なぜ夢は意味不明なのに、夢の中では納得できるのか？
ノブです。さくらんぼ農家とネギ農家やってます。この時期はトラクターにずっと乗っていて暇すぎます。なので地平線をぼーっと眺めることにしてます。暇なので色々1人で考えざるをえない環境になってます。
さて本題の結論ですが、
科学的（道具で観測できて何度も起きること）な結論はないです。
だからそれっぽい哲学的（理性的な解釈）な結論になってしまいます。
結論は、夢に大きな目的はないからじゃないかと考えました。
というのは、昔に哲学者のプラトン師匠とアリストテレス弟子がいました。
実はこの2人、現代の科学を予言していた感じでした。
プラトン「この見える世界って偽物で、本物じゃないよね。」
なにいってんだ？って感じですが聞いていくとなるほどと思えます。
プラトン「例えば、コンパスで丸を書く。綺麗な丸だけど、よくみたら途中ギザギザになってるよね。これって完璧な丸とは言えないよね。」
たしかにその通りです。
私が書いたコンパスの丸はスマホで近くで撮影するとギザギザになっていました。
プラトン「じゃあ完璧な丸は存在しないかといえば違う。私たちの頭の中では完璧な丸を想像できるじゃないか。」
私はプラトンに全力で鼻にパンチされた衝撃を受けました。
本質の的を思いっきり中心を射抜いた考えだと思いました。
正直、哲学者ってなんかヒゲばっかりはえてて胡散臭いと思っていたので調べていなかったのですが、興味を持ってしまったのでプラトンから調べてみるともっと面白かったんです。
プラトン「その考えの中にある完璧な思考のこと。それがイデアだ。（アイデアという言葉の語源）イデアの中は理想なんだ。その世界をイデア界と呼ぶ。」
私はまだ意味が理解できませんでした。
だって目に見えないものは信じられません。
イデア界ってどう見えるんでしょうか。
プラトン「イデア界は我々の目に見えるものではない。」
不思議なことをいい残して死んでいきました。
その次にプラトンの弟子のアリストテレスが現れて言いました。
アリストテレス「この世界は４つでできている。プラトン師匠はふわふわしすぎているあれはだめだ。」
なんだか面白くなってきました。
今まではプラトンの大きすぎる風呂敷すぎたので誰もよくわかんない感じでした。
それを４つだ。と定義しようとするアリストテレスはすごいです。
アリストテレス「この目に見える世界は４つ。
１つは質
２つは形
３つは作用
４つは目的
この４つで世界はできている。」
現代科学では多くの頭いい人がこれを見つけました。
１つは質、これの意味は高校生の時に習う分子、原子、素粒子などのことです。
２つは形、鉄の分子が集まって車の形ができる。ってことです。
３つは作用、
４つは目的、
この辺りはアリストテレスはセットで考えているようで、現代科学でいうとよくわかりません。魂的なものです。
ここからが私がアリストテレスが凄すぎると思い始めた面白いところです。
無理やり科学っぽいところに紐づけるなら、
３つは作用、
４つは目的
これは数学、論理、あたりになります。
というのはこの世界は４次元空間でできていますよね。
次元は動ける方向です。
０次元は点 動けない。
１次元は線 一つの向きに動ける
２次元は面
３次元は立体
＋時間の１次元
合わせて４次元の時空です。
どうやらこの世界を作っているのが数学のようです。
アインシュタインの頃に数学をまともに科学で検証できるようになったので、色々できるようになりました。
アインシュタイン「この世界が数学で作られてるなら、E=mc2になるけど、これデカすぎるエネルギーなんだけど嘘っぽくないか？」
試してみたら核エネルギーが存在していたようで、どうやら数学がこの世界を予言できる最高の道具であったことがわかってきました。
いわば神様の足跡のような感じです。
そしてアインシュタインの友達とかが、
「君の考えた数学を１１次元で考えたら成立するんだけど。」
アインシュタイン「うわ。ほんとうだ。」
これで最近では数学で予言されている１１次元が本当かを科学で見ようと必死になっています。
紐理論とか超紐理論とかM理論とか大統一理論などと言われていて
要はすべてのことが簡単にひも１つで説明できるんじゃないか説を
科学的な道具で発見しようと四苦八苦しているのが現在の人類です。
それで最近で面白いのが、量子力学という分野で、２重スリット実験といって、
どうやら
観測してないとき、
観測してるときで、
光が性質が変わることがわかりました。
ここから私の解釈ですが
簡単にいうと、我々の見えている世界の裏側でまるでコンピューターのようにE＝mc2を計算するような知能が動いていて、その式を解いている演算中の数式と、演算結果の２つが観測できた。
