人事が最も注目する大学「国際感覚や自立性評価」
先日、日本経済新聞社と日経HRが実施した、「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」結果が公開されました。
「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の4つの側面で評価した結果、総合ランキング1位になった北大は、国際社会で活躍できる人材の育成を整備している大学です。
また、納得の結果になったのが、今人事が注目している大学ランキングです。上位にはグローバルで活躍できる人材の教育に力を入れる大学が入っています。
1位の国際教養大学は、国際色豊かな環境が評価され、実際人事からは「国際感覚や自立している学生が多くいる」と言われています。
2位の立命館アジア太平洋大学は、企業からは「多様な価値観で学ぶので、意見をはっきり伝える能力が高い」と評価されています。
一方、採用時に重視する項目で最も高かったのは「コミュニケーション能力が高い」と「主体性がある」で88%、次に、「チャレンジ精神がある」が83%でした。
グローバル人財基盤形成に大切な基本要素は、主体性・多様性・協調性ですが、グローバル環境で活躍する社会人向けの教育が、今、学校でも採用され始め、対象者が低年齢化していることを、とても嬉しく感じています。