『ズレ』
表現が上手くできない人は、普段と表現時に『ズレ』がある可能性が高いんです。
この『ズレ』とは何でしょう?
ダンスで例を挙げると、音楽の取り方で起こる問題が『ズレ』のひとつです。
普段は音楽をリラックスして聴くことが多いですよね。
けど踊る時は、音楽に合わせようと張り切ったり緊張したりします。
聴くときの自分の状態がまるで違うんです。
そのことに気づかず音楽に合わようとするから、無意識にストレスを感じてしまうんですね。
結果、表現がボヤけてしまい伝わらなくなってしまいます。
じゃあ、どうすればいいか。
限りなくリラックスした自分を作れば良いんです。
緊張の原因は“踊る際に感じる不安“です。その不安を自分の都合のいい解釈で解消すれば良いんです。
例えばこんな感じで、緊張している自分に声をかけてあげます。
「相手がこの表現をどう捉えるかは相手の都合。気にしても仕方ないから思いきり弾けようよ!」
大切なのは素直な自分の表現ができること。
気持ちとの『ズレ』をなくせば表現は素直になり、大きな力を発揮します。
『ズレ』に気づいて解消する。
それだけなんです。
あなたの素直な表現は、間違いなく素晴らしいものです。
それをいつも出せるよう、丁寧にご自身を向き合ってくださいね。