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賑わいたのか?

なんだか暇になった。

1月から7月の始めまで
ずっと何かしらの予定が
詰まっていた。

コロナに遠慮することなく
いろんな自粛が解禁されたからってのも
あるのだろう。
(自粛を解禁なんて、変だね)

いろんな催しが再開され、
それらを実行するには
準備やらなんやらの
実働が伴われる。

運営だけが仕事ではない。
来場者、観客、消費者としても
いろいろ足を向けなければならない。

*******

そして、
コロナ禍を経た僕(僕ら?)は
ふと立ち止まる。

わざわざやらなくても
いいんじゃね?
行かなくてもいいんじゃね?

・・・いやいや。
あの3年間が不本意だったのだよ。
ようやく活動が再開できる。
また賑わおうよ。
活発になろうよ。
儲けようよ。
稼ごうよ。
歌おうよ。
踊ろうよ。
みんなでお金を廻そうよ。

と、頑張るのですが、
あの内省を繰り返した3年間を経て、
以前のようには
戻れないなぁ・・・

「戻らなきゃ!」という圧に
力を感じなくなってしまった僕です。

コロナ禍以前から
賑わったり、活発だったり
稼げていたわけではないのですが、
「どうしよう!僕も賑わなきゃ!
活動しなきゃ!稼がなきゃ!」
と、焦っていたのです。

そして、忘れちゃいけないのは
コロナ禍以前の2019年に
消費税が10%に上がったこと。

ここでもう、
稼げない。賑わえない。
活動は
もう「上の層の人だけのもの。」
という諦めに変わりました。

*********

そしてコロナ。

上、というか
「中間層」だったんだな。

みんなが焦っていて
笑えた。
漁夫の利やら、
発想を転換させて
なんとか活動を維持させようと
みんな頑張っていた。

まぁ、これが内省の3年間
だったんだよね。

*********

僕らの心理は
真理を見て、
以前と同じように
振る舞えるのでしょうか?

内省して
何を見た?

*****

あの頃(どの頃?)
と同じ振る舞いを
しようとして、
その差異に
あらためて氣づく。

そして、
また一方で
復興の興奮を享受した後、
以前と同じ
賑わいから外れた場所に
戻ろうとしている「僕」を感じる。

******

そして、
じつは、
けっこう多くの人が
もう「祭り」には
来なくなっている事実も
感じる。

それは
嘆かわしくもあり、
「問題」とも思うけど
一方で、
ホッとしている自分も感じる。

活気があれば幸せなのか?
たくさん稼げれば幸せなのか?
恋人とうまくいけば幸せなのか?
友達多いと幸せなのか?
経験が多いと幸せなのか?
そもそも「経験」とは
一人一人が違い、
かけがえのないものなので
「価値を測る」なんて
不毛だよね。

たくさん稼げないと不幸なのか?
そんな社会でいいのか?
そもそも、
受け取る人がいれば、
渡す人がいる。
プラスとマイナスでゼロになる
今の「稼ぎ」のシステムだ。

と、僕らは内省を繰り返し、
学び、
氣づき始めてきた。

********

コロナで
(僕の場合はじつは関係ないけど)
今までしてきたことが遮断された。

してきた「それ」で、
本当は何を手にしたかったのかを
多く考えた。

そして「必要なこと」を
考えた。

代替できる手段を見つけたなら
それをこの新しい時代に
始めるのもいいでしょう。

今までやってきたことを
続けるのなら、
なぜ「それ」を続けるのか。

「それ」で
本当は何を手にしたかったのか・・・。

何を「必要」と感じているのか。

******

3年、4年が過ぎ、
10年、12年が過ぎ、
20年、30年が過ぎていった。

この人生で
何を成し遂げたいのか。

そして、
この人生を使って
どんなことを繋げて行きたいのか。

********

そんなことを考えて、
「歌うしかないよなぁ・・・」
と呟いてしまう僕は
やっぱり
歌うしかないのだろう。

みんながそうではないのは
わかるけど
みんながそうじゃないのが不思議。

となると、
僕は
僕が「歌わなきゃ」
と思うから、
やっぱり歌わなきゃいけないんだろう。

そこに繋げなきゃいけないんだろう。

「必要」な日々の暮らしに
道を譲りながらも、
僕の歩む道が見える。

********

みんなは
「本当に手にしたいもの」が何かを
自問、内省した時に
何を手にしているんだろう?

********

また相変わらずの
「次の時代」に差し掛かろうとしている。

********

「夏」「夏休み」!
楽しいことが満載で、
みんなみんなで賑わって、
盛り上がって、

僕は誰からも誘われなかったな・・・

っていうのが常套な「夏」です(笑)。

上等だ!

僕はその、
"the other side of summer"を描きたくて
「音楽」という筆をとった。

・・・でも、まぁ、
ミュージシャン(アーティスト)って、
そんな資質の人が多いのかもね(笑)

エルビスコステロ、ビーチボーイズ、
忌野清志郎。

また
そんな「音楽」を愛してしまったファンが
たくさんいる。ってのも笑える。

********

ジレンマだよね。

僕らは何を
望んでいるのかな?

こんな詩を歌う僕の
スケジュール帳が
真っ白になるのは
必然っちゃぁ
必然だよな・・・。

******

こんな僕、
週に2回は
ツイキャスのライブ配信で
ウクレレ弾くように
自分に課しています。

気持ちのいい場所へ行って
独り、ウクレレを弾く。
「独り」を誰かにお届けできる。

けっこう、これって
僕の表したかった表現が
できるんじゃないのかな?って、
気がつけば、欠かさずに、
1年以上続けています。

先週、今週は
週に3回もやっちゃってるよ(笑)。

視聴者が
いてもいなくても
やっているよ。

こんな「やりたいこと」で、
バズればいいんだけど、
「バズる手段として何をするか?」
と考えるか、
とにかく「在りたい自分」でいられるか?
を、自覚して、
何を人生で優先するかを考えれば、
夢は叶ってた、
好い時代だと思うよ♪

今日もどこか
適切な場所を見つけ、
適切な詩を
歌おうと思っています。

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ウクレレ平魚泳
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