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挑戦前の恐怖とCAの緊急訓練

私は最近、怖い。これから挑む挑戦は、過去の私には考えられない、桁違いに怖い挑戦です。

でも、挑戦の背中を押してくださったUK在住コーチのMami McGuinness マクギネス真美 さんが教えてくださった言葉が、恐怖を勇気に変えてくれます。


Feel the Fear and Do It Anyway.
恐れを感じよう、それでもとにかくやる。


この挑戦が叶った先に見えるビジョンでは、多くの人が笑っていたり、自信をもっていたり、思いやりが浸透していたり、多様性が自由に行き交っています。叶った方が良いと、人ごとのように思います。


同時に、私にできるのか…、私は大切なものを見落としているんじゃないか…、私には大事な能力が欠落していて、そのことに私は全く気づけていないんじゃないか…、そう考えると怖くなります。。。


何が怖いのか、その恐れている現実は妄想で創り上げたものなのか、対策があるのかないのか考えます。だいたい、妄想が恐怖を創っています。でも、その妄想は、シミュレーションとも言えます。



CAだった時、訓練では何パターンも緊急事態をシミュレーションします。たとえば、太平洋上空で火災と急病人が同時発生し、緊急着水するというシミュレーション。訓練でも心臓バクバクで、体が震えることもあります。その状態を作り出すのも訓練です。

そんな中でも、「こうなったら、こうする」とメチャメチャ冷静に考える癖がついてきます。経験が増えると、動じなくなります。「はい、怖いね。驚くね。それはそれで置いておこう。機体は水面より上だね、はいOK、脱出!!」みたいな貫禄です。本人は恐怖を感じていますが、行動や判断に悪影響を与えず、むしろ、冷静であろうとする勢いが増します。


訓練と挑戦は異なるものですが、その前に感じる恐怖は、シミュレーションとも感じます。だから、敢えて恐怖を感じた方が良いのかもしれない。。


私は今、自分で決めた挑戦を前に、自分で勝手にビクビクしているんです。毎日のように、Feel the fearして、でも結局、Do it anywayして、この状態自体を俯瞰して見ているんです。怖いよぉって言いながら。なんやねん私。

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