自分のことを考える余力がない…35歳がコーチング受けてみた【セッション1回目】
人生がノープランすぎて袋小路に入ったので、コーチングセッションを受けてみたという話をお届けしています。
前回、コーチング本編に入らず自分のノープラン人生を振り返っただけで終わったnoteにもかかわらず、かなり多くの方にご購入いただきました。ありがとうございました。
そんなわけでさすがに今回は、セッション本編に突入します!
申し込んだときの状況
初回で社会人人生を振り返る中でも多少触れましたが、ひらりさがコーチングを受けたときの状況はこんな感じ。
直接のきっかけ:35歳&恋愛
35歳という節目を迎え、ノープラン人生、長期的目標のない人生に嫌気がさした
彼氏との関係に一喜一憂しすぎて疲れてきて、「恋愛に身を委ねすぎの人生をやめたい…」と思った
彼氏との関係に悩みすぎて、とにかく人に話を聞いて欲しかった
間接的なきっかけ:会社
現在の職場に転職して1年半が経ち、「自分ってこの職場で必要とされているのかな……」「自分に向いていない能力を求められてお互い不幸になっている気がする…」と悶々とする機会が増えていた
実際、ジュニアメンバーのマネジメント能力が低いというフィードバックを受ける
「そもそもマネージャーじゃないし評価にも乗らないのに何でこんなにピープルマネジメントやらされてるんだろう…」「別にやりたくないし最初採用された際には想定していなかったことをやらされて自尊心を削られている…不毛…」と思っていたが、いざマネジメントから外され、自尊心がさらに削られるという出来事が起きた
業務そのものも「フォーマット化の徹底(属人性の排除)」「上から降りてくる方針への従属」を求められるようになり、チームの拡大状況的には納得しているものの、悶々とする時間が増えていた
その割に人が増えても全く楽にならない!なんでだ!となっていた
間接的なきっかけ:文筆業
2023年は、同年2月に出した単著2冊目の宣伝をちょ〜がんばったのだが、重版には至らず。今後どうしていくといいかが見えず、燃え尽き症候群が続いていた
依頼されている書籍企画は他にもあるが、単発の仕事原稿をどんどん引き受けてしまい、書き下ろし書籍企画が一向に進まないという状況が3年くらい続いている…
現在の会社を選んだ当初の理由は「兼業OK・リモートOK・自分のこれまでの文筆経歴を評価してくれており、あまり残業のない環境で、文筆の比重を上げた状態で働きたい」という想定だった(面接当初上司に残業時間を聞いたら「月20時間くらい」と言われた)。しかし、蓋をあけたら上司は100時間選手だし、自分は絶対そうなるまいと誓っていたけど、細かい対応が深夜休日も発生するし、鉄の意志で退勤した後も会社のことを考えるスイッチがOFFにならない
文筆に思ったより思考と時間がさけていない…というストレスが1年半分たまっていた
しかし文筆一本になれるほどは稼いでいない。過去は稼いでいたが現在は稼いでいない。あと会社の給料はそれなりにいい(お得ということではなく労働時間に見合った分はもらえている)ので、今の待遇を手放す不安もある。
「ざっと」って書いたけど、めちゃくちゃあるな!まあ、これは【今、あらためて振り返って】の言語化のため、かなり解像度が高い内容になっています。コーチング当時は「もう、とにかくすべてがめちゃくちゃだ〜〜恋愛も人生も仕事もどうにかしたいよ〜〜」くらいの温度感でした。
解像度はさておき……正直これらは、私にとって、「自分で考え、決断し、動くしかない」悩みではあります。だって、自分の人生の正解は自分で決めるしかない。【世間の思う「幸せ」を目指す】価値観とはかなり前に決別したつもりなので。自分の物差しで自分の人生を動かすには、自分でじっくり考えるしかない。
しかし、全然整理されていないし、自分の願望が見えきっていなくて、どうすればいいかわからない。世間の価値観と決別したはずなのに、ベンチャー会社員の価値観に覆われている。転職エージェントにこのまま悩みを持ち込んでも、適切なキャリアや職場は出てこないくらいの解像度でした(なので占いばかり行っていた1年だった)。
