見出し画像

34年間、誰にも言えず苦しんだこと

いや、これはちょっと知られたらマズイな…。

あなたの中で墓場まで持っていきたい
隠し事ってありませんか?

勇気を出して暴露したら
心は軽くなるのは分かっている。

でも、、、、
みんなに知られたら
白い目で見られそうだし

恥ずかしいから
死ぬまで自分だけの秘密にしておきたい。

自分だけが知っている
実は…な秘め事。

人生生きていれば
一つや二つあると思います。

今日はカウンセリングサロンで
34年間ひた隠しにしていた悩みを
初めて告白した彼女の実話に迫ります。


********

私の名前はまり。
34歳で独身のフリーランスです。

3ヶ月前に会社を辞め、
夢だったスナック開業に向けて
絶賛準備中。

内装工事中


周りからも、
まりさんの行動力すごいね!
と褒めていただくこともあるのですが、

起業する前にどうしても片付けたい
心の問題(というか闇)があり、

平本あきおさんのカウンセリングサロンで
セッションを受けさせていただくことに。

自分と向き合わないといけない時が来た

ただ、正直な所。
34年間も封印していた心の闇を
みんなの前でお話しするのはウッとなるもの…。

今ここで言うべきか、
言わずに他のテーマに
チェンジするか迷いました。
(だって向き合いたくなかったから…)

本音を喋ってもジャッジされない
カウンセリングサロンだから
勇気を持って心の闇を吐露させていただいたのです。

まずはワクワク!明るい未来を解像度高くイメージ

さすがは平本さん。
事前打ち合わせゼロなのに、
この安心して話せる空気感すごい…。

👨平本さん:
スナックでどんな会話が
聞こえてきたら開業してよかったなぁ〜
と思いますか?

👩‍🦰私:
「まりさんと出会って自分に自信が持てました!
自分の得意なことが見つかりました!
居場所ができて毎日が楽しくなりました」

なんて声が聞こえてきたら
心から嬉しいですね。

👨平本さん:
それでは、再現するね!

「まりさんと出会って自分に自信が持てました!
自分の得意なことが見つかりました!
居場所ができて毎日が楽しくなりました」

👩‍🦰私:
わ!!!とても嬉しいです。
本当に幸せです。

心の蓋を開放する瞬間

👨平本さん:
スナックにどんな人が来て欲しいですか?

👩‍🦰私:
(ウッ来た…。これはもう言うしか無いって事ね)

少し私の過去のお話をさせてもらうと
実は私「障害」を持って生まれて来たんです。

障害を持っているのを認めたくなくて
絶対に誰にもバレたくなくて
生まれてから34年間ひた隠しにしていました。

だから、親にも、学校の先生にも
友達にも、彼氏にも言ってません。

障害者と認めたくない!絶対にバレてはいけない

👨平本さん:
なんで、バレたくなかったのかな?

👩‍🦰私:
私が持ってる障害は「吃音」と呼ばれるもので
黙っていたら普通の人なんですけど、
喋る時に言葉が出ない病気です。

障害のことを言うと、
バカにされたり、
可哀想な目で見られたり…

特に社会人になると
障害者雇用になったら
普通の人よりも賃金が下がってしまう。
解雇されるかもしれない。

クビになったら食べていけなくなるかもしれない。
それに、こんな私どこも雇ってくれないだろう…。

自分を障害者と認めるのが
本当に嫌で怖くて
今だに信じられなくて…

「健常者のみんなと同じでいたい」
そんな想いから見ないように封印していたんです。

👨平本さん:
そっか、障害を持っていることを
カミングアウトしたら気持ちは軽くなるけど

賃金が下がってしまうしプライドもあるから
今まで誰にも言えなかったんだね。

少し過去を思い返して。
吃音という障害を持っていると
どんな時に一番辛かったですか?

ずっと封印してきた重い扉が今開く….