そして、なぜか観測がトリガーといった感じです。
この観測の定義がまだ科学ではよくわかってません。
なのでお金大好き系の宗教家が万歳して都合の良いことを言って
信者からお金を巻き上げるビジネスが再加速しました。
意識なのか？機械の不備なのか？実験は失敗してるんじゃないか？
過去が変わるんじゃないか？未来の情報がわかるんじゃないか？
いろいろ言われてます。
ちょっとまだ科学ギリギリ微妙な場所って感じです。
他にも量子力学では面白いことに、虚数の存在がわかりました。
虚数は我々は見ることは絶対にできません。
なぜ観測できたか？というと、
・現実世界が数学でできていることは、今までの科学でわかってきた。
・数学には虚数がある。
・数学でこの世界は虚数を含む式でピッタリあってるっぽい。
本当か？
なら虚数が存在したら、成立する実験してみよう。
科学者「できた。」
って感じです。
ただ虚数自体を観測したわけではないです。
新しい発見があればこれは間違いの可能性も出てくるわけです。
科学は間違いを認めることが前提の学問なのですごいですね。
５〜１１次元は原子とかの中にちっちゃく折り畳まれていて色々小さくてわかんない。
科学の道具もそこまでちっちゃいのを見る装置がないです。
ただ数学的に存在してる感じ濃厚なのでその羅針盤の方向に科学で向かっています。
こんな感じで虚数などの我々の目に見えるもの以外が存在しているようです。
ここまでが科学でした。
ここからが哲学です
たしかに裏側で数学の演算をする何かがある感じです。
話をもどすと、アリストテレスの言うところの作用、目的がこの
１１次元の示唆、
裏で動く数学のプログラムのコードの示唆をしていたんじゃないかとも思えます。
ここから本題に戻って哲学します。
なぜ夢は意味不明なのに、夢の中では納得できるのか？
我々の夢の中は質、形が数学できっぱりと定義されていません。
脳は見たものを抽象的に変換してそれっぽく記憶しているからです。
そのため、夢の中の物体の質は
重さ、スピード、エネルギーなどは現実と比べたらデタラメになります。
とはいえ、プラトンの丸の定義のイデアのように
むしろ夢の中では、それが完璧なのです。
形は、プラトンの丸の定義のように、
完璧なイデアを見ているわけです。
むしろ現実よりも素晴らしく
完璧な風景、完璧な人の形、完璧な構造物です
現実と比較で見たらそれはデタラメです。
もう言いたいことがわかってきたかと思います。
夢というのは、イデア界を見ている。ということです。
起きた時に夢のイデア界の記憶がありますよね。
夢の中ではそれは完璧でした。
しかし、現実と比較した場合、あきらかに現実が正しいため
夢の中はデタラメに思えてくるということです。
ある種、夢の中というのは全てが正しく思える魔法の世界です。
今、夢から覚めて現実で見ているものが正しいと思えるように。
これは予想ですが、哲学者たちのように、
「現実で見ているこれは正しいか？」
と自分に問いつづける真の哲学者であれば、
夢の中でさえ疑い、これは夢であることを気がつけるのではないでしょうか。
プラトンの話に我々が見ているのは本物ではないという物語があります。
洞窟の比喩の中ではまず人々は地下の暗い洞窟の中で縛られ、洞窟の壁に向かされています。プラトンは洞窟に縛られた人々を囚人と呼びました。その壁の後方遥か上空にはギラギラと輝く太陽があり、囚人たちは太陽に背を向けています。
洞窟の入り口には様々な物が運ばれてきては通り過ぎていき、その度に洞窟の壁にはその影が写ります。
囚人たちは壁に向かって縛られているので、彼らはその影を見ることしかできません。そのためその影を見て世界とは”こんな形をしているのだ”と認識するほかありません。
囚人たちにとって世界とは壁に映る影それだけであり、生まれてから今まで洞窟の壁しか見たことがないのでそれが何かの影であると認識することすらできません。それ故に、壁に向かって縛られていることは彼らにとって苦痛ではなく安住でもあります。
そんな安らかな囚人に対して突如として”解放者”が現れます。解放者は囚人を束縛から解き、無理やり洞窟の外へ引っ張り出そうとします。
今まで洞窟の影しか見たことのない囚人は背中でしか感じたことのなかったギラギラとした光を直接見てしまったことで目が眩みますが、解放者は容赦無く洞窟の外へ引っ張っていきます。
ゴツゴツとした洞窟の壁を無理やりに登らされ、ついには外へ出されてしまった囚人は初めて”外の世界”を見ることになりました。
時間をかけて少しづつ、まずは自分の足元の影から、そして水面に映る自身の鏡像、果ては物そのものへと次第に目を慣らしていかねばならないのです……。
プラトンの囚人の洞窟
