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【杜氏が教える日本酒ペアリング】飛鸞「神楽」をもっと楽しむ方法

飛鸞の中でもフルーティーな要素が強く、口に含んだ時に感じる飛鸞らしい酸味と甘みが特徴的なHIRAN神楽
平戸神楽のように、伝統的に長く嗜んでもらえるような飛鸞をつくりたいという思いが込められています。

今回のnoteでは、「神楽」のペアリングについて、五代目杜氏の森雄太郎氏と一緒に考えていきます。より一層神楽を楽しんでいただける内容ですので是非最後までご覧ください。

👇前回のnoteでは、「神楽」の味わいや開発ストーリーをご紹介しています。

「神楽」のお買い求めは全国の飛鸞販売店にて。
飛鸞販売店のご案内や最新情報のお知らせは「飛鸞 公式LINE」をご確認ください👇

まず試してみたい王道ペアリング

ーーーまず最初は神楽をより楽しむための王道ペアリングを一緒に考えていけたらと思いますが、ずばり森さんのおすすめは?
森:意外と中華系の酢豚は相性が良さそうですね。黒酢の酸味と甘味の要素がどちらもありますし、とろみのある甘酸っぱさが、果実に近いものなので是非試してみてほしいです。パイナップルが入っている場合は、神楽の南国系なフルーティー感とばっちりです。

ーーーお客様の声で好評だったペアリングなどはございますか?
森:日本酒ゴーアラウンドというイベントで豚の角煮をペアリングされていましたが、好評でした。こっくりした油分を甘酸の神楽が綺麗に流してくれますね。

甘みのある味付けや酸味を感じるお料理(レモンを絞るなど)は基本合うと思います!

季節を感じるペアリング

ーーー発売が10月ということで、秋の食材はいかがでしょうか?
森:そうですね。ご自宅では再現しづらいかもしれないですが、銀杏を焼いたものとか良さそうです。銀杏の苦みと柑橘系の苦みの相性が良いと思います。

あとは、いちじくや甘い柿のようなとろみがあって後味にふわっと酸味がくるような果物が良さそうです。マスカルポーネやクリームチーズなど少し塩味のあるものと合わせたら立派なおつまみになりますし、神楽特有の酸味が綺麗に切ってくれます。

季節感を感じるものなら、甘めな出汁を感じるおでんも良いですね。具材それぞれとのペアリングも試せますし、お酒を燗にしてほっこり合わせるのも寒さを感じる秋ならではのペアリングだと思います。

少し意外なペアリング

ーーーでは少し毛色を変えて、王道ではないけど意外と神楽に合いそうな楽しみ方などがあればお伺いしたいです。
森:かなり挑戦的ですが、生のグレープフルーツを神楽に絞ってみるのはいかがでしょうか?

今年の神楽は火入れなので甘みの要素が強めに出ているんです。酸味やグレープフルーツのような苦みが好きな方はぜひ試していただき感想を教えてほしいです!

平戸を感じるペアリング

ーーー今回の神楽も、伝統的な平戸神楽から名前をつけられていたりと、平戸らしさを感じるお酒ですが、地域性のあるペアリングはいかがでしょうか?
森:平戸の特産物として、青夏香という果物があるのですがそれがいいかもしれません。ゆずのような和柑橘特有の優しい苦味と酸味が神楽のイメージともぴったりです。

飛鸞の日本酒と青夏香をブレンドしたリキュール※現在は販売していません

森:海鮮系だったら、カツオのたたきに生姜と甘口の九州醤油をつけてみるのもいいですね。

おすすめの温度

ーーー神楽におすすめの温度帯はいかがでしょうか?
森:よく冷やして飲むのがやはりおすすめです。熱燗にするなら人肌以上、45度くらいまでしっかり温めた方が良いです。30度くらいだと甘味が目立ちすぎてしまう印象ですね。

最後に

ーーー飛鸞シリーズの中で飲み比べるならどれがおすすめですか?
森:やはり看板酒にこまるですね!飛鸞のスタンダードな酸味と、神楽ならではの酸味の違いを楽しんでもらえると思いますので飲み比べも楽しんでいただけたら幸いです。

皆さまの声をご紹介

神楽をお手に取ってくださった皆さま誠にありがとうございます。お店やご自宅で各々の楽しみ方をされていて大変嬉しく思います。

すべて紹介できず恐縮ですが、今回の記事でご紹介したペアリングも参考にお試しいただけたら嬉しいです。引き続き飛鸞をよろしくお願いいたします!

神楽 10/7 全国の飛鸞販売店で解禁

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季節限定酒ですので、ぜひこの機会にご賞味いただけますと幸いです。

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飛鸞は、国内だけではなく世界に羽ばたいていくブランドを目指しております。そのため、今まさに『人の力』がより重要になる段階に差し掛かっています。

私たちの目標は、モノづくりを楽しみながら、飛鸞というブランドを成長させていくことです。10年後、20年後には、より素晴らしい景色を皆さんと共に見たいと考えております。

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