えば、文ではなくて、文の1部だったとか、句読点まで含めて線を引いていないとかはの減点しますよね。そうやってどんどんなっていくというわけですね。そういう風にすると子供達はわかるはずです。どこが筆者の主張なのか。

こういう指導を何度かやれば、主張はたいがい最後に隠れているというか、最後の段落に間違いなくあって、それはこの辺にあるだろうという風な感じで読むようになっていくんですよ。

しかし、主張の部分には指示語が入っていることが多いです。だから指示語の言いかえもできなくちゃいけない。だからこの時まとめて指導するわけです。例えば、だから私はとかそれが大事だと思うのである、とかいてあるとする。それとは何ですか、ということを授業の中でやることが多いですよね。 「それとは何ですか?その内容をノートに書きなさい」という指導もします。 内容があっているならばまるしてあげるしダメだったらバツしてあげるっていうようなことをしますね。なのでかなり子供たちの読み取り能力を強化するための授業とでも言いましょうかやっぱり筆者の主張は何で読み取れで指示語の言い換えができるっても大事かなと思いますね。

それができてまだ時間が余っているようであれば他の指示語についても同じように扱います。教科書において指示語に丸をつけさせ、それが示す範囲に線を引かせる場合もあります。もちろん、ノートにその内容を書き抜かせる場合もあります。そうやって子供たちが指示語の言い換えができるようにするっていうのが最後の時間にやる授業です。筆者の主張を読み取らせたうえでやります。

こういったことを繰り返すことですね子供達もやっぱりこういう視点で説明文を読むようになるんです。あくまでシンプルな指導を繰り返す。

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