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やりたいけど一歩進めない。私を苦しめていた「嫉妬」の裏にあるもの

仮面を被った女の本性

「えー!すごーい!」
「おめでとうございます」

私の名前はナミ。

医療関係の会社で
正社員としてバリバリ働く傍、

趣味で取得した
パーソナルスタイリストの資格を生かして
ビジネスができたらいいなぁと模索しています。

周りからは、
ナミは仕事もできて
プライベートも楽しそうで
いつも明るいよね!

と言っていただくことも多いのですが、
人前では大きな声で言えない
「心の闇」を抱えているのです。


自分より後に入ってきた女がムカつく

そう、、、
口が裂けても本人の前で言えないのが、

自分より後に
パーソナルスタイリストの講座に入って
結果を出しているキラキラ女子を見ると
無性にイラっとしてしまうんです。

胃の底かカーッと熱くなって
胸が苦しくなる感じ。

誤解を恐れずに言うと、
彼女に悪気は1ミリもありません。

ただ単純に私が嫌悪感を
抱いているだけ。
でもなんかムカつくんです。

特に同性に対してイラっとした経験
あなたにもありませんか?


インスタグラムを見る度に“嫉妬”する私

インスタグラムで
結果を出している女子を見ると
心がざわついてしまう私。

なんだろう、この感情
気持ち悪いなぁ......。
と悩まされる日々。

私なりに考えたところ、
「嫉妬」という言葉が
浮かんできました。

私よりも5年も遅く入ってきたのに
私よりも先に起業とかして
パーソナルスタイリストで
そこそこ稼いでいる。

それに加えて私は、、、
パーソナルスタイリストの
資格さえとったものの、

集客すらできていないし。
お友達に無料でやってあげるだけ。

1円も稼げない知識だけある
頭デッカチな状態。

パーソナルスタイリストという職業柄、
講座でもSNSでの発信を推奨しています。

Instagramを開くたびに表示される
お客様と買い物同行に行った話。

お客様のメイクのビフォーアフター。
パーソナルカラー診断の投稿。

などを見ると度に、
胸がモンモンとした
という気持ちになるんです。

ただ、とはいえ
講座のコミュニティの中で嫌われたくない!
という思いもあるので、

彼女のインスタグラムが表示される度、
内容も見ずに無意識に「いいね」を押す毎日。

正直、嫉妬しながらも、
相手のインスタのイイね!を
押すために時間を使う自分を
ダサいと感じたこともありました。

でも、大好きなパーソナルスタイリストで
起業したい夢は変わらないし
講座のコミュニティも大好き。

だから、モンモンとしながらでも
この場に所属するしか方法はなかったのです。


前に進みたい!!!でも....

後から入ってきた彼女よりも
私の方が、知識や経験やスキルもある。

本当は、彼女みたいに
SNSでバンバン発信して
お客さんを集めて
パーソナルカラー診断や
メイクお買い物診断をして
報酬をいただきたい!

これが本音です。

でも今の私は、
Instagramのアカウントあるものの、
全然運用ができていない状態。

誰が見ているか分からないから
顔出しするのも怖い。

だから、お友達に
メイクをしてあげたり
お友達の買い物に付き合ったり

経験のためと思い
「無料」でやってました。

いつもお世話になっている友達だし
私の経験にもなる。
それにお金をいただくことが怖い。

そんな心のブロックが足枷となり
起業したくても行動できない自分がいました。

私を蝕むお金のブロック

起業したいと言いつつも
お金をいただくことに抵抗があるし...

ついつい、
「いや、私なんて.....」と思って
自分を下げてしまう。

安心するために
資格を取得したり
講座にお金を払い続ける。

だから、いつまで経っても稼げず
私だけ置いてけぼりな疎外感を感じる毎日。

頭ではわかっている。
行動したいのに行動できない....。

そんな私を客観視すると
自己嫌悪に陥って、

自分より後に入って
成功している人を見ると
嫉妬してしまうのです。

平本さんお願いです!私にカツを入れてください

正社員で働いていて
収入もそこそこ安定しているので
不自由はしていない。

でも本当は、
大好きなパーソナルスタイリストの仕事で起業して
女性を喜ばせてあげたい!

だけど、会社を辞めるのは
収入面でも不安....。

と、できない理由を探して
自分を正当化していた私。

そろそろいい加減に行動しなきゃ!
思い腰をあげてやってきたのが
平本あきおさんの
「カウンセリングサロン」でした。

平本あきおさんのことは
YouTubeで見て知っていた私。

『コーチングカウンセリングで
人生を変えるすごい方だなぁ。
私も平本さんに会ったら人生変わるかなぁ...』

とぼんやり思っていたんですね。

そして今回ご縁をいただき
リアルセッションを受講させて
いただくことになったのです。

(憧れの平本さんだー。
ドキドキちゃんと話せるかな?
と内心めっちゃドキドキしてました)

前に進みたいのに動けない...心の状態を身体で表現!

平本さん:
起業したくても前に進めない。
それって身体がどんな感じですか?
足首を掴まれている感じ??

