最近話題のRJ Pasinとは？

2023年10月15日 19:14

最近気になるアーティストについて、日本語情報があまり存在していなかったので、海外記事の情報をさくっとまとめました。誰かの役に立つことを願って筆をとります。

RJ Pasinについて

・NY出身 NYを拠点に活動
・オーディオ業界で幅広い経験を持つ人物
・ミキシング、ボーカルチューニング、マスタリング、プロダクションの専門
・The Kid Laroi, Polo G, Busta Rhymesのエンジニア
・グラミー賞受賞プロデューサーのRonny Jと契約、チーフエンジニアとしてジョイン
・5歳からクラシックピアノ、11歳からはジャズピアノのレッスンを受け始める。
・最も影響を受けたプロデューサーはSkrillex。特にSkrilexのEP「My name is Skrillex」から影響を受ける。

https://soundbetter.com/profiles/261447-rj-pasin
https://raverrafting.com/rj-pasin-interview/2017/06/07/

経歴

2011-2013　Rockland Community College
2014-2015　Institute of Audio Research
2016　　　　Man Made Music
　　　　　　CBS Corporation
　　　　　The LAB Recording Facility
2019　　　Quad Studios チーフエンジニアとしてジョイン
2021　　　Ronny Jと契約

ショート動画プラットフォームにてサンプルを投稿し、フォロワーがコラボして作曲

TikTokやInstagram、YouTubeにてサンプルを投稿する RJ Pasin。
フォロワーがコラボした曲（投稿）をピックアップしてフルバージョンを作曲、マネジメントしているよう。賢い。

コラボしたTom Franeの「Stray Nights」がたった2.5週間で100万のストリーミングを達成

2023年8月18日リリースの「Stray Nights」は2.5週間で100万回再生。
同年10月15日（執筆時）には200万再生を超していた。

和訳は以下動画がいけていたので載せておきます。

【追記】２曲目の「Unstable」は２週間で50万再生

２曲目もまたまたヒット。日本語訳は以下動画にて。

あの世界的DJ、Don Diabloともコラボ

さすがのDon Diablo。
このコラボ曲もいつか公式でリリースして欲しいです。

日本ではDaichi Beatboxerがいち早くコラボしている

登録者135万人YouTuber(23年10月15日時点)の「Daichi Beatboxer」さんも投稿してました。

めっちゃ聴いてて心地よい。（個人的にだいちさんのリムショット音好き）

過去インタビュー記事和訳

※下記は2017年6月にBrie French-Sorginiが投稿した『Emerging DJ & Producer Rj Pasin Breaks Down Psychedelic Trap Music and Talks Big Upcoming Collab [Exclusive Interview] | RaverRafting』の翻訳です。
※Notion AIにて翻訳いたしました

Elements Lakewood Music & Art Festivalの最もユニークな要素の1つは、発見と探求のために待っている若手の新進気鋭な才能の素晴らしい顔ぶれでした。幸運なことに、金曜日の夜のサイレントディスコで、私たちは私たちを催眠状態にした音楽を奏でる新進気鋭のアーティストに出会いました。ダウントゥアースなニューヨーク出身のDJ兼プロデューサー、Rj Pasinに会いましょう。彼はサウンドデザインの驚異的なスキルによって、サイケデリックトラップのジャンルをマスターしました。彼はわずか数年で、業界の大物プロデューサーたちの注目を浴びるオリジナルトラックとリミックスの素晴らしいリストを既に作り上げています。Rj Pasinのセットの翌朝、わずか数時間前にヘッドフォンで聴いた魅惑的な音楽の背後にある人物について詳しく話を聞く機会がありました。以下に彼が私たちと共有した内容をご紹介します。

金曜日の夜（実際は金曜日の午前）のサイレントディスコでプレイするのはどんな感じでしたか？それに備えて何をしましたか？
Rj Pasin: とても素晴らしい感じでした。すべてが準備された後、親密な環境でプレイすることは素晴らしいことでした。文字通り、誰のヘッドフォンが光り、私の2時間のセットの間に残っているすべての個々の人々の顔が見えることができました。私の音楽に興味を持つさまざまな人々と彼らの反応を見るのはとても面白かったです。私はオリジナルの音楽しか演奏しないし、通常1時間ほどのセットを演奏するだけです。2時間の時間枠があることに気付いたとき、2年間にわたって作成したすべての完成したトラックを持っているか確認する必要がありました。