👩‍🦰私:
そうですね、、、、
本当にいっぱいあって
思い出すだけでも辛いんですけど、

一番辛かったのは、社会人になって
会社にお勤めして責任を感じた時です。

電話が鳴ると震えました…。

社会人になってから、3回転職をした私。
一番苦労したのが電話でした。

吃音という障害は、喉にカギがかかって
首を絞められたみたいに、言葉が出ない症状があります。

入社したての時はできる事が少なくて
一番に外線をとって取り次ぎしたいのに、
受話器を取ることも怖く、冬でも冷や汗をかいていました。

仮に受話器を取ったとしても、
身体が震えて声が出ずに

「!!・・・・・・・・・、、、、」の状態。

お客様も不審に思って
ガチャキリされることや

「大丈夫ですか?」と
電話越しに心配してくださる方も。
(後ろで罵声が飛ぶ職場だったので)

本当は真っ先に電話に出て貢献したいでも
電話に出れない(というか出ない方がマシ)

役立たずの状態は居場所がなく
私なんていない方が会社のため)
会社に行くたびに自己肯定感が低くなり

周りの人と目を合わせることも
自分を愛することすらも難しくなりました。

お前は使えない奴!!オフィスに響く上司の罵声

👨平本さん:
どんなシーンが頭に浮かんできましたか?

👩‍🦰私:
先ほどの電話の話なんですけど
「お電話ありがとうございます。〇〇会社です」
の一言がどうしても言えなくて、

ずっと電話を避けていました。

それを見た上司はすかさず

電話出ろよ!!!!!

と厳しく注意。

そりゃそうですよね。
入社したてで仕事もできないのに
電話くらい出るのが一般的なマナーですもんね。

「本当は誰よりも電話に出て
会社に貢献したい!!!!!」

そう思っているのに、
どう頑張っても言葉が出ず
上司の期待に応えられない日々。


電話出ろよ!!!!!
 お前電話出ろよ!!!!!
  ちゃんと電話出ろよ!!!!!

蘇る!上司に怒鳴られた悪夢の記憶

👨平本さん:
辛いと思うけど、過去に上司に言われた時を
再現させてもらうね。

カウンセリングサロンに来てくださった方が
上司役になって、当時の「電話でろよ!」を再現してくださいました。

上司👨‍💼:電話でろよ!
上司👨‍💼:ちゃんと電話でろよ!
上司👨‍💼:舐めてんのか?仕事しろよ!電話出ろよ

私👩‍🦰:わかってます!サボっているわけじゃ無いんです!
私👩‍🦰:でも言えないんです!!
私👩‍🦰:吃音だから電話に出れないんです!!!

平本さんが用意してくださったクッションに
本当は私が言えなかった本音をぶつけました。

感情の蓋を開放。思いっきり感情をぶつけて気付いたこと

当時の様子を再現してくれて
気づいたことがあります。

それは、、
①上司が忙しい中、わざわざ時間とエネルギーを使って
私のために注意をしてくれたこと。

②上司の期待に応えられなかったこと。

③吃音ですと言いたくても言えず
バレないようにとにかくその場を耐えたこと。

当時は嫌すぎて思い出したくもなかった記憶が
全て吐き出したことで、客観的に見れるように
初めて、言語化できたのです。

『だから私は辛かったんだ….。』
人生で初めてちゃんと過去に向き合った瞬間でした。


それと同時に、

1秒でも早く姿を消したい
なんでこの世に存在してるんだろう

あの時の感情が込み上げてきて
初めて人前で涙を流しました。

過去2回の自殺未遂…今すぐ存在を消したい

👨平本さん:
他にはどんな辛いことがありましたか?