私:
足首と腰と手を後ろから
ぎゅーっと引っ張られている感じです。

平本さん:
ナミさんは本当は勇気を持って
起業したいなと思っている

でも手足や腰を掴まれて
一歩進みたいのに、
前に出ない状態なんですね。

私:
はい、そうです。

平本さん:
ナミさんの目の前に線があります。
この線を越えたら起業。
でも、この線を越えられないわけですよね。


そうそうこんな感じ!夢にまで見た私の理想像

平本さん:
ナミさん、イメージしてください。
こんな声が聞こえてきたらどうでしょう?

いやー!やっぱり楽しいね!
自分の好きなファッションの仕事で起業して最高!


Instagramを投稿するだけで、お客さまからDMが来るし。
好きなことをやるだけで会社員の時よりも稼げるし。


何よりもお客様から、
「ナミさんにお願いしてよかった」
と喜んでもらえるのが嬉しい!

私、パーソナルスタイリストで
起業して本当によかったー!!!

私:
え、めっちゃ理想なんですけど!

平本さん:
ね。線を越えたら
こんないいことがあるよね。

なんなら、後に入ってきた方よりも
ナミさんは圧倒的に実力もスキルもあるよ。

越えられないものがあるとしたら
どんな感じですか?

私:
まだ、腕と脚、腰を全部つかまれている感じ。
一歩進みたいのに、前に出ない。


ブロックの原因は幼少期のトラウマにあり

平本さん:
この時に流れてくるお父さん、
お母さんの言葉を思い出して。
どんな声が聞こえてきますか?

私:
嫌ーな父親の声が聞こえてきます。

平本さん:
どんな言葉が聞こえて来ますか?

私:
お前には才能がない。
うちにはこんなお金はない。
飽きっぽいだろすぐ辞めるだろ!
どうしてお前は人がやっていることをすぐ羨ましがるんだ。

とかですね。

(ああ、思い出すだけでも嫌だわ!
父親が憎らしい!!!)

平本さん:
お父さんの声が聞こえてくるのはどこから?

私:
後ろから聞こえてきます....
(想像するだけでゾクゾクするわ)

平本さん:
お父さんの声は高いでしょうか?それとも低い声?

私:
高い声でドスがきいてます...。

平本さん:
嫌な気持ちになるかもしれませんが
お父さんの声を再現してみますね。

お前には才能がない!
 うちにはこんなお金はない!!
  飽きっぽいだろすぐ辞めるだろ!!!
   どうしてお前は人がやっていることをすぐ羨ましがるんだ!!!!

私:
子どもの時の父の記憶が
蘇って来ました。
(なんだろうこの気持ち苦しい感覚)


私を苦しめた父の暴言が、笑いに変わる

平本さん:
ここからは、お父さんの言葉を
笑いに変えていきますね。

志村ケンさんみたいに、
高い声で早口で、
3倍速の動画をイメージしてください。

お父さんに言われた言葉が
キャキャキャ!と流れる感じです

私:
え、急に志村ケン!?
(ちょっと平本さん面白すぎるんですけどw)

お前には才能がない!
うちにはこんなお金はない!!
 飽きっぽいだろすぐ辞めるだろ!!!
 どうしてお前は人がやっていることをすぐ羨ましがるんだ!!!!

(すごい、父の言葉が志村ケンに聞こえる)

平本さん:
志村ケンの次は、
超スローモーションで
ゆっくり聞こえます。

お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!
飽きっぽい〜だ〜ろ〜す〜ぐ〜辞める〜だ〜ろ〜!!!
ど〜う〜し〜て〜お前は〜人が〜やっていること〜をす〜ぐ〜羨ましがるんだ〜〜〜!

平本さん:
それでは、次に志村ケンと
ゆっくりのコーラスバージョンで聞こえてきます

お前には才能がない!
うちにはこんなお金はない!!
お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!
飽きっぽいだろすぐ辞めるだろ!!!
 どうしてお前は人がやっていることをすぐ羨ましがるんだ!!!!
飽きっぽい〜だ〜ろ〜す〜ぐ〜辞める〜だ〜ろ〜!!!
お前には才能がない!
ど〜う〜し〜て〜お前は〜人が〜やっていること〜をす〜ぐ〜羨ましがるんだ〜〜〜!
うちにはこんなお金はない!!
飽きっぽいだろすぐ辞めるだろ!!!
お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!

私:
ええええええ(笑)
(これ、笑っていいやつ?)

平本さん:
ナミさん、今どんな気持ちですか?

私:
そんなことない!!!笑
お父さん何言ってんの!


徐々に壊れる私のブロック

平本さん:
身体の引っ張りはほぐれそうですか?

私:
はい!ちょっと一歩前に出れる気がしました。

平本さん:
どんなことができそうですか?

私:
インスタの発信をやろうかな。
ホームページも作りたいと思います。

平本さん:
でもまた、ナミさんの後ろから
志村ケンとゆっくりコーラスが聞こえてきます....。

うちにはこんなお金はない!!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!
うちにはこんなお金はない!!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!
うちにはこんなお金はない!!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!
うちにはこんなお金はない!!
う〜ち〜に〜は〜こ〜ん〜な〜お〜金〜は〜な〜い!!