過去2年間で印象的な音楽を制作しましたが、あなたのサウンドや具体的にはサイケデリックトラップとはどんなものですか？
Rj Pasin: 私の音楽は、ジャズ、ハードコア、そしてエレクトロからダブステップ、トラップまで、さまざまなEDMアーティストの影響を受けています。私が自分の音楽をサイケデリックトラップと呼ぶ理由は、トラップ音楽には808のキックとスネアを模したサブベースの基盤があるためであり、また、ハイハットなどがあります。その基盤の上で、私はシンセサイザーや管弦楽音楽、その他さまざまな楽器を取り入れ、オーディオを操作して息を吹き込んでいるような感じや脈動感を出します。基盤を進化させて生き生きと感じさせるために、私はできる限りのことをしています。

どのようにして始め、現在の音楽ジャンルへと展開していったのですか？
Rj Pasin: 5歳の頃から、自分の意思に反してクラシックピアノを弾き始めました。11歳ごろからはジャズピアノのレッスンを受け始め、自分なりのアレンジを加えることを学ぶことで、自分の考え方が大きく広がりました。その後、ハードコアやメタルといったより重い音楽に興味を持ち始めたため、どこかでギターを始めました。結局、ポストハードコアバンドであるMurder She Wroteで演奏するようになり、シンセサイザーとギターを同時に演奏しました。これが私が本当にサウンドデザインに興味を持ち、音楽についてさまざまな技法を試して実験し始めた時でした。マイクロコードで作っていた音が、コンピューターで作れる音をはるかに上回らないことに気付いたのです。それから、電子音楽に本格的に取り組み、自分自身で分野を広げていくことになりました。

Beatnik & K-Salaam ft. Taleb KweliとBlueとの大規模なコラボレーションが近日リリースされる予定ですが、これはどのように実現したのですか？
Rj Pasin: 私が音響研究所に通っていたとき、あるメイクアップクラスのために私の先生が、NazやLil Wayne、Most Defなどの信じられないほどのアーティストたちのプロデューサーであることがわかりました。授業の後のある日、彼のもとに行って、私の音楽をチェックしてもらうためにカードと一緒に私のSoundcloud情報を渡しました。次の授業では彼が私の音楽をチェックし、その夜に私に電話すると言いました。そして、「Beatnik & K-Salaam ft. Taleb Kweli and Blueと一緒に取り組んでいるトラックがあって、それにあなたの音楽を試してみたい」と言われました。彼は私にトラックを送り、私はすぐにそれに取り組み始め、彼が選ぶためにいくつかの異なるものを作りました。そこから、彼が求めていた正確なサウンドデザインを達成するために一緒に取り組み、最終的なカットは素晴らしかったです。

Rj Pasin: それは2017年の終わりごろにリリースされ、これまでに行った中で最も大きなコラボプロジェクトになる予定です。また、過去2年間に私が行った中で最も優れた作品のインストゥルメンタルEPもこの夏にリリースされ、かつてのバンドのドラマーである友人のバンド（私の昔のバンドのドラマー）であるNorth Carolina出身のAuxiliaと一緒に非常にヘビーなポストハードコアEPの制作にも参加しています。AuxiliaはBorn of OsirisやFor The Fallen Dreamsといくつかのショーを行う予定です。

電子音楽シーンで最も影響を受けたアーティストは誰ですか？
Rj Pasin: 最も影響を受けたプロデューサーの1人は間違いなくSkrillexですが、具体的には彼の「My Name Is Skrillex」EPです。ある日、私は姉と車に乗っていて、彼女のヘッドフォンから聞こえてくるクレイジーな音に出会いました。姉は「それは何？」と尋ねました。姉はそれがFrom First to Lastの元ボーカルであったこの人、Skrillexという人だと教えてくれました。それを聞いて、私の人生と思考が完全に変わりました。