平井“ファラオ”光🤠普通アカウント

芸人さんです。サンリオ専用アカウントもありますが、こっちではその他様々なことについての…

平井“ファラオ”光🤠普通アカウント

芸人さんです。サンリオ専用アカウントもありますが、こっちではその他様々なことについての雑記をお送りします。 サンリオアカウント:https://note.com/hirapoyopharaoh Twitter:https://twitter.com/hirapoyopharaoh

最近の記事

お笑いのコンプライアンス問題

しかし令和ってやつはよお。 さて、よく世間でも言われていることだし、芸人間でもよく話題に挙がるが、この令和という時代は芸人にとって非常にやりづらい時代である。 否、芸人たけではない。あらゆる表現者にとってやりづらい時代だと思う。 右も左も老いも若きも男も女も夢も現もコンプライアンスコンプライアンス。 放送禁止用語は年々増えていき、毎日どこかで誰かが炎上し、毎日どこかで誰かが謝罪し、表現者はまるで手枷足枷をはめられた状態で、己の発する全ての表現に細心の注意を払って世に送

    • 芸人は仲が良い方が良い?

      最近の芸人は皆ずいぶん仲が良い。 まあ昔のようにどう見ても裏社会と繫がっていそうな(あるいはこれから繋がりそうな)不穏なオーラを纏った人は少なくなり、ちゃんとした社会人を経験していたり、それなりの学歴だったり、あるいは色々とコンプレックスを抱え苦労してきた人が、それを武器として活かすためにお笑いという道を選んだパターンなんかが増えてきたからだろう。 おかげさまで今の芸人は根が真面目で優しい奴が多い(そのうえでだらしない奴も多いが)。 ゆえにある程度一緒に時間を過ごせば、大

      • 大人のお笑い【2024秋】

        ※注:自画自賛回です。 約3年前にぼくが発起人となり立ち上げたユニット『大人のお笑い』(元々はただのライブ名だったのだが、いつの間にかユニット名にもなってしまった)。 大衆の目移りの激しいこの供給過多な時代において、注目されるためにいかに派手で突飛なことをやるかという足し算志向でお笑いをやる者が多い中、引き芸の最たるものである『間』と『空気感』を重要視し、さらに賞レース全盛の時代において、そこを目的とせず、本当に自分が表現したいお笑いだけを正直にやるという、あらゆる面で時

        • お笑いを学ぶためにお笑いを見る愚かみ

          昨今、芸人が自ら『お笑い大好き』を自称することが多い。 そのニュアンスの違いはそれぞれあるだろうが、僕個人的にはその考え自体、そこそこ危険思想だと思っている。 まあもちろんお笑いをやっている以上、お笑いが好きなのは大前提だし(嫌いなのにお笑いをやっている奴がいるとしたら其奴は相当見込みがある)、芸人として一見それは美徳のようにも見えるだろうが、わざわざ手放しにお笑い大好きを公言するほどの温度の芸人は、アブねえ。 というのも、彼らの多くに共通する印象として、『多分にファン

        お笑いのコンプライアンス問題

          コンビではネタを書く方が偉い?

          芸人に必要な意識改革のひとつとして、これまた絶対に言及すべき大きな問題がある。 それはコンビ、トリオなどにおいて『ネタを書いている方が偉い』という風潮である。 いつ、どこからこの風潮が始まり広まったのかは明確には定かではないが、かなり以前からお笑い界の常識として根付いているように思う。 ちょいとこれは芸人としてあまりにもこっ恥ずかしい価値観だと思うので、そんな常識が根付いていること自体他ジャンルの皆様には知られたくないのだが、芸人自ら様々なところで広めてしまっているため

          コンビではネタを書く方が偉い?

          笑いを取るためにお笑いをやる不純さ

          久しいこってす。 というわけでなんと数年ぶりのnote普通アカウント更新である。この数年の間もまあ色々活動はしていたわけだが、どうにもnoteを書くときは(サンリオアカウントもそうだが)気軽にブログ的な書き方ができず、ちゃんとしたテーマを用いてある程度のボリュームをもってお送りしないと落ち着かない性分のため、なかなか更新できずにいた。 しかし自分の中では常に言いたいこと、特にお笑いのことに関しては残しておくべきだと思う考えはそれなりに溜まっていたので、ここはひとつと久しぶ

          笑いを取るためにお笑いをやる不純さ

          大人のお笑い

          今回は世にもいやらしい告知回。告知は嫌いだよって方は是非遠慮せず最後まで読んでいってください。  さて来たる8/27(金)、あたし主催のお笑いライブやります。  タイトルは 『大人のお笑いscene2~blue mood~』。  実は6/15日に第1回目をやらせていただいたのだが、これが自分的にかなりの手応えを感じたので、こりゃ続けるべきだろうっちゅうことで第2回目を開催させていただく流れとなったわけです。  コンセプトはタイトルの通り「大人のお笑い」。今お笑いといえ

          ぼくはHSP(Highly Sencetive Person)