私:
いやいや!自分のお金でやるんだからいいよね。
自由にさせてよ!

今働いて収入があるうちに
なるべく準備できることはしておこう!

平本さん:
例えば、年内中に
どんな準備をしておきましょうかね?

私:
パーソナルスタイリストの資格を取ったので
スタイリストであり続ける宣言をし続けます!!

平本さん:
でも、それを宣言しようとすると、
またお父さんの声が聞こえてきちゃうんです。

お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
お前には才能がない!
お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
お前には才能がない!
お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
お前には才能がない!
お〜前〜に〜は〜才〜能〜が〜な〜い!
お前には才能がない!

私:
ちょちょちょちょ!
子供の頃の私と今は全然違うし
なんでそれを引っ張るの?

お父さん、私のことを
全然理解していないだけじゃん。


ベリベリ。トラウマの鎧が剥がれ落ちた瞬間

平本さん:
じゃあ気にせず次の一歩を発信し続けると?

私:
会社勤めで副業は申請が必要なので
まずは上司に相談して副業を許可します。

そしてモニター価格からでもいいので
「スタイリストナミ」のサービスを
体験してもらいたいと思いました!!!

平本さん:
いいですねー!
ナミさんは5年も学ばれて
知識経験、スキルも豊富だから
売れている自分を想像してください。

どんな言葉をお客さんたちに
にかけてもらっていますか?

私:
ナミさんのおかげで、
鏡に映る自分が好きになりました!

自分では選ばない洋服を選んでもらって
自分に自信がつきました

プロに選んでもらうと、
安心して堂々と街を歩けます!

周りから、その服お似合いですね!
と褒められることが増えました。

おしゃれすると、足取りが軽くなって
行動できるようになったんです!

綺麗になると、旦那の機嫌が良くなって
家のことを手伝ってくれるようになりました

(あー幸せ!!!)

平本さん:
今日の宿題は、ナミさんがお客様から言われて
嬉しい言葉を書き出してみてください。

ナミさんのおかげで、
鏡に映る自分が好きになりました!

自分では選ばない洋服を選んでもらって
自分に自信がつきました

プロに選んでもらうと、
安心して堂々と街を歩けます!

周りから、その服お似合いですね!
と褒められることが増えました。

おしゃれすると、足取りが軽くなって
行動できるようになったんです!

綺麗になると、旦那の機嫌が良くなって
家のことを手伝ってくれるようになりました

平本さん:
改めてお客様の声を聞いてみて
どんな気持ちですか?

私:
めっちゃ理想!!!!!

平本さん:
そうなんですよ!

繰り返しになっちゃうけど
今日の宿題は未来のお客様から
言ってもらって嬉しいことを
とにかくいっぱい書き出すこと。

そして、ナミさんの頭の後ろにあるのは
お父さんの声ではなく、
お客様から言われた嬉しい言葉。

ナミさんの頭の後ろから、
ほらまた感謝の言葉が聞こえて来ますよ。

ナミさんのおかげで、
鏡に映る自分が好きになりました!

自分では選ばない洋服を選んでもらって
自分に自信がつきました

プロに選んでもらうと、
安心して堂々と街を歩けます!

周りから、その服お似合いですね!
と褒められることが増えました。

おしゃれすると、足取りが軽くなって
行動できるようになったんです!

綺麗になると、旦那の機嫌が良くなって
家のことを手伝ってくれるようになりました

平本さん:
どうですか?

私:
前に進みたくなりますね
平本さんとお話して30分も立ってないのに

心のブロックというか
私を蝕んでいたものが
スーッとなくなりました。

私、小さなことに悩んでいたんだって
ことに気づきました。


パラダイムシフト。嫉妬が応援に変わるとき

ふぅ......。

カウンセリングサロンから
家についたのは深夜23時過ぎ。

表参道から電車に乗っている時も
お客さんに言われた言葉が
脳内をグルグルと回って

冷房が効いている車内でも
身体がポカポカと汗ばんでいた私。

家に帰ると早速、ノートを開いて
今日の宿題の未来のお客様から
言ってもらって嬉しいことを書き出しました。

朝から出勤して
身体は疲れているはずなのに
心と脳は水を得た魚のように元気いっぱい。

日付が変わった後も
余韻に浸っていました。

そして翌朝、
ちょっぴり疲れた身体を無理やり起こして
会社に行く準備をして家を出ます。

ガタンゴトン...。
家から会社までは電車で30分。

運良く座れたので、
電車の中でインスタの発信をしようと思い
インスタグラムを開きました。

すると!私よりも後に入ったけど
稼いでいる女性(旧:ムカつく女)の
投稿が飛び込んできました。

このデザインかわいいね。
この表現わかりやすい
なるほど、インスタの最後に宣伝するのね
毎日投稿頑張ってるねぇ
私も見習わないとな!

今までは、イラっとした気持ちで
無意識にいいね!押していた投稿も
まじまじと見れるようになり、

初めて、心からのいいね!を
押すことができたのです。


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