私の話を優しく受け止めてくださる平本さん。
お話しする中で、封印してきた記憶が
ドカドカと蘇ってきました。

👩‍🦰私:
先ほどのお話しと重複しますが
吃音で社会に馴染めませんでした。

本当はみんなみたいに、
ちゃんと電話に出てバリバリテレアポして
ハキハキとお客様と喋って

そんな営業マンとして立ち振るまって仕事して
しっかり稼ぎたいと思っていました。

でも、吃音が邪魔をして
仕事したいのにできないもどかしさ。

おまけに、プライベートでも
自分の名前が言えなかったり
周りに白い目で見られたり、、。

レストランでオーダーを伝えるのや
店員さんにお願いをするのに
めちゃくちゃ苦労しましたね。

もう人生終わった….どんなに頑張っても吃音は消えない日々


👩‍🦰私:
吃音というハンディキャップを
持っていることは認めたくなくなかった私。

メンタルを支えるために給与の大半を
自己啓発の本や教材に使って
メンタルを保つためにのめり込んだり…。

毎朝朝5時に起きて、
吃音克服教材を穴が開くくらい熟読したり
自分なりにできるだけの努力はしました。

人生お先真っ暗は絶対嫌!という想いから
がむしゃらに自己啓発を学んだ
誰にも言えずに無理して誤魔化していました。

アルコール・薬・リストカット…

でも、無意識のうちに
アルコールで大量の薬を飲んだり、
リストカットしたり

「あれ、今私何してるんだろう…」
何も考えずに命を経とうとした経験も
過去に2回ほど。

幸いなことに体だけは丈夫で
生命力が強いので死にきれず。

それくらい追い詰められる
暗黒の毎日でした。

実際にニュースで見たのですが
吃音で自ら命を経っている方も
少なくないようです。

医学的にも良くならない
一生付き纏う障害だから
未来に絶望して命を経とうとする気持ち
痛いほど良くわかります。

重たい過去を成仏。あとは未来に進むだけ

👨平本さん:
さあ、吸う息と共に大きく伸びをして。

今、まりさんは夢のスナックを開業して
オーナーママとしてお店に立っています。

そのお店に、過去のまりさんみたいに
コンプレックスに悩まされている女性がきました。

その女性のお客様にどんな言葉を
かけてあげたいですか?

平本さんのセッションで言語化された私の使命

👩‍🦰私:
今の現実はとても辛いと思うけど、
あなたが持っている長所や
ワクワクすることに目を向けてみて。

ハンディキャップや
自分の欠点に目を向けるんじゃなくて、

あなたが好きなこと、
得意なことを伸ばしてみて。

ワクワクする事って夢中になれるから
エネルギーを注ぎやすいと思うんです。

私も言葉が喋れない吃音という
ハンディキャップに悩まされました。

でも、言葉が言えない反面、
人の気持ちが分かったり、話を聞くのが得意だったり
想像力が人よりも豊かってことに気づきました。

その特性を活かして、
人のお役に立ちたいなと思って
お客様が主役になれるスナックを
こうやってオープンさせてもらいました。

だから、絶対に大丈夫!

ポジティブな側面に目を向けて
ワクワクすることを見つけください!

もう絶対に自殺未遂なんてしない!私が生きる意味が分かった瞬間

👨平本さん:
まりさんの言葉を聞いた
お客様はなんとおっしゃいますか?

👩‍🦰私:
そうですね、、、
「まりさんのお店に来て気持ちが軽くなった!
「心の居場所ができました!」
「毎日が楽しくなりました」

そう言っていただけたら、本当に嬉しいです。
生きてて良かった!って思えますね。

👨平本さん:
それでは、実際に体現してみましょう!

カウンセリングサロン参加者の女性が
お客様役となって体現してくださいました。

👸まりさんのお店に言ったら、気持ちがスッキリしました!
👸悩みがスッと解決されたんです!あとは行動するだけ
👸心の居場所ができて、毎日が楽しくなりました

👩‍🦰私:
めっちゃ幸せ!
絶対にスナックで実現します。

*********

パチパチパチ……

鳴り止まない拍手のもと
幕を閉じた平本あきおさんのカウンセリングサロン。

今まで見ないように隠して来たものを
開放できて、心がとても軽くなりました。

「応援してます!感動しました」
たくさんの方にお声をかけていただき
勇気を持ってシェアして良かったな。

私の話をノージャッジで受け止めて
感情の解放と未来に導いてくださった
平本あきおさんに大感謝です。

時間にしてたったの30分。

平本さんのセッションを受けるだけで
こんなにも生きやすくなるんだ。

人生をストップしてた鎧が脱げて
軽やかになった瞬間でした。


続・覚醒。


そして、嬉しいことに。
カウンセリングサロンから100時間後
結婚を前提に付き合う彼氏ができたのです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集