これから求められる力「全てに意味があることに気づく」
これからの時代に、強くしなやかに時代を生きる人財・組織には、いくつかの考え方を知ることが大切です。
その中でも最も大切な考え方の一つが、「全てに意味があることに気づく」です。
例えば、今、いくつかの国の指導者達は、多くの人々の批判の的になっています。
現実、その指導者達のマネジメントによって、命の危険にさらされる人さえいます。
つい、「何考えてるんだよ!指導者やめろ!よく考えろ!」と思ってしまうこともあるでしょう。
自分に直接的に影響がないようでも、「ダメな指導者だ」とか「呆れる」などと感じてしまうこともあるでしょう。
国の指導者に限らず、組織でも同じような現実があるでしょう。
ただ、このような現実には、実は別の側面があるのです。
「多くの人々の心に、葛藤を生み出す」
「多くの人々に、正義とは何かを考えさせる」
「多くの人々に、大切なモノに気づかせる」
このような効果を生んでいるのが、一見、マイナスに見える事象です。
一度に多くの人々に、大切な気づきや内観機会を与えるのが、一見、適任とは思えないリーダー達です。
普通の人に、その重責は担えないのです。
多くの人々の批判にさらされても、自分の信じる道を進む。
人々が充分気づくまで、その道を貫き通す。
そこまでの行動、普通はできません。
ビビりの私には到底無理です。。。
彼らには、彼ら自身も認識していない役割があるのです。
そのことが分かるのは、時代が過ぎてからです。
ですから、何が言いたいのかといいますと、
自分の目にマイナスに映るの事象・人物からは、学び・気づきを得る。
これで充分です。
その先まで行かなくても良いと言うことです。
「その人物の批判」です。
批判を始めると、自分の力は建設的なことに使われなくなります。
無駄だと感じます。
頭の良い人は、批判がいかに無駄か分かっているので、しません。
更に、ビジョンがある人は、批判を向ける対象が、そもそもありません。
全てに意味があることに気づき、感謝すらしているからです。
視点を広げる、ということでしょうかね。