見出し画像

離婚調停中

noteをほっておいて随分と時間が経ったけど、現在離婚調停中である。
ある日突然、忽然と夫は消えた。必要な荷物、自分の持ち物、そして無くなると残された家族が困り果てる包丁、鍋、皿などを持って。

ある日突然、忽然と消えたのだけど、ずいぶんと冷戦状態は続いていたように思う。

それで、もうこの夫は改善しないから全て諦め、子どものためにあと10年は我慢しよう、と密やかに心に決めた矢先、出ていった夫。驚き涙を流す長男と、まったく驚かず事態を受け止めている長女。何もわからない次男。

夫が消去を実行する日、私と子どもたちは、祖父母と共に日帰り温泉へと出かけていた。「洗車に行くからパパはいかない」と長女に告げ、手を振って別れたのが最後の姿。帰宅した我が家は本当にもぬけの殻だった。

すぐに両親(祖父母)に電話し、かけつけてもらったものの、その晩には私名義の貯金通帳から大金数百万円が引き下ろされていることが判明した。すぐに、相手の父親に電話して、事の一部始終を共有した。

相手が家をでることを事前に聞かされていた義父だったが、さすがにその大金を取っていった話を聞かされうろたえている様子だった。一方で、義父が自分の息子(相手)に連絡するも、「これは財産分与だから返す必要はない」と言っていたそうだ。

そこから数日後「電気・水道・ガスは来週で解約になりますので、お好きなところと契約してください」というLINEが相手から届く。子どもへの影響を与えてはならない、とすぐさま色々調べて契約手続きを次々済ませる。鬼の悪行だな、と本当に唖然とした。

すぐに弁護士に連絡し、離婚調停を起こすことにした。

すると、それをまだ知らない相手は、「こちらの生活が落ち着いてきたので、来週から平日は毎日そちらの家で過ごします」とLINE。本当に見下されているんだなぁ。。。と怒りと共に、自分の人生を呪いたくなった。

子どもたちだけは守らなければ、と毎日必死だった。
夏休みも始まる頃だったし、長女は中学受験を目指して夏期講習で忙しくするはずだった。

長女の気持ち、経済状況を冷静に精査することを最優先として、夏期講習、そして中学受験を一旦白紙に戻すことにした。長男の気持ちの不安定が続いていた。

夏休みになり、学校から給食費の未払い通知が届く。夫の口座から引き落とされていたこの費目のほか、お稽古費用の未払いが次々と発覚。私はおろか、子どもたちのことさえどうでもいいんだな、と怒りは増した。

秋。

最初の調停が始まった。相手は親権を取りたい、と主張してくる。疑問しかない。子どもを大切に思う親は、子どもを捨てて家をでたりするの?それ以前に、子どもたち自身が父親との面会を一切拒否していた。それを伝えても、自分のこととして受け止められない様子の相手。面倒で長い長い調停の始まりだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?