キャンドルを灯したことはありますか。 我が家では、 旦那が精神的な病気になってから キャンドルを時折り灯すようになりました。 火の揺らぎを見ていると、 急ぎゆく時間がとてもゆっくりに感じます。 不思議と心が落ち着いて 流れる時間を楽しむことができるのです。 まるで浄化されたようなその時間は、 お茶を楽しみながら 日々のこと、今の気持ちについて話し合い 夫婦でゆっくり過ごす かけがえのない時となっています。 実は、ほんの少し前まで キャンドルに全く興味はありませんでした
「荷物すくないね」 友人との旅行や出張にいくと、 必ず言われます。 これは私のちょっとした自慢です。 仕事柄、出張が多く、 バイヤーという職業なことから 旅先で試食用の食品やものを たくさん購入します。 なので、帰りの荷物はいつもパンパン。 肩が取れそうなほど、バックが重いです。 そのため、旅の必需品は少なく、 なるべく軽くなるよう徹底しています。 持っていくものは、以下の通り。 ・衣類 ・化粧水、乳液、洗顔石鹸 ・歯ブラシ、歯磨き粉 ・化粧品 ・コンタクト液 ・
どうやって 「買う」「買わない」を決めていますか。 “お財布と相談“は、 基本中の基本かもしれませんが、 「本当にそれ、必要ですか?」 仕事柄、いろんな買い物の場面に出会します。 「一目惚れ」「ずっと欲しくて」「探してて」 購入時、そんな言葉をよく耳にしますが、 どうやら話を聞いていくと、 「今すぐ必要だから買う」という割合は 1割もないような気がします。 きっと身の回りには 「なんとなくその時ほしくなった」 そんなものが多いのではないでしょうか。 本当はなくても
夫婦2人暮らし。 一般的に家族2人だと50㎡の大きさが ちょうど良いとされています。 我が家は40㎡と少し小さめ。 ですが、さらに『小さな家』に住みたい という気持ちが止まりません。 「大きな家に住みたい」 という方はとても多いと思います。 ですが私には『小さな家』の方が はるかに魅力的なのです。 それはなぜか。 単純に「心地が良い」と感じる広さだからです。 『小さな家』に惹かれ始めたのは、 20歳のころ。 その当時、大学で建築を学んでいました。 「どんな空間が
部屋の照明をかえたことはありますか。 「照明をかえる」ということに もしかしたら意識したことがない方も 多いのではないでしょうか。 かくゆう私もその一人でした。 一人暮らしをしてからずっと賃貸の家ですが、 備え付けの照明のまま。 持ち家の方は建設時に 照明を選んでいるかもしれませんが、 賃貸の方はほとんどの方が そのままだと思います。 「そもそも照明って変えられるの?」 と思う方もいるかもしれません。 写真は、生まれて初めて購入した、 recordという作家の木工
いつからか、 必要で大好きな"もの"だけに 囲まれて暮らすことを 「小さな暮らし」 とよぶことにしました。 「持ち"もの"は少ないからこそ、豊かになれる」 そんな思いがふと芽生え、生まれた言葉です。 「小さな暮らし」と聞くと、 ミニマリストみたいな暮らしを 想像するかもしれません。 かわいいお皿だって、 オブジェだって、 見ているだけで幸せになる"もの"は、 人生にとって大事です。 自分が暮らしていく中で 心地よく過ごすために 必要な"もの"は持ちつつ、 そうじゃない
南海トラフ、首都直下型地震、富士山噴火、、、 先日の宮崎の地震から巨大地震注意がでて、 胸がザワザワする報道ばかり。 今回起きなくても、日本にいる限り 近い将来に大きな震災が必ずやってきます。 防災用品はなんとなく揃えていたものの、 今回のことで真剣に向き合わなければ! と思う方は多いのではないでしょうか。 我が家もその一つ。 すぐに防災用品をチェックし、 足らないものをネットやスーパーで 買い集めているところです。 そんな時、 建築関係の仕事をしている旦那から、
化粧品ってどうやって収納していますか。 ポーチに入れたり、 メイクボックスにまとめたり、 洗面台にしまったり。 中にはドレッサーをもっている方も いるかもしれません。 化粧を始めて20年近くなりますが、 収納方法を模索し続けてきました。 「いつか良い方法に出会うだろう」 と、化粧品はポーチにまとめてしまっていたのですが、 恥ずかしながら片付けが苦手な、私。 ふと気づくとテーブルや洗面台など あちこちに化粧品を散らかしていました。 「やっぱりメイクボックスが必要かもし
家に絵画を飾っていますか。 「はい」と答える方は少ないかもしれません。 では、オブジェを飾っていますか。 こちらであれば「はい」と答える方が かなり多いのではないでしょうか。 "オブジェを飾る" 暮らしに必要ないものを、 なぜ人は飾るのでしょうか。 そこには、どんな意味があるのでしょう。 そういう私もオブジェを家に飾っています。 なぜ飾るのかと聞かれたら、 自分らしさ、癒し、尊敬の意、原点など、 そんな言葉が浮かんできます。 どんなに小さな家でも 飾ることは
木工作家の菅原博之さんのつくる 漆の器。 わたしはこの器が、大好きです。 5年ほど前、以前はたらいていた職場で 初めて菅原さんの器を拝見しました。 小さなサイズながら 凛と佇む存在感と、 素地の木目が残る表現。 見た瞬間、胸を打たれました。 すぐに小鉢を購入を決意。 その器は、 ミニトマトも 漬物も、 昨晩の余りものをいれても、 とても美味しそうに見えました。 「なんて美しいのだろう。」 使う度、そう思わずにはいられません。 どんなものも美味しくさせる、 器と
「暮らしの中で、 本当に必要な"もの"ってなんだろう。」 "もの"を提案していく仕事柄、 そのことを考えずにはいられません。 毎日たくさんの"もの"を 買付、販売の消費を繰り返すなかで、 「"もの"を大切にしたい」 と、日に日に強く思うようになりました。 それと同時に、自分の周りには 不要なものが溢れていることに 気が付きました。 買った記憶はあるけれど、使っていないもの。 買ったけど、すぐ使わなくなったもの。 買っても、食べなかった食品。 悲しいことに数えきれない
バイヤーという仕事柄、 たくさんの"もの"を見てきました。 世の中は、毎日のように たくさんの"もの"が生まれ、作られています。 それらを知り、実際に使っていくなかで、 「本当にこれは必要なのか」 と日々考えさせられています。 わたし自身が 生きていくためには、 売上が必要で 多くのものを仕入れ、 買ってもらわないといけません。 でも、消費していくだけのものを 紹介したいわけではないのです。 素敵な"もの"が世の中にあって、 それをつくっている人たちがいて、 こんなに