つまり、プラトンは今見ているものを疑うように言っています。
真の哲学者であるプラトンが夢を見ているのであれば、
夢のプラトン「洞窟の中で壁に向かって縛られている囚人は、壁に映る影によってしか物事を解釈できない。今見ているのは夢で本質はこれが覚めた場所にある。」
夢から覚めたプラトン「これもまた本質ではない。」
さて、夢はイデアであるため完璧に思えるわけです。
質も形も。
とはいえ、この世界を作るには４つ必要だとアリストテレスはいいました。
残りの
作用と目的
この２つに関しては夢で説明できると考えます。
夢は作用しています。
作用って分かりにくいですよね、上手く動いてるって感じです。
正しくは、力を他に及ぼして影響を与えること。またその、力の働き。
つまり夢は、現実世界での脳があり、それが意識を作り出します。
そのため、夢をつくる作用がある環境です。
夢は３つの作用までは整っていると考えられます。
質（脳）
形（脳）
作用（意識）
ですが、夢というのは目的がありません。
最後の目的というピースが不在だからデタラメなストーリー展開をするのではないかと私は考えました。
所々で夢はある程度成立することが起きます。
綺麗な町があって見たい → 歩く
お化けが出てきて怖いから逃げたい → 走る
こんな風にして私の夢は展開しています。
（DaiGoさんが夢日記を付けてたらクリエイティブな能力が上がると言っていたので夢日記を作っていたら、これが分かってきました。）
ですが歩いたり、走ったりすると、
綺麗な町を見たいという欲望が満たされて、目的が消滅します。
お化けが怖くて逃げたいという欲望が満たされて、目的が消滅します。
そしてまた新しい小さな目的が発生します。
こんな感じで４つの原因の中で目的がほぼないためデタラメになると考えています。
とはいえ、これもイデアとして完璧なストーリーです。
現実ではデタラメに見えます。
こんな感じでアリストテレスの４つの原因論から夢を哲学しました。
結論として、本題の
なぜ夢は意味不明なのに、夢の中では納得できるのか？
これの結論は
Qなぜ夢は意味不明か？
A夢は小さな目的が発生して解決で作られる。
だから現実世界では意味不明に見える。
Qなぜ夢の中では納得できるのか？
A夢の中はイデア界の完璧な世界のため、むしろ納得できるものしか見てない。
こんな感じになりました。
私の解釈ですが、アリストテレスの４つの原因論は
現実世界で考えても的を得ていると思います。
質、形、は科学可能です。
作用のような形を保つようなエネルギーを作る知能の数学は
ちょっと科学っぽいです。
しかし、その数学の本質は２重スリット実験のように隠れた裏のプログラムコードが見え隠れします。これは科学可能か微妙なところです。
それらをおこうなう目的、論理はまだ宇宙の５%しかわかっていないので私らが生きているときに分かったら最高ですね。
これら４つがなければこの宇宙を説明できないとも言えます。
目的がなければ作る必要がないことになるし。
目的自体が的外れかもしれません。
もうすこし哲学が必要そうですね。
ここらへんの目的の哲学は無限の想像でしかないのでキリがないので科学待ちですね。
それで、昔の哲学者も同じように詰みました。
プラトンやアリストテレスは多分、多くの人間に都合よく目的を解釈してあげたと私は解釈しています。
ここから国家や宗教とかの領域です。
要するに多くの人をまとめて効率よくみんなで生きようねってことです。
この作られた目的とは愚かな人間だとしても集団でまとまっていけるように。
都合よく作っていました。
プラトンの国家論ってやつです。
幸福が一番だ。って感じです。
それを最高の善といっています。
おそらくですがプラトン達は、人間の心の作用、目的をどうするべきか。
それを解決しようとしたかったんじゃないかと思います。
人間の知能という
作用があって目的がない意識がある脳を
どうするべきか迷った挙句、
幸福になることだと説いています。（目的）
それが最高の善であると。（目的）
超高速化する現代社会、目的が夢のように生まれて達成し消滅する
この時代の目的不明の人類への対処法じゃないでしょうか。
幸福が一番で、それが最高の善である。
全員がもう一度、個人的にこの教えを内側に追い求める時代かもしれません。
話は変わるんですが、
私は個人的に作った宗教として
意識は確立干渉隠れ変数説を唱えています。
２重スリット実験で分かった隠れた変数があること、
１１次元があるっぽいこと、
５〜１１次元は何かしらで４次元と干渉できること
意識というのは４次元ではよくわからないので、５〜１１次元で説明するしかないです。
もし５次元空間があって無理にイメージするなら、
