育児休業中の夫

オリンピック後の8月末、東京のコロナ感染者数はこれまでにない程に増加した。妊娠7か月目。いよいよ感染するんじゃなかろうか?不安でいっぱいだったし、ある種の覚悟に近い気持ちも持っていた。

すでに、小学生と年長児をがいる。どこから感染したっておかしくない。
持病もあるし、感染したら本当に命の危険が迫るんだろうな。。もしもに備えて、通帳の暗証番号とか、とにかくお金の整理はしとかなきゃいけないんじゃないか、と夫婦別財布なので思っていた。

産後はこれまで、義父母が地方から1か月間来てくれていた。でも今回はさすがに頼めない。万一、東京に来て感染してしまっては申し訳なさすぎる。そして、夫が育児休業を取得する決断にいたる。

私は自営業。産前産後の休暇はない。予定分娩の2日前まではバリバリ働き、そして産後は自宅PCで完結する仕事から2週間目で復帰。体力低下に寝不足も相まって、という産後の不完全な体調ではあるのだけど。座って映画を観ていた日々が、PCで仕事に変わった程度のこと、と理解して。産後3週間目の今は、6割程度の仕事量はこなしていると思う。

ベビーの授乳タイミング、睡眠リズムもおおむねつかめてきたし。産後1か月には8割程度の仕事量まで復帰できそう。

育休を取得した夫だが。ネットでは「育休を夫が取得したけど、イライラが止まらない」みたいなネガティブ評価が多いことを前情報で得ていた。さて、我が家はどうなる??と思っていた。

現状では「多くを求めず、受け入れる。自分ができるようになれば自分でやればいい」という開き直り?精神のもと、部屋の片づけも、洗濯やら掃除やら私が満足レベルには到底遠いけれど。できないことを少しでもやってくれる身内がいることは心強い。朝だって弱いけど、彼なりに一生懸命頑張ってくれているのだと思えば、育休で家族そろって過ごせる今の時間はとても貴重。だから、思い切り体を休めて、家事も育児も可能な限り任せきって、新生児との時間を満喫しようと思えている。

多くを求めすぎない、すべてを受け入れる。自分でできるようになったら、自分でやればよい。そう心に決めておく。それが育休夫と健康に過ごすコツだなと思う。

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