"もの"の選び方
どうやって
「買う」「買わない」を決めていますか。
“お財布と相談“は、
基本中の基本かもしれませんが、
「本当にそれ、必要ですか?」
仕事柄、いろんな買い物の場面に出会します。
「一目惚れ」「ずっと欲しくて」「探してて」
購入時、そんな言葉をよく耳にしますが、
どうやら話を聞いていくと、
「今すぐ必要だから買う」という割合は
1割もないような気がします。
きっと身の回りには
「なんとなくその時ほしくなった」
そんなものが多いのではないでしょうか。
本当はなくても生きていけるものが
身の回りにはとても多いのです。
でも、そういうものが
自分らしさをつくったり、
その人の印象を決めているような気がします。
たくさん着たり、出番が多かったり、
使うたびにテンションがあがったり。
購入したその後も、そう思えるもの。
そういう"もの"との縁を増やしていく。
これはとても幸せな出合いで、
良い買い物だと思います。
しかし現実問題、
買ったけど使わないもの、
食べなかったもの、
だんだん使わなくなってしまったもの、
そんなものを誰しもが持っています。
では、自分にとって縁がないものを
買わないようにするには
どうしたら良いのでしょうか。
最近、自分の買い物で
こんなルールを課しました。
《買い物の条件》
この3つのうち、
2つ以上当てはまるものを買う
・1つで、2役こなせるもの。
・使うシーンが明確にイメージできるもの。
・眺めているだけで笑顔になれるもの。
例えば、先日買ったコートは自分用ですが
旦那も着れるサイズを選びました。
せっかくなら2度楽しめるものを
選びたいのです。
普段使いも冠婚葬祭に使える
ピアスを選ぶ。
トマトを買ったら、
2つはトマトソースつくって、
もう1つは炒め物にしよう
など、イメージを明確に。
一時しか使わないものは買わない。
そう意識するだけで、
ものは減り、愛着のあるものだけが
身の回りには増えていくように感じます。
もっと厳しい条件を課している方も
いるかもしれませんが、
ものとの出合いが好きなので、
ほどほどに。
なるべく少ない"持ちもの"を
何度も、何度も使う。
そうい"もの"が増えていくと嬉しいのです。
持ち物は少なく、愛情いっぱいに。
"もの"の心地よさを知ってもらえたら。
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