ヤバすぎる本を見つけてしまったかもしれない。
題名通りです。すごく興奮してます。
早速ですがその本は「脳の右側で描け」です
※左脳は論理、右脳はイメージを司る器官です。
さて、この本は上手く絵を書きたい人のデッサン的な本だと思っていました。
まるで違いました。10ページ読んだだけでわかるやつです。
認知心理学本と脳科学の脳を鍛える実践本です。
私の心理学の個人的な見解としても、人間はよく自動的に「錯覚する」という生き物と理解しました。これはもう仕方ないです。
そんな自動的な知的アルゴニズムに抗えたのは修行しまくったブッダくらいです。
例えば、目に見える範囲(顕在意識で認識できていなくとも)顔があれば、顔を無意識的に見てしまうようなことです。
これを自動的に見ないようにするのは、私はまだ無理でした。
勝手に目で人の顔を優先的に追ってしまいます。
この本では、その自動的な認知的なアルゴニズムをさらに錯覚させる試みをしているようです。
つまりは私たち現代人は左脳が優位すぎて、見ている物も左脳で考えている。と言ったような主張です。
これを左脳ではなく、右脳で見ることで、この本の体験者は「私は今まで、自分の手を見れていなかったようだ。」と言います。
これは私の体験ともかなり一致します。
私が最近やっている水耕栽培(土を使わず、水で育てる野菜)では、種から芽が出て、成長すれば「新芽」が出てきます。
とはいえ、その新芽を左脳で論理で理解しているけど、右脳的なイメージとして「どんな形をしているか?」というのは認知できていないんです。
私が想像できるのは「新芽が出た」という概念がそこに写るんです。
これはこう言った認知的な見え方全てに当てはまります。
実は私は大多数の人とは違うような障害者の気がします。
(誰にも話していないので、わからないです。)
というのは、人の顔を全く頭の中で再現できないんです。
具体的なイメージとして
アンガールズの田中さんの顔を想像したら、0.3秒くらいはその人のリアルに感じる顔が出てきます。
しかし、その後にはその人の顔が一瞬にして概念に置き換わります。
アンガールズ田中さんの顔の部分が「アンガールズ田中」という概念に置き換わってしまい、顔が見えなくなってしまうんです。
概念が見えるイメージです。(理解できます?抽象的なので、イメージ(物体)ではないのでです。)
親の顔、兄弟、親友、全員が同じように概念としての「〇〇さん」に置き換わってしまいます。
※ただ、その人の顔を見れば、その人がすぐに分かります。
夢を見ている時も、顔だけは概念としての夢です。
他の物体は想像できるんですが、顔だけは概念なんです。
これは10年前くらいには気がついていたので、ずっと「私は障害者側なんだろうなぁ」と考えていました。
これは、私が左脳論理的に考えてしまってしまうのがこの本で気がつきました。
「(右脳)イメージを見るより先に、(左脳)論理が先に出てしまう」という錯覚だ。
というこの本の主張に雷を打たれてしまったんです
それでこの本に関してですが、その出しゃばりな左脳を「騙す」というヤバすぎる本でした。
私は今までの記事を見たらわかるとおり、「左脳優位」な考え方で、現代の環境に弱いから淘汰される可能性が高いと考えています。
アインシュタインの脳は科学的見解ではでは、イメージが優位だったと言われています。
というのは飛行機を設計する時に想像する時は普通は、空気抵抗だとか、速度だとか、重力、とか質量・・・普通はいろんな数学の式を当てはめます。
アインシュタインはそれを全て映像としてイメージできていた。と・・・
参考:アインシュタインの脳は何が違った?
ここではそのイメージをできる場所の39野のグリア細胞が多かった。とありますが、脳は可塑性(成長する)ことが実際の科学として、最近わかりました。
この記事にもあるように、アインシュタインは毎日イメージして、論理で考えてこの脳の細胞を成長させていたのだろう。
と上手な落とし所を見つけています。
そして、この本の「脳の右側で描け」でも著者が同じように脳の可塑性を重要視してます。
これは私のnoteでの実体験でも当てはまります。
恥ずかしいのですが、私の最初の記事です。
説得力のテクニック演説の6つの方法
これは昨年2019年の6月に書いた記事です。
そこから今の記事に至るまで、300記事程度書いていますが
明らかに成長しています。
客観的に「多くの人に読みやすく、理解できる文章」を書く技術が上がっています。
人が読みやすい小手先テクニックも至るところで既に無意識に使っています。
これが、脳の可塑性(成長する)と言う以外に何と考えれば良いのでしょうか。
これは左脳(論理)がこの1年間で成長した。
と言うには納得できる話かと思います。
同じように、右脳も成長する。
と考えるのは筋が通っています。
この本の先はまだ読んでいませんが、レビューを読む限り、無の概念を認識できると言う新しい知覚を発達するのではないかと考えています。
具体的には、
人の姿の絵を描くときは人(顔とか、表情とか、動きとか、)に自動的に認知が言ってしまうけれども、
その人ではなく、逆にその人の周りの風景と人の境目を描く。
といった無の概念と有の概念の間(エッジ)を書くと言います。
(うわぁ・・・こっわ・・・・)
これで、左脳の錯覚を騙して、黙らせて、右脳を発達させるようです。
理にかなっていると思います。
何が言いたかったかと言うと、
私の知能では今までは映像で何も空間は見えていなかったので、そこを認知できると言う新しい知能が発達して他の心理学の認知的な概念として無を認知できるので面白そうだな。
そう思っただけです。
多分、未来のどこかで何かと繋がるはずです。
心理学をガチで学んでいる人にとって、この本は無視できない存在になりそうです。
あ、終わりです。
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