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【11/22発売】生原酒のピチピチ感がホリデーシーズンを盛り上げる「飛鸞 Happy New Born」

年末の定番として大人気な「飛鸞 Happy New Born
無濾過生原酒のぴちぴちとしたガス感とトロピカルな甘み、ジューシーな飲み心地がクリスマスや年末年始を迎えるイベントシーズンに華を添えてくれます。

今回のnoteでは、「飛鸞 Happy New Born」の味わいや製作秘話を五代目蔵元杜氏 森 雄太郎にお伺いしました。

商品概要
発売日:11/22
価格:¥1,972 / 3,505(税込)
アルコール度数:15度
酒米:山田錦
製法:速醸・無濾過生

「Happy New Born」のお買い求めは全国の飛鸞販売店にて。

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Happy New Bornの味わい

ーーー早速ですが、今年のHappy New Bornの味わいの特徴を教えてください!
森:今年はドラマティックなボリューム感のある味わいに仕上がっています。

これまでは、ファーストインパクトにトロピカルな香りの後に、綺麗な甘み、後味にほろ苦さが感じられるような味わいでしたが、今年はそれに加えて、お米の旨みの要素をがより加ったことでボリューム感のある味わいになっています。単体でも楽しめる、イベントシーズンにぴったりな一本です。

また、飛鸞では珍しい速醸なので、生酛由来の乳酸の酸味がない分、甘みがしっかり表に出ています。

Happy New Bornならではの特徴とは?

ーーー製法においても他の飛鸞と少し違うHappy New Bornですが、特徴を感じやすいポイントを教えてください!

森:とにかく香りを感じやすいかと思います!いつもの飛鸞シリーズの場合、グラスのうわだち香はそこまで強くなく、口に含んだ時に香りを感じられるようにしているのですが、今回のHappy New Bornは、グラスに注いだ時点からトロピカルな香りを体感出来ますね。

ーーー無濾過生原酒ということで、今回はガス感も感じられる味わいなんですよね!
森:そうですね。今年は「おり」を増やしているので、昨年よりもガス感を強く感じるかもしれません。

飛鸞を好きな方はお気付きかもしれませんが、飛鸞は開栓後に美味しさが伸びるという特徴があるので、Happy New Bornでは特に、おりを残していることで、瓶内での発酵が進み、時間が経つにつれて味わいを変化させていく設計になっています。

生酒は早く飲まなければならない印象があると思いますが、飛鸞の生酒Happy New Bornに関しては開けてから1ヶ月間くらいかけて飲んでも楽しんでいただけます!すぐに飲むように1本、熟成用で1本置いておいてもいいかもしれません(笑)。毎年、数本お買い求めいただく方も多い飛鸞シリーズです。

つくりにおけるこだわり

ーーー4年目になりますが、酒米や酵母において変更したところはありますか?

森:Happy New Bornの表現したい味わいがすでに確立しているので、酵母も麹も酒米も変えていません。ですが、今年は「旨み」を加えるために酒米の磨きを5%程度微調整して、旨みのボリューム感を出しています。

Happy New Bornは飛鸞の中でもかなり個性派なので、もっと飛鸞らしさを出したいなとは考えていたのですが、今回は旨みの部分で飛鸞らしい個性を加え、試行錯誤しました。

撮影・編集 カワナアキ

イメージした味わいを出すために難しかった点

ーーーHappy New Bornの表現したい理想の味わいを出すために試行錯誤されているとのことですが、難しかった点はございますか?

森:飛鸞では、お米の旨みの要素や複雑味を表現したいと考えている中で、Happy New Bornは圧倒的にトロピカルな甘みが出やすいので、味わいのバランスをとることが難しかったです。

複雑性のある重みと雑味は表裏一体なので、少しでもバランスが崩れるとネガティブな方向に偏ってしまいます。

最近は、お米を削ってクリアな飲みやすさにしたモダンな日本酒がトレンドでもありますが、自分たちはやはりお米の特徴を感じる酒づくりを行なっているので、お米の複雑性を持たせつつ、軽くしていくという点は今後も挑戦していきたい点です。

ーーー旨みのバランスを保ちつつ、ライトな飲み心地にしていくという点が来年に向けてのさらなる課題ということですね。

森:ライトな飲み心地というと、低アルコールにするために加水して度数を下げるイメージがあるかと思いますが、つくりにおいて、減量処理の洗米の仕方や、お米の溶かし方など繊細な部分を調整しバランスを取っていくことで、度数が高くても洗練された透明感のある味わいにつながっていくんです。

理想の味わいに辿り着くまで、来年もまた修正していくと思いますが、年度によって味わいの変化も楽しんでいただけたらと思います!

撮影・編集 カワナアキ

ーーーありがとうございます。常に試行錯誤して味わいを研究されている飛鸞の取り組みが感じられるお酒だと実感しました。

次回のnoteでは、「Happy New Born」の誕生秘話やおすすめのペアリングなどもお伺いさせていただきます。お楽しみに!

Happy New Born 11/22 全国の飛鸞販売店で解禁

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季節限定酒ですので、ぜひこの機会にご賞味いただけますと幸いです。

飛鸞をつくる蔵人を募集しております!

飛鸞は、国内だけではなく世界に羽ばたいていくブランドを目指しております。そのため、今まさに『人の力』がより重要になる段階に差し掛かっています。

私たちの目標は、モノづくりを楽しみながら、飛鸞というブランドを成長させていくことです。10年後、20年後には、より素晴らしい景色を皆さんと共に見たいと考えております。

飛鸞を通じて、日本酒の価値を高め、業界の常識を変えていけるような酒造りを実現できればと思います。そのために、私たちと一緒に新しい挑戦を楽しみ、共に成長していける方をお待ちしております。ぜひ、奮ってご応募ください。

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