もっと深く考えないと……とわかっているのに、目の前のタスクに追われて中長期的課題から永遠に目を背けているADHD気質なので、「自分のことを考える」時間が全くとれない。仕事が終わるとヘトヘトになっているし、原稿やらないとだし、ストレス発散で飲みにも行っているし、若い頃に比べて健康や美容のためのメンテナンスタスク(バレエ、ピラティス、整体、眉サロン)も多い。
このままだと、一人で考える時間をとることは永遠にないだろう……。痩せたい痩せたいと言いながらリングフィットアドベンチャーを10日でやめてしまったときのように……。テレビ台の上で埃をかぶったニンテンドーswitch(10日でリングフィットアドベンチャーやめたきり触っていない)が目に入ったとき、気づきました。
リングフィットアドベンチャーをやめたあと、何してたっけ。
パーソナルトレーニングに課金して、どうにか運動習慣を身に付けたんだった。
現在はパソトレをやめてグループレッスン系の運動に通っているけれど、そういう習慣をつけられたのはまず【金を払って他人の予定を押さえて、絶対に運動をしないといけない状況を作り出す】をやったからだった。
ってことは……【金を払って他人の予定を押さえて、絶対に自分の人生について考えないといけない状況を作り出す】をすればいいのでは?
という思考に至り、友人コーチ・宗岡未樹さんのコーチングセッションの門を叩いた次第でした。
※前回も書きましたが、ひらりさは宗岡さんのセッションを受けているし満足してますが、このnoteは【コーチングってどんな感じ?】の紹介がメインで、コーチなら宗岡さんが最高!というnoteではありません)。コーチには相性があるので、関心のある方は、いろいろなコーチ情報を調べた上で検討してみてください。
何回受けたの?
コーチングを思い立ったのは5月。振り返ると、6月・7月・8月・9月に1回60分ずつ、トータル4回受けています。
最初は1回受けて、あとは自分でどうにかできるかな〜と思ったのですが、1回では全然足りなかった。宗岡さんからも最初「キャリアコーチングの場合、60分一回で何かをパリッと決めて終えるのは結構難しい。3〜6回はやったほうが整理できそう」と言われており、実際それくらい必要だなと思っています。
ペースとしては1ヶ月1回くらいがちょうどいいかなという所感。
ちなみに現状、「課題を棚卸しする」はできたものの「ビジョンをつくる」が途中経過という感じで、「決めたビジョンと目標に向けて動く&コーチに伴走してもらう」まで行けていません! 会社とプライベートが忙しすぎて、コーチの予約を取るための時間がない!年内に再開したいと思っているところ……。
初回セッション
宿題、全然記入できない
初回セッション(オンライン)は6月7日に予約しました。いや、正確にいうと5月に一度予約したけれど、宿題が終わらず、リスケしたのだった……。
宗岡さんからは事前にGoogleスプレッドシートが送られてきて、2枚のシートに記入を求められていました。これは必ずしも全コーチこのスタイルではないかも。ひらりさが「とりあえず1回」と言ったので、情報の洗い出しは先にやっておく形になったのだと思います。
しかし、ここに思わぬ落とし穴があった……。
1枚目はまず「基本項目」。
・現状の課題意識(今、何にモヤモヤしていますか?)
・セッション後への期待(セッションが終わったあと、どうなっているのが理想ですか?)
・現在の生活に関する満足度を以下の項目ごとに10点満点で評価し、その点数にした理由を教えてください。答えたくないことについて詳細を書く必要はありません。
①仕事・キャリア ②経済状況 ③健康 ④近い人間関係 ⑤広い交友関係 ⑥学び・成長 ⑦遊び・余暇 ⑧物理的環境(過ごしている場所、家など)
私の記入内容はこんな感じでした。
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