言いたいことが言えません...
会社の会議や旦那
義理の両親の前で、
本音を言えずに
自分の中にグッと押し込めてしまった…
そんな経験、あなたにはありませんか?
自分の意見を言いたいんだけど
言ったら言ったで、
何か言われそうだし
私が意見したところで
何も変わらないし
意見を言って嫌われるくらいなら
私が我慢して相手に合わせた方が楽。
だから、私はでしゃばらずに
自分を押し込めて周りに合わせよう…
自分さえ我慢したら周りに迷惑かけない
そんな風に、自分の本音を
封印するのが癖になっている方も
少なくないと思います。
特に女性は、、、
私さえ我慢したら家族が幸せになる
自分のことよりも
家族を優先しがち
ではないでしょうか?
仕事でも黙っておいた方がスムーズに場が収まる
私もそう、、
特に最近は職場で言いたいことを
言えずに悩んでます。
看護師の責任者をしている私。
経営会議にも参加させてもらうので、
看護師のみんなを代表して
現場の意見を言いたい!
部下のみんながもっと
働きやすくなるように
そして患者様に喜ばれるように
自分の意見も言いたい
と思っているものの、
経営会議では、
先生や院長に対して何も言えない自分が
惨めに思っている今日この頃。
うーーーん
あーーーー
なんとかならないかな….
そんなモヤモヤを解決するため、
平本あきおさんの「カウンセリングサロン」に
お邪魔したのでした。
本音で話してもジャッジされない、カウンセリングサロン
初めて会ったばかりなのに、
まるで昔から私のことを
知ってくださってるみたい。
平本さんにお会いして数秒も経たないうちに、
「なんでも話していいんだ!」と安心した私。
今の現状を丁寧に、
深掘りして聞いてくださる平本さんに
今の現状を全てお話ししました。
すると平本さんは、
と問い投げかけてくださいました。
10歳の時に、母が亡くなりました
「お母さん、行かないで….」
私が小学校4年生の時に
最愛だった母親が他界しました。
元々身体が弱く、入退院を繰り返していた母親が
痛みに苦しみながら目を瞑った瞬間は
今でも忘れることができません。
当時10歳の私と、
まだ小さい弟が2人。
3人兄弟の私たちと
父親は取り残されました。
急に告げられた、父親から「再婚する」の一言
母が他界して1年経過したある日、
家族みんなで畑仕事をしていた
夕暮れ時の出来事です。
草むしりをしていた私の横に
おもむろにしゃがんできた父。
お父さん、再婚することにした。
だから、これから来る女性のことを嘘でもいいから「お母さん」と呼んでほしい。
え!再婚??????
だってまだお母さんが亡くなって
1年も経ってないじゃない!
あまりの急な話に
ショックを隠しきれない私。
言いたいことはたくさんあったけど、
お父さんになんと言われるか怖くて
お父さんに嫌われるのが怖くて
お父さんに捨てられるのが怖くて
う、、、うん。分かった。
と、曖昧な返事をしたのを
今でも覚えています。
すると平本さんは、
「畑仕事をしてる時、お父さんの声は
右左前後、どこから聞こえましたか?」
と、質問してくれ、
当時の様子を再現してくれました。
蘇る11歳の時の記憶….父親に捨てられるのが怖く、言いたいことを封印した時の瞬間
平本さんの声かけで、
当時11歳の時の感情を思い切り
吐き出した私。
すると平本さんは、
今、お父さんへの気持ちを出してみて
どれが一番嫌ですか?
と一言。
すかさず私は、
「あんなに苦しいって言ってたのに
お母さんが可哀想すぎる!!!
なんでお父さんは、
自分の事しか考えないの?」
と、答えました。
怒りの感情を吐き出して初めて分かる、当時の父の気持ち
当時の気持ちを一回全部吐き出して、
みると、父の気持ちも少しわかるような気がします。
私も今、当時の父と近い年齢になり
子どもにも恵まれたので尚更。
確かに、男の人ひとりで
3人の小さい子どもを育てるのは大変。
それに、子どもたちのためにも、
父のためにも再婚したい気持ちも
今なら分かったような気がします。
でも、、、、
当時の私は小学校5年生。
当然ながら子育ても仕事も
全く経験がなかったので、
父の気持ちが理解できませんでした。
でも、父にはまだ怒っていて、
11歳の私にも分かるように再婚する理由とか
ちゃんと伝えて欲しかったな….
父は今は亡くなってますが
今でもその怒りは消えません。
すると平本さんはがこう言いました。
目の前にお父さんがいると思ってこう伝えてみてください。
平本さんは続けます。
今だったらそう言えますね。
さあ!目の前にお父さんがいるのを想像して。
まずは、こんな風に
お父さんに言ってみようか。
もうお気づきかもしれないけど、
お父さんもどうしていいか
分からなかったんです。
でも、今おっしゃっていただいたみたいに
こんな風に言われたら、
お父さんはどうでしょう?
伝え方一つで分かち合える。封印された「愛」
ねえお父さん、事情教えてもらっていい?
教えてくれなかったらお母さんの事
蔑ろにされたって思っちゃうから
弟たちも心配するから
なんで再婚するか事情を
教えてもらっていい?
お父さんはなんて言うかな?
平本さんの問いかけで
ハッと気づいた私。
もし、後者の言い方をしてたら
お父さんはきっと、
って、言ってくれたはず。
だってお父さんもいっぱいいっぱいで
どうしていいか分からなかったんだよね。
お母さんのことも忘れない?
私たちのことも蔑ろにしない?
私たちのことを愛してくれる?
私が言いたかった事が
亡き父に伝わった気がして、
今まで抱えていたモヤモヤや心残りの事が
消えていった気がしたのでした。
カウンセリングコーチングのプロが読み解く、トラウマがもたらす弊害の真実
平本さんは、今の私の気持ちを
こう解説してくださいました。
はい!
平本さんの優しい問いかけに
今まで重ねてきた何かがバラバラバラと
剥がれ落ちる感覚を感じたのです。
今だから分かる、言いたい事が言えずに苦しんでいる少女の気持ち
そして平本さんは続けます。
「寂しかったね、辛かったね。
事情はよく分からないけど大丈夫だよ!
お父さんに嫌われないよ。
ちょっと工夫するだけで伝えられるから
なんて言うか一緒に考えてみようか」
今の私だったら、
過去の私に声をかけてあげる事ができるはず!
ちゃんと工夫したら
伝えられるから大丈夫。
昔の自分を客観的に
見てるような気持ちになって、
絶対に彼女を助けたい使命感のような
気持ちになったのでした。
平本さんは、続けます。
さあ、立ち上がって。
今度は今にフォーカスしてみましょう。
冒頭で、職場の人間関係に悩んでいると
お話しされましたよね。
過去のトラウマを克服して初めて、根本から悩みが解決されました
職場でも言いたい事を言ったら
嫌われるんじゃないかと、
言いたいことを押し込めていましたよね。
こんな風に伝えてみてください
平本さんの言葉を、
そのまま音読した私。
あれ、なんだろうこの感覚。
変な気持ちが一切なく、
言いたいことをそのまま言えた。
言っても罪悪感がなく
むしろ言った方が喜ばれる。
そんな気持ちになったんです。
そして、ふと、亡き父の顔が頭に浮かびました。
頑張れよ!!
まるで、父が応援してくれている
天からのメッセージのように感じました。