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焙煎前のひと手間

おはようございます。Hiratomo Roasting Room 焙煎室の人です。

子どもの頃なら「めっちゃ寒い!」って感じていたのに、今は「うん、寒いねぇ」となってしまった12月の日々。もちろん所によってはめっちゃ寒いのでしょうが。薄れゆく四季を何となくもどかしいなと。そんな師走。

さて今日は焙煎前のひと手間について。
焙煎されてみえる方なら分かると思います。はっきり言って、大変です。

1:ハンドピック

欠点豆を取り除く訳ですが・・・。

こんなのが沢山出てきます。ちなみにこれはブラジル サントスNo.2。1kgをハンドピックしていると少なければ400g、多ければ大体600gってところでしょうか。これらを除かないと味はもちろん、体への影響もあるそうで。勇気?を持って試された方の経験談はネットにも多くあげられていますので、そちらを参照してくださいませ。

残ったお豆さん達はこんな具合。多ければ大体600g、少なければ400gでしょうか。

プレミアムやスペシャリティならば、ある程度欠点豆は少なくなります。自分もエチオピア シダモのプレミアムを購入したことありますが、拍子抜けするくらい少なかったですね。ただ少ないからと言ってハンドピックしない訳にはいきません。美味しいコーヒーを焙煎したいのであればハンドピックは手の抜けない作業だと

個人的にはハンドピック時に豆ごとで欠点豆と良い豆の写真をスマホで撮っておくといいかも。判断基準になると思います。今の時代だからこそできることですね。

2:生豆の水洗い

以前にも記しましたが賛否を呼ぶ作業かと。個人的には、どこまでこだわるかによりますが、やって損のない作業だと思います。理由は2つ。焙煎前にチャフをある程度落とすことができる。もう1つはハンドピックで見落とした欠点豆が洗うことで分かること。この2つを行うことで雑味のない、ふっくらとしたお豆の焙煎に結びつくと思います。

手網や手廻し、小型焙煎機で焙煎する場合、このお豆を洗うことは有効じゃないかなって。実際、調べると評価の高い焙煎店等では何人かやってみえる方々もみえます。よかったら調べてみては?ただ手間はかかるし、しなくても焙煎が失敗するわけではありません。大切なのは自分がどんなお豆を焙煎したいかって事。ひと手間が目指すお豆の焙煎に結びつくのであれば、やるべきかなって。その辺りは個人の判断だし、答えはないんじゃないかなと。

生豆の水洗いについてはまた機会があれば記していきたいですね。

いずれにせよ焙煎前にひと手間かけたお豆さんがふっくらとした仕上がりになった時は嬉しいです。ひと手間大切です。

追伸
宇宙もいいけど温泉にゆっくりつかりたいですね(笑)


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