          タイトルに難しい英語入れてデキる男気取ってんじゃねえぞ! HSPというのはHighly Sencetive Person、つまり一言で言うと「繊細な人」ということである。 つい先日の『ワイドナショー』でロンブー淳さんが紹介していたことでこの言葉を知った人も多いと思う。かくいう僕もその一人だ。ただ勿論HSPという言葉自体を知る以前から自分がそれに当たるタイプであるという自覚は強くあった。 繊細というのは要するに細かいことが気になってしまう人のことで、気になるポイントに関し

          古代エジプトタロットによるオンライン占いやります

           というわけで古代エジプトタロットによるオンライン占いやります。  経緯としましては今年に入ってからのコロナの影響による自粛期間中、新たにオノレの可能性を広げようと始めたものの一つで「古代エジプトタロットカード」(古代エジプト第19王朝の偉大なるファラオさん、ラムセス2世の嫁であるネフェルタリをモチーフにしたタロットカード)があり、実績はまだ多くないものの現状占った相手からは当たっていると言われることが多いため、ちょっと調子こいて形にしてみようと思いこの結論に至った次第であ

          古代エジプトタロットによるオンライン占いやります

          YouTubeにて新企画始動

           梅雨もそろそろ開けようとしている昨今、皆様どうお過ごしでしょうかい?  え?ぼく?ぼくの方はというと、この度YouTubeにて新企画を始動させていただきました。  その名も『突撃!ファラオ占い』。  内容はというと、ジャンル問わず僕が今気になっている色んな人の自宅に伺い家の中を見させていただき、最後にここ最近の自粛期間中に覚えた「古代エジプトタロットカード」でその人の運勢を占う、という信じがたいほど面白い企画です。  現状すでに4本動画を上げておりまして、ここまでのゲ

          結局恐竜最高説

           僕が子供の頃好きだったものと言えばファミコン、C.C.レモン、そして恐竜である。特に恐竜には相当ハマっており、恐竜博物館などにも時々連れて行ってもらってたしフィギュアもそこそこ持っていた。  きっかけは姉ちゃんが持っていた恐竜図鑑(何で姉ちゃんが持っていたのかは不明)を見せてもらった時、ティラノサウルスの絵のあまりのかっこよさにズッキュン☆首ったけ参っちまったからだ。以降様々な恐竜図鑑を親に買ってもらったが、当然ながら図鑑によって恐竜の絵を描いている人も変わるので、中には

          僕の好きな映画の話

           今回は僕の好きな映画の話。  映画に関しては普段沢山観ていそう、マニアックな作品色々知ってそう、なんなら撮ってそうなどと日頃よく言われるのだが、実際どの程度観ているのかと言ったら、  普通(THE☆USUALLY)である。  全く、人ってやつはいつの時代も見た目でイメージを固めやがる。誰が深い哲学のあるメッセージ性を含んだ映画撮ってそうだ。そんなもん撮れるかばか。  ということで今回は日頃映画を普通くらいの本数観ている僕が、これまでに観た中で最も面白かった作品を3本

          イッツア大喜利タイム

           さて今回は新たなる試みとして、note上での大喜利をお楽しみいただこうかと。  僕がこれまで色々なところでやってきた大喜利のお題を拝借し、ここで文字(プラス絵の場合も)での回答を披露していこうと思う。  回答は一部記憶にある中でウケたものを再利用もさせてもらおうと思うが、9割はここだけのオリジナル回答である。  また声の乗らない大喜利なので普段と見え方は変わってくるだろうが、器用な方は僕の声を脳内で再生しながら楽しんでいただけたらと思う。勿論僕以外の自分の好きな芸人の

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          もっと知ってほしい日本画の素晴らしさ

           さて今回は大好きな趣味の一つ、日本画について。趣味と言っても自ら描くわけではなく観るのが好きというだけだが。  そもそも現代の日本において日本画という文化とまともに向き合う機会はほとんどないと思う。まあ日本画専門の美術館は常にあるし専門でなくても展覧会はよく開催されているので機会はあると言えばあるのだが、何のきっかけもなしに自らの意思で日本画と向き合ってみようという人は少ないはずだ。ほとんどの人が絵画を観るならとりあえず西洋画、という人が多い。  それというのも日本のメ

          もっと知ってほしい日本画の素晴らしさ

          ぼくは海洋恐怖症

           人それぞれ苦手なものというのはあるものだ。  例えば僕は「苦手なものは?」と聞かれてまず答えるものとして「虫」がある。幼い時分は全然怖くもなんともなく、バッタなども平気で捕まえたりしていたのだが、いつの間にか近寄ることもできないほど苦手な相手になってしまった。  この恐怖感の原因や正体はいまいちつかみきれていないところもあるのだが、虫の中でも蝶々やカブトムシといった世間的にイメージのいいタイプの虫は割と平気なところから、単にそのイメージに流されているだけのような気がしない

          昨今のお笑い賞レースに対して思うこと

           もはや毎年の恒例行事となっている国内最大規模のお笑い賞レースであるM-1グランプリとキングオブコント。  どちらもそれなりに長い歴史を持ち、今ではほとんどの芸人が一年を通してここを目標にしてネタを作り上げていくほど巨大で影響力のある大会になっている。  今回はそんなM-1やキングオブに対して個人的に思っていることを正直に書かせていただこうと思う。

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          昨今のお笑い賞レースに対して思うこと

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