・Youtube動画を見るように時間軸別で見れるし、一気に時間全てを見ることもできる。
・CTスキャンのように自分の体は中まで見えて骨や脳や心臓もみえている。
・ゲームの時間を止めてキャラを眺めるように、体の全ての方向から見ることができる。
・その体の次の一秒後に起きる可能性を全て同時に重なり合わせとして見ることができる。
みたいな感じになるかもしれないようです。
４次元空間はこの５次元空間の影だとして考えれば、その可能性の一つを見るわけです。
時間の現在は決められていて、必ず未来にしか進めず、
見えている物の表面しか見えず、
１つの起きる可能性しか見えず。
よく考えたら理不尽ではありませんか？希望もなにもないように思えます。
なので４次元空間からこの５次元空間に干渉して、
起きる可能性を操作できるにはどうするか？
現実的に何が可能か？と考えた場合、
意識だと思いました。
例えば、３秒後にほっぺを指で２回叩くと意識します。
私は３秒を数えた後、ほっぺを指で2回叩きました。
当たり前すぎて気がつくとかそういうレベルではないんですが、
意識で未来を操作することはできるんです。
あなたがもしさっきの３秒後に〜する。
が達成できなければこの論理は破綻します。
実際にやってみてください。 体のどこを２回たたきますか？
数えましょう
１、２、３ できましたね。
こんな風に意識というのは未来に干渉するために作られているというのは明らかです。
さっきのアリストテレスの４つの原因説の哲学で語らずとも、
さっきの自分でやった実験で科学的に自分で証明したはずです。
とはいえ、この意識で考え達成することは２秒後に死亡する人は無理です。
意識で考えたとしても目的が未来に対して大きすぎた場合、時間がかかったりして達成不可能になる。と考えています。
つまり未来は意識で作られる。
という話は意外にも論理的な話でしかないと思います。
無理やり科学っぽい言いがかりをするのであれば、
意識は５次元空間の確立に干渉するため、４次元空間の意識を持った生物に有利な確立に作用する。
しかし、５次元空間や、隠れた変数、見えないプログラムのコード、
これらは本質側で動作していて影側では見えないものであるため結果でしか気がつけない。
これを確立干渉隠れ変数意識説といいます。（５次元のような見えない確立世界に４次元から干渉するのは隠れた変数である意識ですよって意味です）
それで、これが正しいとか正しくないとかはさておき、
これは今までの宗教と変わったところがあって、意識して努力をすることがポジティブになれる考え方ってことです。
例えばニーチェは、永劫回帰（えいごうかいき）という考え方をしていました。
簡単にいうと今生きていることが死んだ後にまた繰り返されるよ。的な感じです。
私は人生で2度と経験したくないことを３回くらいあるので、この考え方はちょっと死んだ後の先に希望がもてず憂鬱な考えになります。
ニーチェ的には、だからポジティブに生きたら次もポジティブだ！といいたかったようです。善に行くように向けた考え方です。自分を動かす考え方です。
他の考え方で一般的には死んだ後は天国にいくよ。逆に悪いことしたら地獄だよ。
つまりこれは善にいくように向けた考え方、悪はマイナスの報酬を用意しています。生きているうちは罪人として働けって感じです。他人を操作する宗教があって集団としても色々合理的です。自分が持てない人も多いのでありです。あとイメージしやすくわかりやすい。
それで確立干渉隠れ変数意識説では他の宗教と違って
死んだ後が〜、とか次の生きる時が〜、とか
そんな遠くて結果も分からないことを語らずに今回の命で語ることができるんです。
早いうちから意識して、それを達成するために毎日努力する。
それで意識したことは達成するモチベーションとなる。
未来は確定してない、確立で決まっているんだ。
だから今日も前に進んでいける。
未来を変えるために。
今日から。
そんな考え方です。
もちろん意識が変われば論理的に達成は遠のきます。
なので、ある程度早くに志を持ち、それを考え続けられるか。というところが問題です。あと科学的な知識がなければ前提からわかりにくいです。
宗教では意識をまとめるために祈りや儀式や宗教から抜け出せないトラップをしたり、人間の行動心理学的なうまい習性を利用して意識を同じところにもっていくため、意識が確立に干渉するなら達成できる確率は上がるんじゃない？
そんな確立干渉隠れ変数意識説でした。
個人宗教に入りませんか？無料ですよ。
達成したいことを意識し祈るだけです。
本当はタイトルの夢とは？な話じゃなくて、意識とは確立だ。
って話がしたかったんです。
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